龍宝寺 (台東区蔵前)
東京都台東区蔵前にある寺院
龍宝寺(りゅうほうじ)は、東京都台東区にある天台宗の寺院。なお、約200メートル北の同区寿にも同名の寺がある。この寺は浄土宗の寺院である。かつての旧地名では、両寺とも「栄久町」であったことから、混同を避けるため、当寺は宗派名を冠し「天台龍宝寺」とも呼ばれている。
龍宝寺 | |
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所在地 | 東京都台東区蔵前4-36-7 |
位置 | 北緯35度42分21.6秒 東経139度47分19.4秒 / 北緯35.706000度 東経139.788722度座標: 北緯35度42分21.6秒 東経139度47分19.4秒 / 北緯35.706000度 東経139.788722度 |
山号 | 金剛山 |
院号 | 薬王院 |
宗派 | 天台宗 |
本尊 | 如意輪観世音菩薩 |
創建年 | 慶長4年(1599年) |
開山 | 豪海 |
別称 | 天台龍宝寺、川柳寺 |
法人番号 | 8010505000552 |
歴史
編集1599年(慶長4年)、豪海によって開山された。豪海は慈眼大師天海の法兄にあたる僧侶である。元々は神田駿河台に位置していたが、後に現在地に移転した[1]。
かつては約3,000坪の境内を有する大寺院であったが、次第に寺運衰微し、特に明治以降は大幅に境内を縮小し、現在に至っている[2]。
本尊は如意輪観世音菩薩である。豪海が宇治平等院から請来したものという。現在は秘仏となっており、40年に一度開帳が行われる[2]。
文化財
編集- 初代柄井川柳墓(東京都旧跡 昭和30年3月28日指定)[3]
交通アクセス
編集脚注
編集参考文献
編集- 東京市浅草区 編『浅草区誌 下巻』文会堂書店、1914年