高田勇仁

日本のプロボクサー

高田 勇仁(たかだ ゆに、1998年6月10日 - )は、日本プロボクサー埼玉県新座市出身[1]。ライオンズボクシングジム所属。WBA世界ミニマム級2位。第35代日本ミニマム級王者。

高田 勇仁
基本情報
本名 高田 勇仁
階級 ミニマム級
身長 157cm
誕生日 (1998-06-10) 1998年6月10日(26歳)
出身地 埼玉県新座市
プロボクシング戦績
総試合数 26
勝ち 15
KO勝ち 6
敗け 8
引き分け 3
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来歴

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父は日本人、母はフィリピン人[2]。母親の故郷であるフィリピンで生まれ、祖母のもとで育った。

2007年に日本へ移住し、ゆえあって、ずっと離れて暮らしてきた両親と暮らせるようになった。

中学2年の時、カバーレ・ユニとしてU-15大会に出場し、東日本予選決勝で当時中学1年の堤駿斗を破り、全国行きの切符をつかむが、当時中学3年の中谷潤人に敗れた[3]

2015年8月8日のプロデビュー戦は判定勝ち[4]するも、8か月後の試合でプロ初黒星。

2021年4月21日、後楽園ホールで石澤開と日本ミニマム級ユースタイトルマッチを行い、8回0-2(74-78、73-79、76-76)で判定負けを喫し王座獲得に失敗[5]

2021年8月2日、後楽園ホールにて行われた「ホープフルファイトvol.35」で伊佐春輔と日本ユースミニマム級王座決定戦を行い、8回1-2(75-77×2、77-75)で判定負けを喫し王座獲得に失敗[6]

2022年7月9日、八王子エスフォルタ・アリーナにて行われた第44回ファイティング・スピリット・シリーズで伊佐春輔と戦い、1回41秒TKO勝ちをし、約3年ぶりに勝利した。

2022年11月8日、フェニックスバトル94でユース王者である森且貴に5回2分54秒でTKO勝ち。

2023年2月16日、後楽園ホールで元OPBFミニマム級王者小浦翼と日本ミニマム級王座決定戦を行う予定だったが、小浦の計量棄権で中止[7]

2023年4月26日、後楽園ホールにて行われた「フェニックスバトル99&DANGAN257」で日本ミニマム級2位長谷部守里と日本ミニマム級王座決定戦を行い、6回2分59秒TKO勝ちを収め王座獲得[8]。なおライオンズジム創設36年目で初王者となった[9]

2023年7月8日、八王子エスフォルタアリーナで行われた「第45回 ファイティング スピリット シリーズ」で、日本ミニマム級1位仲島辰郎に10回3-0(96-93×2、97-92)の判定勝ちを収め初防衛に成功した。

2023年11月27日、後楽園ホールにて行われた「フェニックスバトル107」で日本ミニマム級2位森且貴と再戦し、10回3-0(97-92×3)の判定勝ちを収め2度目の防衛に成功した。

2024年3月8日、後楽園ホールにて行われたライオンズジム初興行の「ライオンズゲート」で日本ミニマム級1位伊佐春輔と4度目の再戦を行い、10回3-0(96-92×2、97-91)の判定勝ちを収め3度目の防衛に成功した[10]

2024年7月12日、後楽園ホールにて行われた「ゴールデンチャイルドボクシング139」で日本ミニマム級7位の金谷勇利と対戦し、10回3-0(97-93、96-94×2)の判定勝ちを収め4度目の防衛に成功した。試合後のマイクで高田は今後について日本王座を返上した上でアジア王座、世界王座に挑むことを宣言し、WBOアジアパシフィック同級王者の小林豪己への挑戦をアピールした[11]

2024年8月13日付で日本ミニマム級王座を返上した[12]

