1983年の自転車競技
主なできごと
編集- 中野浩一、スイス・チューリッヒで行われた世界選手権・プロスクラッチ決勝において、ヤーヴェ・カールを2-0で下し、同大会同種目7連覇を達成。ジェフ・シェーレンと並んでいた連覇記録を更新した。
- ジュニア世界選手権自転車競技大会・男子スクラッチ(現 男子スプリント)で、清家孝志(当時 松山聖陵高等学校)が日本人選手として同大会初の優勝を果たした。
- 故障のため欠場したベルナール・イノーの代役としてツール・ド・フランスに出場したローラン・フィニョンが、同レース初出場で総合優勝を果たす。
- ウース・フローラー、世界選手権プロポイントレースで3連覇を達成し、プロケイリンでも優勝。
- 中野浩一が史上最多となる6度目の賞金王の座に就いた。
- 競輪の新番組制度、競輪プログラム改革構想(通称:KPK)が4月より実施され、選手のクラス分けは、スター級(S級)を最上位とする、3層9班制となる。また、デビュー後4ヶ月間は同期同士での対戦に限定して行われる新人リーグ(B級扱い)が、日本競輪学校第51期生から導入された。
主な成績
編集ロードレース
編集- ブエルタ・ア・エスパーニャ:4月19日〜5月8日
- ジロ・デ・イタリア:5月12日〜6月5日
- 総合優勝:ジュゼッペ・サロンニ( イタリア、デル・トンゴ) 100時間45分30秒
- ポイント賞:ジュゼッペ・サロンニ( イタリア)
- 山岳賞:ルシアン・ファン・インプ( ベルギー)
- ツール・ド・フランス:7月1日〜7月24日
- 総合優勝:ローラン・フィニョン( フランス、ルノー・ジタヌ) 105時間7分52秒
- ポイント賞:ショーン・ケリー( アイルランド)
- 山岳賞:ルシアン・ファン・インプ( ベルギー)
- 世界選手権・プロロードレース:9月4日、 スイス・アルテンライン
- ミラノ〜サンレモ:3月19日
- 優勝:ジュゼッペ・サロンニ( イタリア)
- ロンド・ファン・フラーンデレン:4月3日
- パリ〜ルーベ:4月10日
- リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ:4月17日
- 優勝:スティーヴン・ロークス( オランダ)
- ジロ・ディ・ロンバルディア:10月15日
- スーパープレスティージュ
トラックレース
編集世界選手権自転車競技大会
編集→「世界選手権自転車競技大会トラックレース1983」を参照
競輪
編集- 日本選手権競輪:決勝日・3月22日 前橋競輪場
- 高松宮杯競輪:決勝日・6月7日 大津びわこ競輪場
- オールスター競輪:決勝日・9月27日 いわき平競輪場
- 競輪祭:競輪王戦決勝日・11月23日、新人王戦決勝日・11月21日 小倉競輪場
- 賞金王:中野浩一(福岡) - 109,093,600円
シクロクロス
編集誕生
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死去
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関連項目
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