1966年全仏選手権 (テニス)
1966年 全仏選手権(1966ねんぜんふつせんしゅけん、Internationaux de France de Roland-Garros 1966)は、フランス・パリにある「ローランギャロス・スタジアム」にて、1966年5月23日から6月5日にかけて開催された。
大会の流れ
編集- 男子シングルスは「120名」の選手による7回戦制、女子シングルスは「91名」の選手による7回戦制で行われた。シード選手は男子・女子ともに16名。男子は第1・第2シードを含む8名の選手、女子は37名の選手に「1回戦不戦勝」(抽選表では“Bye”と表示)があった。
- 女子のシード選手は、1回戦から出場した人と、2回戦から登場した人のばらつきがあった。2回戦から登場した選手が初戦敗退の場合は「2回戦=初戦」と表記する。
シード選手
編集男子シングルス
編集- フレッド・ストール (ベスト8)
- ロイ・エマーソン (ベスト8)
- トニー・ローチ (初優勝)
- ニコラ・ピエトランジェリ (3回戦)
- ジョン・ニューカム (3回戦)
- デニス・ラルストン (4回戦)
- クリフ・リッチー (3回戦)
- クリフ・ドリスデール (ベスト4)
- ピエール・ダーモン (4回戦)
- フランソワ・ジョフレー (ベスト4)
- マーティン・マリガン (3回戦)
- トーマス・コッホ (3回戦)
- マイケル・サングスター (2回戦)
- フアン・ヒスベルト (4回戦)
- ヤイディプ・ムカジー (4回戦)
- トム・オッカー (4回戦)
女子シングルス
編集- マーガレット・スミス (ベスト4)
- マリア・ブエノ (ベスト4)
- アン・ヘイドン=ジョーンズ (優勝、5年ぶり2度目)
- アネッテ・バン・ジル (ベスト8)
- ナンシー・リッチー (準優勝)
- キャロル・グレーブナー (1回戦、不戦敗)
- ジュディ・テガート (4回戦)
- エダ・ブディング (4回戦)
- ラケル・ジスカフレ (2回戦=初戦)
- フランソワーズ・デュール (ベスト8)
- マリーナ・ゴッドウィン (3回戦)
- ヘルガ・シュルツェ (ベスト8)
- イトカ・ボラフコワ (3回戦)
- ロビン・エバーン (1回戦、不戦敗)
- ゲイル・シェリフ (4回戦)
- グレンダ・スワン (4回戦)
大会経過
編集男子シングルス
編集準々決勝
- クリフ・ドリスデール vs. フレッド・ストール 1-6, 6-4, 6-2, 11-9
- イシュトヴァン・グヤーシュ vs. ケン・フレッチャー 7-5, 6-2, 6-3
- トニー・ローチ vs. アレックス・メトレベリ 5-7, 6-3, 6-1, 7-5
- フランソワ・ジョフレー vs. ロイ・エマーソン 1-6, 6-3, 6-4, 4-6, 6-4
準決勝
- イシュトヴァン・グヤーシュ vs. クリフ・ドリスデール 6-4, 2-6, 7-9, 6-2, 6-3
- トニー・ローチ vs. フランソワ・ジョフレー 6-3, 6-4, 6-4
女子シングルス
編集準々決勝
- マーガレット・スミス vs. ジュリー・ヘルドマン 6-2, 6-2
- ナンシー・リッチー vs. アネッテ・バン・ジル 3-6, 6-3, 6-2
- アン・ヘイドン=ジョーンズ vs. ヘルガ・シュルツェ 6-4, 6-4
- マリア・ブエノ vs. フランソワーズ・デュール 3-6, 6-4, 6-4
準決勝
- ナンシー・リッチー vs. マーガレット・スミス 6-1, 6-3
- アン・ヘイドン=ジョーンズ vs. マリア・ブエノ 4-6, 8-6, 6-3
決勝戦の結果
編集- 男子シングルス: トニー・ローチ vs. イシュトヴァン・グヤーシュ 6-1, 6-4, 7-5
- 女子シングルス: アン・ヘイドン=ジョーンズ vs. ナンシー・リッチー 6-3, 6-1
- 男子ダブルス: クラーク・グレーブナー& デニス・ラルストン vs. イリ・ナスターゼ& イオン・ティリアック 6-3, 6-3, 6-0
- 女子ダブルス: マーガレット・スミス& ジュディ・テガート vs. ジル・ブラックマン& フェイ・トイン 4-6, 6-1, 6-1
- 混合ダブルス: フルー・マクミラン& アネッテ・バン・ジル vs. クラーク・グレーブナー& アン・ヘイドン=ジョーンズ 1-6, 6-3, 6-2
外部リンク
編集先代 1966年オーストラリア選手権 (テニス) |
テニス4大大会 1966年 |
次代 1966年ウィンブルドン選手権 |
先代 1965年全仏選手権 (テニス) |
全仏オープン 1966年 |
次代 1967年全仏選手権 (テニス) |