戦績

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  • プロ - 26戦15勝(6KO)8敗3分
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2015年8月8日 4R 判定3-0 大島滉平(三迫)   日本 プロデビュー戦
2 2015年12月6日 4R KO 2:07 チャンス望月(関門JAPAN)   日本
3 2016年4月26日 4R TKO 1:33 長谷部守里(三迫)   日本
4 2016年8月21日 3R TKO 0:31 仲島辰郎(平仲BS)   日本
5 2017年6月15日 4R 1:40 TKO 諸岡直樹(白井・具志堅S)   日本
6 2017年9月25日 4R 判定0-1 和田優麻(REBOOT)   日本
7 2018年3月2日 4R 判定3-0 柴沼智樹(KG大和)   日本
8 2018年6月5日 4R 2:00 TKO 新冨凌(JBスポーツ)   日本
9 2018年7月31日 4R 判定2-0 山本要(ワールドS)   日本
10 2018年9月27日 4R 判定1-2 柴沼智樹(KG大和)   日本
11 2019年2月17日 6R 判定3-0 伊佐春輔(川崎新田)   日本
12 2019年4月21日 6R 1:25 TKO 見村徹弥(千里馬神戸)   日本
13 2019年7月26日 6R 0:36 負傷判定3-0 東健史(ARITOMI)   日本
14 2019年11月9日 6R 0:51 TKO 川満俊輝(三迫)   日本
15 2020年8月9日 8R 判定1-1 佐宗緋月(T&T)   日本
16 2020年11月25日 8R 判定0-3 田中教仁(三迫)   日本
17 2021年4月21日 8R 判定0-3 石澤開(M.T)   日本 日本ミニマム級ユースタイトルマッチ
18 2021年8月2日 8R 判定0-3 伊佐春輔(川崎新田)   日本 日本ミニマム級ユース王座決定戦
19 2021年11月26日 8R 判定1-1 山下祥希(KG大和)   日本
20 2022年7月9日 1R 0:41 TKO 伊佐春輔(川崎新田)   日本
21 2022年11月8日 5R 2:54 TKO 森且貴(大橋)   日本
22 2023年4月26日 6R 2:59 TKO 長谷部守里(三迫)   日本 日本ミニマム級王座決定戦
23 2023年7月8日 10R 判定3-0 仲島辰郎(平仲BS)   日本 日本王座防衛1
24 2023年11月27日 10R 判定3-0 森且貴(大橋)   日本 日本王座防衛2
25 2024年3月8日 10R 判定3-0 伊佐春輔(川崎新田)   日本 日本王座防衛3
26 2024年7月12日 10R 判定3-0 金谷勇利(金子)   日本 日本王座防衛4→返上
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獲得タイトル

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脚注

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  1. ^ 東日本新人王2018 準決勝 Vol.1 Boxingraise
  2. ^ 8敗の最軽量級ボクサー・高田勇仁からの大きなメッセージ ジム約33年ぶりのタイトルマッチで悲願のベルトを目指す Sportsnavi 2023年2月15日
  3. ^ 8敗の最軽量級ボクサー・高田勇仁からの大きなメッセージ ジム約33年ぶりのタイトルマッチで悲願のベルトを目指す Sportsnavi 2023年2月15日
  4. ^ 2015年8月試合結果 日本ボクシングコミッション
  5. ^ 松永宏信が日本S・ウェルター級V3 新鋭の中島玲に判定勝ち Boxing News(ボクシングニュース)2021年4月21日
  6. ^ 古橋岳也が充実の3回TKO 圧勝で日本S・バンタム級V1 Boxing News(ボクシングニュース)2021年8月2日
  7. ^ あす中島一輝が2本目のベルト挑戦 元日本王者の井上浩樹は復帰戦 日本ミニマム級王座決定戦は中止 Boxing News(ボクシングニュース)2023年2月15日
  8. ^ 日本ミニマム級王座決定戦は高田勇仁が制す 長谷部守里に6回TKO勝ちで雪辱 Boxing News(ボクシングニュース)2023年4月26日
  9. ^ 高田勇仁、創設56年目ライオンズジムで初チャンピオン 77歳・古山哲夫会長「ほっぺたつねった」 スポーツ報知 2023年4月27日
  10. ^ 高田勇仁が最終回ダウンも日本ミニマム級V3 渡邊海は辛くも日本ユース王座防衛 Boxing News 2024年3月8日
  11. ^ 高田勇仁が日本ミニマム級V4 金谷勇利は奮闘及ばず WBO-AP王者の小林と対戦希望 Boxing News 2024年7月12日
  12. ^ 【ボクシング】日本ミニマム級王者高田勇仁が王座返上 JBC発表 世界に行くための踏ん切り 日刊スポーツ 2024年8月13日

関連項目

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外部リンク

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空位
前タイトル保持者
重岡優大
第35代日本ミニマム級王者

2023年7月8日 - 2024年8月13日(返上)

空位
次タイトル獲得者
N/A