1928年全仏選手権 (テニス)
1928年 全仏選手権(1928ねんぜんふつせんしゅけん、Internationaux de France de Roland-Garros 1928)に関する記事。フランス・パリにある「スタッド・ローラン・ギャロス」にて開催。
大会の流れ
編集- 男子シングルスは「70名」の選手による7回戦制で行われ、シード選手は16名であった。6人の選手を絞り落とすため、1回戦は6試合を実施し、他の58名は2回戦から出場した(シード選手は含まず)。男子のシード選手が初戦敗退の場合は「2回戦=初戦」と表記する。
- 女子シングルスは「43名」の選手による6回戦制で行われ、シード選手は8名であった。1回戦は11試合を実施し(第5・第6シードを含む)、他の21名は2回戦から出場した。他のシード選手が初戦敗退の場合は「2回戦=初戦」と表記する。
シード選手
編集男子シングルス
編集- ルネ・ラコステ (準優勝)
- フランシス・ハンター (4回戦)
- エドゥアルド・ボロトラ (3回戦)
- モハメド・スリーム (4回戦)
- コリン・グレゴリー (3回戦)
- ヘンドリク・ティマー (2回戦=初戦)
- ロナルド・ボイド (ベスト8)
- ジャック・クロフォード (ベスト8)
- ナイジェル・シャープ (3回戦)
- ノーマン・ブルックス (2回戦=初戦)
- ジェラルド・パターソン (4回戦)
- ギレルモ・ロブソン (4回戦)
- ジャック・ブルニョン (ベスト8)
- ハリー・ホップマン (2回戦=初戦)
- アンリ・コシェ (優勝、2年ぶり2度目:国際大会化後)
- フランツ・マテイカ (4回戦)
女子シングルス
編集- ヘレン・ウィルス (初優勝)
- スザンヌ・ディーブ (2回戦=初戦)
- コルネリア・ボウマン (ベスト4)
- ダフネ・アクハースト (ベスト8)
- エリザベス・マックレディ (2回戦)
- リリ・デ・アルバレス (1回戦)
- マルグリット・ブロクディス (3回戦)
- アイリーン・ベネット (準優勝)
大会経過
編集男子シングルス
編集準々決勝
- ルネ・ラコステ vs. ジャック・クロフォード 6-0, 6-1, 7-5
- ジョン・ホークス vs. ジャック・ブルニョン 4-6, 3-6, 6-3, 6-3, 6-4
- ジャン・ボロトラ vs. クリスチャン・ボッサス 6-1, 3-6, 7-5, 6-3
- アンリ・コシェ vs. ロナルド・ボイド 7-5, 6-4, 6-2
準決勝
女子シングルス
編集準々決勝
- ヘレン・ウィルス vs. ロリン・コカーク 6-2, 6-0
- クリストベル・ハーディー vs. ダフネ・アクハースト 10-8, 6-2
- コルネリア・ボウマン vs. ジャンヌ・ボサール 6-0, 6-0
- アイリーン・ベネット vs. ペネロペ・アンダーソン 6-3, 7-9, 7-5
準決勝
- ヘレン・ウィルス vs. クリストベル・ハーディー 6-1, 6-1
- アイリーン・ベネット vs. コルネリア・ボウマン 6-2, 8-6
決勝戦の結果
編集- 男子シングルス: アンリ・コシェ vs. ルネ・ラコステ 5-7, 6-3, 6-1, 6-3
- 女子シングルス: ヘレン・ウィルス vs. アイリーン・ベネット 6-1, 6-2
- 男子ダブルス: ジャン・ボロトラ& ジャック・ブルニョン vs. アンリ・コシェ& ルネ・ド・ブゼレー 6-4, 3-6, 6-2, 3-6, 6-4
- 女子ダブルス: アイリーン・ベネット& フィービ・ワトソン vs. スザンヌ・ディーブ& シルビア・ラフォリー 6-0, 6-2
- 混合ダブルス: アンリ・コシェ& アイリーン・ベネット vs. フランシス・ハンター& ヘレン・ウィルス 3-6, 6-3, 6-3
外部リンク
編集先代 1928年オーストラリア選手権 (テニス) |
テニス4大大会 1928年 |
次代 1928年ウィンブルドン選手権 |
先代 1927年全仏選手権 (テニス) |
全仏オープンテニス 1928年 |
次代 1929年全仏選手権 (テニス) |