黒いジャガー
『黒いジャガー』(原題: Shaft)は、1971年に公開されたアメリカ合衆国のアクション映画。
黒いジャガー | |
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Shaft | |
ポスターのロゴ(1971) | |
監督 | ゴードン・パークス |
脚本 |
アーネスト・タイディマン ジョン・D・F・ブラック |
出演者 | リチャード・ラウンドトゥリー |
音楽 | アイザック・ヘイズ |
主題歌 | Theme from Shaft |
撮影 | アース・ファーラー |
配給 | メトロ・ゴールドウィン・メイヤー |
公開 |
1971年7月2日 1972年4月8日 |
上映時間 | 100分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $1,125,000 |
興行収入 | $12,121,000 |
次作 | 黒いジャガー/シャフト旋風 |
犯罪の多発するニューヨークを舞台に、黒人私立探偵ジョン・シャフトが活躍する。1960年代から1970年代にかけて多数製作された、ブラック・パワー・ムービー(黒人パワーを肯定的に捉え、黒人の観客層にアピールする映画)の中でも中心的な評価を受けている作品である。
特に、監督ゴードン・パークスから、主演のリチャード・ラウンドツリー以下スタッフのほとんどを黒人で固めていることも注目される。また、アイザック・ヘイズが作詞作曲した「黒いジャガーのテーマ」が全米1位を記録し、アカデミー歌曲賞を受賞した。
『黒いジャガー/シャフト旋風』、『黒いジャガー/アフリカ作戦』の2本の続編があり、1973年にはTVシリーズも製作されている。
あらすじ
この節の加筆が望まれています。 |
NYの黒人私立探偵シャフトは、ある日2人組の手荒い訪問を受ける。彼らはハーレムのボス・バンピーの手下だった。バンピーはシャフトに誘拐された娘の救出を依頼する。誘拐が黒人過激組織の仕業だとバンピーから聞かされたシャフトは、旧知の過激組織のボス・ベンと面会する。そこを謎の集団に襲われ、やっとの思いで難を逃れた。娘を誘拐したのは、バンピーがなわばりを荒らしたマフィアの仕業だった。シャフトとベンは、多額の報酬で娘の奪還を請け負い、マフィアのアジトに乗り込んでいく。
キャスト
- リチャード・ラウンドトゥリー:ジョン・シャフト(吹き替え:坂口芳貞)
- モーゼス・ガン:バンピー
- チャールズ・シオフィ:ヴィク
- クリストファー・セント・ジョン:ベン
- ドリュー・バンディーニ・ブラウン
- ローレンス・プレスマン:トム・ハノン軍曹
- アントニオ・ファーガス
- グウェン・ミッチェル:エリー
スタッフ
- 監督:ゴードン・パークス
- 製作:ジョエル・フリーマン
- 原作:アーネスト・タイディマン
- 脚本:アーネスト・タイディマン、ジョン・D・F・ブラック
- 撮影:アース・ファーラー
- 音楽:アイザック・ヘイズ
関連作品
- シャフト (2000) - サミュエル・L・ジャクソン主演のリメイク。
- シャフト(2019)- 上記作品の続編
関連項目
- ダリウス・ジェームズ:自著でこの映画がブラックスプロイテーションの始まりだと主張