鳥取市気高循環バス
鳥取市気高循環バス(とっとりしけたかじゅんかんバス、通称:ときめき号)とは、鳥取県鳥取市気高町・鹿野町で運行するコミュニティバス。自家用自動車(白ナンバー)による有償運送である。運行は翼運輸に委託されている。
浜村駅を起点とする、4路線6ルートが運行されている。
概要
編集沿革
編集- 1994年4月1日 日ノ丸自動車瑞穂線の廃止により、旧気高町が無料福祉バスを運行開始。
- 2003年6月1日 運行区域を拡大。
- 2006年7月3日 「鳥取市気高循環バス」に再編。同時に有料化。
- 2008年10月1日 日ノ丸自動車逢坂線の廃止により、専用車両を1台増車(鳥取市役所青谷町総合支所で使用されていた自家用小型バスを転用)し、逢坂線を増便・経路変更。同時に運賃を区間制から均一制へ変更[1]。
- 2016年4月1日 日ノ丸自動車河内上光線の廃止により、専用車両を1台増車し、宝木河内線を新設。瑞穂鹿野線と瑞穂上光線を統合し、瑞穂宝木線に変更[2][3]。
- 2019年9月30日 鳥取市と翼運輸が「鳥取市の公共交通の維持・確保に関する連携協定」を締結[4]。
- 2019年10月1日 日本交通の乗務員不足のため、1台の委託先を翼運輸に変更し、日本交通2台・翼運輸1台となる[5]。
- 2020年4月1日 日本交通の乗務員不足のため、残る2台の委託先も翼運輸に変更し、翼運輸3台となる[5]。
各営業所(車庫)所在地
編集現行路線
編集料金は均一制で、大人200円(小学生・障害者等は100円)、幼児は無料。
- (停留所名)は一部の便のみ停車。<停留所名/停留所名>はどちらかを経由。
- 国道9号を除き、原則としてバス停以外でも乗降可能。
- 宝木河内線
- 瑞穂宝木線
- 船磯線
- 浜村駅 → 浜村小学校前 → 下原新田 → 姉ヶ泊(国道) → 船磯下 → 姉ヶ泊(県道) → 下原新田 → 浜村小学校前 → 浜村駅
- 右回りのみ運行。
- 浜村駅 → 浜村小学校前 → 下原新田 → 姉ヶ泊(国道) → 船磯下 → 姉ヶ泊(県道) → 下原新田 → 浜村小学校前 → 浜村駅
- 逢坂線
- 浜村駅 - 八幡 - 睦逢 - 山ノ宮逢坂小学校 - (上殿) - 下石公民館 - 鹿野温泉病院 - <山紫苑前 - 今市/今町> - 鹿野町総合支所 - <今町/今市 - 山紫苑前> - 鹿野温泉病院 - 小別所 - (鷲峰) - 小別所 - 上殿 - 山ノ宮逢坂小学校 - 睦逢 - 八幡 - 浜村駅
- 浜村駅 - 八幡 - 睦逢 - 山ノ宮逢坂小学校 - 上殿 - 南川 - 鹿野町総合支所 - (鹿野学園流沙川学舎) - 南川 - 小別所 - 鷲峰 - 河内
- 浜村駅 - 八幡 - 睦逢 - 山ノ宮逢坂小学校 - 上殿 - 南川 - (鹿野学園流沙川学舎) - 鹿野町総合支所 - 日ノ丸鹿野営業所 - 鬼入道
車両
編集- 小型バス(三菱ふそう・ローザ)3台で運行。
脚注
編集- ^ 自家用有償旅客運送(市町村有償運送)気高循環バス・絹見バスの更新登録について 『平成23年度 第1回鳥取市生活交通会議を開催しました。』(鳥取市都市整備部交通政策室)
- ^ “【案件5】 河内上光線の廃止について” (pdf). 鳥取市役所都市整備部交通政策課. 2018年9月30日閲覧。
- ^ “【案件6】 鳥取市有償運送(気高循環バス)の路線新設・変更について” (pdf). 鳥取市役所都市整備部交通政策課. 2018年9月30日閲覧。
- ^ “「鳥取市の公共交通の維持・確保に関する連携協定」を締結しました”. 鳥取市役所都市整備部交通政策課. 2020年3月28日閲覧。
- ^ a b “令和元年度第4回気高地域振興会議 レジュメ” (pdf). 鳥取市役所気高町総合支所地域振興課. 2020年3月28日閲覧。