飛鳥井千砂

日本の小説家 (1979-)

飛鳥井 千砂(あすかい ちさ、1979年 - )は日本の小説家北海道生まれ[1]愛知県稲沢市出身[2]神奈川県在住[3]。飛鳥井は旧姓[要出典]

飛鳥井 千砂
(あすかい ちさ)
誕生 1979年
日本の旗 北海道
職業 小説家
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
教育 学士(文学)
最終学歴 愛知淑徳大学文学部国文学科卒業
活動期間 2005年 -
ジャンル 青春小説
主な受賞歴 小説すばる新人賞(2005年)
デビュー作はるがいったら」(2005年)
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経歴

2002年3月、愛知淑徳大学文学部国文学科卒業[4]。大学では島田修三のゼミで万葉集を学んでいた[5]。はじめから作家を目指していたわけではなかったため、就職活動や企業勤め、結婚後は専業主婦も経験しており、それが小説を書く上でのこやしとなっていると語っている[4]2005年、「はるがいったら」で第18回小説すばる新人賞集英社主催)を受賞[6]し、小説家デビュー。2007年、受賞後第1作『学校のセンセイ』をポプラ社から刊行[7]。以後も意欲的に新作を発表している。

作品一覧

書籍

  • はるがいったら(2006年 集英社 / 2009年 集英社文庫
  • 学校のセンセイ(2006年 ポプラ社 / 2010年 ポプラ文庫
  • サムシングブルー(2009年 集英社 / 2013年 集英社文庫)
  • アシンメトリー(2009年 角川書店 / 2012年 角川文庫
  • 君は素知らぬ顔で(2010年 祥伝社 / 2013年 祥伝社文庫
  • チョコレートの町(2010年 双葉社 / 2013年 双葉文庫
  • タイニー・タイニー・ハッピー(2012年 角川文庫)
  • 海を見に行こう(2012年 集英社文庫)
  • UNTITLED(2013年 ポプラ社 / 2015年 ポプラ文庫)
  • 鏡よ、鏡(2014年 双葉社 / 2016年12月 双葉文庫)
  • 女の子は、明日も。(2014年 幻冬舎 / 2017年2月 幻冬舎文庫)
  • 砂に泳ぐ(2014年 角川書店 / 『砂に泳ぐ彼女』に改題、2017年6月 角川文庫)
  • そのバケツでは水がくめない(2017年12月 祥伝社 / 2021年1月 祥伝社文庫)
  • 見つけたいのは、光。(2022年7月 幻冬舎)[8]

寄稿アンソロジー

「」内が飛鳥井千砂の作品

  • 短篇ベストコレクション 現代の小説2010(2010年6月、日本文藝家協会/編、徳間文庫) - 「タクシードライバー」
    • 「タクシードライバー」初出:『野性時代』2009年1月号
  • 君と過ごす季節 秋から冬へ、12の暦物語(2012年12月、ポプラ社文庫) - 「小寒」
  • 運命の人はどこですか?(2013年4月、祥伝社文庫) - 「神様たちのいるところ」
  • この部屋で君と(2014年8月、新潮社文庫nex) - 「隣の空も青い」
  • 大崎梢リクエスト! 本屋さんのアンソロジー(2014年8月、光文社) - 「空の上、空の下」
  • 短篇ベストコレクション 現代の小説2015(2015年6月、日本文藝家協会/編、徳間文庫) - 「夜の小人」
    • 「夜の小人」初出 : 『小説宝石』2014年10月号
  • リアルプリンセス(2017年1月、ポプラ社 / 2019年4月、ポプラ文庫) - 「歩く12人の女」

単行本未収録作品

小説
  • 「うわ言」(『群像』2011年4月号 掲載)
  • 「外国の女の子」(『小説宝石』2015年6月号 掲載)
  • 「甘く、おいしく」(『小説トリッパー』2017年夏号、2017年6月16日 掲載)
  • 「青色のお話 青い子」(『飛ぶ教室』No.62 (2020年7月25日) 掲載)
  • 「もうすぐ十八歳」(『紙魚の手帖』Vol.08(2022年12月)掲載)
  • 「ここは滑走路」(前篇『小説宝石』2023年8月号 掲載)
  • 「ここは滑走路」(後篇『小説宝石』2023年9月号 掲載)
エッセイ
  • 「闘いのはじまり」(『飛ぶ教室』No.61 (2020年4月25日) 掲載)

連載中

脚注

関連項目

外部リンク