1920年のワールドシリーズ
1920年のワールドシリーズ(1920ねんのワールドシリーズ)は、1920年10月5日から10月12日まで行われたメジャーリーグのワールドシリーズである。
1920年のワールドシリーズ | |||||||
| |||||||
シリーズ情報 | |||||||
試合日程 | 10月5日 - 10月12日 | ||||||
殿堂表彰者 | スタン・コベレスキ(CLE) ジョー・シーウェル(CLE) トリス・スピーカー(CLE) ウィルバート・ロビンソン(BRO/監督) ルーブ・マーカード(BRO) ザック・ウィート(BRO) | ||||||
チーム情報 | |||||||
クリーブランド・インディアンス(CLE) | |||||||
監督 | トリス・スピーカー(選手兼任) | ||||||
シーズン成績 | 98勝56敗 | ||||||
| |||||||
ブルックリン・ロビンス(BRO) | |||||||
監督 | ウィルバート・ロビンソン | ||||||
シーズン成績 | 93勝61敗 | ||||||
ワールドシリーズ
|
概要
編集第17回ワールドシリーズ。アメリカンリーグは初出場のクリーブランド・インディアンスとナショナルリーグは5年ぶり出場のブルックリン・ロビンスとのどちらが勝っても初優勝となる対戦となった。結果は5勝2敗でクリーブランド・インディ アンスが初優勝。
主な出来事
編集- この年のアメリカンリーグ奪三振王であったスタン・コベレスキが3戦に登板しいずれも完投勝利、ブルックリンに合計で2点しか与えない快投を見せ、インディアンスをシリーズ制覇に導いた。
- 第5戦の5回に、インディアンスの二塁手ビル・ワムズガンスが、ワールドシリーズでは唯一の例となる「無補殺三重殺」を完成させている。
- 第1回ワールドシリーズの頃からあるがワールドシリーズで優勝していないチーム同士の対戦はこれが史上最後である。この次にどちらが勝っても初優勝となる対戦は60年後のワールドシリーズまでない。
試合結果
編集第1戦 10月5日
編集第2戦 10月6日
編集1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
インディアンス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 1 |
ロビンス | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | X | 3 | 7 | 0 |
- 勝利:バーリー・グライムス(1-0)
- 敗戦:ジム・バグビー(0-1)
- 本塁打
CLE:なし
BRO:なし - 観客動員数 22,559人
第3戦 10月7日
編集1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
インディアンス | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 1 |
ロビンス | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 2 | 6 | 1 |
- 勝利:シェリー・スミス(1-0)
- 敗戦:レイ・コールドウェル(0-1)
- 本塁打
CLE:なし
BRO:なし - 観客動員数 25,088人