香月夕花
日本の小説家、推理作家
1973年7月23日[1] -)は、日本の小説家、推理作家。
(かつき ゆか、誕生 |
1973年7月23日(51歳) 大阪府 |
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職業 |
小説家 推理作家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 京都大学工学部卒業 |
活動期間 | 2013年 - |
ジャンル |
小説 推理小説 |
主な受賞歴 | オール讀物新人賞(2013年) |
デビュー作 | 『水に立つ人』(2016年) |
ウィキポータル 文学 |
経歴・人物
編集大阪府出身[2]。京都大学工学部を卒業する[3]。2013年、短編「水に立つ人」で文藝春秋が主催する第93回オール讀物新人賞を受賞する(選考委員:宇江佐真理、佐々木譲、白石一文、乃南アサ、森絵都)[2][3][4]。2016年、「Anchor Me(アンカー・ミー)」で公益財団法人日本文学振興会が主催する第23回松本清張賞の最終候補となる[2][5]。同年、短編集『水に立つ人』が刊行、単行本デビューを果たす[6]。好きな作家として、永井荷風、泉鏡花を挙げている[3]。趣味は古楽器演奏(チェンバロ)[3]。
作品リスト
編集単行本
編集- 『水に立つ人』(2016年9月 文藝春秋)
- 『永遠の詩』(2018年10月 文藝春秋)
- 『昨日壊れはじめた世界で』(2020年5月 新潮社)
- 『見えない星に耳を澄ませて』(2020年12月 KADOKAWA)
雑誌掲載短篇
編集- 「水に立つ人」 - 『オール讀物』2013年11月号
- 「岸辺で私は歌を待つ」 - 『オール讀物』2014年11月号
- 「彼女の海に沈む」 - 『オール讀物』2015年4月号
- 「水風船の壊れる朝に」 - 『オール讀物』2016年3月号
- 「左手のルロイ」 - 『小説すばる』2017年8月号
- 「夕べの星」 - 『小説すばる』2018年4月号
- 「硝子越しの要求」 - 『オール讀物』2018年11月号
- 「昨日壊れ始めた世界で」 - 『小説新潮』2019年1月号
- 「十三階段の夢」 - 『小説新潮』2019年3月号
- 「私の王様」 - 『小説新潮』2019年6月号
- 「あの空の青は」 - 『小説新潮』2019年8月号
- 「まだ壊れていない世界の縁で」 - 『小説新潮』2019年11月号
- 「薔薇なんてどこにも」 - 『小説 野性時代』2020年11月号
- 「優しい嘘をまとう人」 - 『オール讀物』2021年11月号
- 「あの光」 - 『小説すばる』2022年3月号より連載中
脚注
編集出典
編集- ^ 『オール讀物』2013年11月号. 文藝春秋. p. 449.
- ^ a b c 松本清張賞|日本文学振興会
- ^ a b c d 第93回 オール讀物新人賞 公募ガイド
- ^ 平岡陽明「松田さんの181日」と同時受賞。この回の最終候補の中には、後に作家となる松村涼哉の「一万分の一の羊飼い」もあった。
- ^ 【新文化】 - 第23回「松本清張賞」、候補作決まる
- ^ 『水に立つ人』香月夕花 |単行本 - 文藝春秋BOOKS
- ^ 新たに「逃げていく緑の男」を追加し作品集全体を再構成。
関連項目
編集外部リンク
編集- 香月夕花@「やわらかな足で人魚は」 (@yukakatsuki) - X(旧Twitter)