1927年全仏選手権 (テニス)
(1927年全仏テニス選手権から転送)
1927年 全仏選手権(1927ねんぜんふつせんしゅけん、Internationaux de France de Roland-Garros 1927)に関する記事。フランス・パリにある「スタッド・ローラン・ギャロス」にて開催。
大会の流れ
編集- 男子シングルスは「75名」の選手による7回戦制で行われた。11人の選手を絞り落とすため、1回戦は11試合を実施し、他の53名は2回戦から出場した。
- 男子シングルスのシード選手は16名であったが、第11シード・第12シード・第13シードの3人は1回戦から出場した。他のシード選手が初戦敗退した場合は「2回戦=初戦」と表記する。
- 女子シングルスは「40名」の選手による6回戦制で行われた。8人の選手を絞り落とすため、1回戦は8試合を実施し、他の24名は2回戦から出場した。シード選手では、第5・第6シードが1回戦から出場した。
シード選手
編集男子シングルス
編集- ルネ・ラコステ (優勝、2年ぶり2度目)
- アンリ・コシェ (ベスト4)
- ビル・チルデン (準優勝)
- ジャン・ボロトラ (4回戦)
- フランシス・ハンター (3回戦)
- ルイス・レイモンド (ベスト8)
- ベラ・フォン・ケーリング (4回戦)
- ジャック・ブルニョン (ベスト8)
- ニコラス・ミシュー (4回戦)
- オットー・フロイツハイム (ベスト8)
- スリー・クリシュナ・プラサーダ (4回戦)
- キーツ・レスター (4回戦)
- パトリック・スペンス (ベスト4)
- シャルル・エシュリマン (4回戦)
- ヘンドリク・ティマー (4回戦)
- スタニスワフ・チェトヴェルティンスキ (4回戦)
女子シングルス
編集- マルグリット・ブロクディス (ベスト8)
- リリ・デ・アルバレス (ベスト8)
- コルネリア・ボウマン (初優勝)
- アイリーン・ピーコック (準優勝)
- シリー・アウセム (ベスト8)
- スザンヌ・ディーブ (3回戦)
- フィービ・ワトソン (3回戦)
- アイリーン・ベネット (ベスト4)
大会経過
編集男子シングルス
編集準々決勝
- ルネ・ラコステ vs. ジャック・ブルニョン 6-4, 6-4, 5-7, 6-3
- パトリック・スペンス vs. アントワーヌ・ジェンシアン 6-2, 3-6, 6-4, 6-3
- ビル・チルデン vs. ルイス・レイモンド 5-7, 6-2, 8-6, 6-3
- アンリ・コシェ vs. オットー・フロイツハイム 6-1, 6-1, 6-4
準決勝
- ルネ・ラコステ vs. パトリック・スペンス 6-1, 6-3, 6-2
- ビル・チルデン vs. アンリ・コシェ 9-7, 6-3, 6-2
女子シングルス
編集準々決勝
- アイリーン・ベネット vs. マルグリット・ブロクディス 4-6, 6-2, 6-2
- アイリーン・ピーコック vs. シリー・アウセム 4-6, 6-2, 6-4
- コルネリア・ボウマン vs. ビリー・タプスコット 6-2, 6-0
- ボビー・ハイネ vs. リリ・デ・アルバレス 3-6, 7-5, 7-5
準決勝
- アイリーン・ピーコック vs. アイリーン・ベネット 5-7, 6-1, 9-7
- コルネリア・ボウマン vs. ボビー・ハイネ 5-7, 6-4, 6-3
決勝戦の結果
編集- 男子シングルス: ルネ・ラコステ vs. ビル・チルデン 6-4, 4-6, 5-7, 6-3, 11-9
- 女子シングルス: コルネリア・ボウマン vs. アイリーン・ピーコック 6-2, 6-4
- 男子ダブルス: アンリ・コシェ& ジャック・ブルニョン vs. ジャン・ボロトラ& ルネ・ラコステ 2-6, 6-2, 6-0, 1-6, 6-4
- 女子ダブルス: アイリーン・ピーコック& ボビー・ハイネ vs. ペギー・ソーンダース& フィービ・ワトソン 6-2, 6-1
- 混合ダブルス: ジャン・ボロトラ& マルグリット・ブロクディス vs. ビル・チルデン& リリ・デ・アルバレス 6-4, 2-6, 6-2
外部リンク
編集先代 1927年オーストラリア選手権 (テニス) |
テニス4大大会 1927年 |
次代 1927年ウィンブルドン選手権 |
先代 1926年全仏選手権 (テニス) |
全仏オープンテニス 1927年 |
次代 1928年全仏選手権 (テニス) |