霞川

東京都・埼玉県を流れる一級河川

霞川(かすみがわ)は、東京都多摩地域及び埼玉県西部を流れる荒川水系入間川の支流で、一級河川である。延長15.8キロメートル、流域面積26.8平方キロメートル[1]別名・桂川。

霞川
埼玉県入間市高倉一、新霞橋付近
水系 一級水系 荒川
種別 一級河川
延長 15.8 km
平均流量 -- m3/s
流域面積 26.8 km2
水源 霞池(東京都)
水源の標高 -- m
河口・合流先 入間川(埼玉県)
流域 東京都埼玉県
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地理

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霞川は、東京都青梅市根ヶ布天寧寺裏にある霞池[2]を水源として都内では青梅市に流域を持ち、青梅市中央部加治丘陵の南麓を東に流れ、入間市流下して狭山市広瀬地先で入間川豊水橋下流右岸に注ぐ荒川水系の一級河川である[3][4][5]。上流域は桂川もしくは葛川とも称する[6]。 入間市春日町付近で赤間川が霞川の下をくぐっている。

また、霞川は不老川柳瀬川黒目川白子川石神井川に並ぶ古多摩川の名残川の一つであると思われる。
かつて多摩川は、青梅を扇頂とする扇状地を、蛇行しながら主に北東方向に流れていた。その後、1万3千年から2万年前に逆断層である箱根ヶ崎断層の活動により隆起したため、流路を遮られた本流は断層に沿って南東方向に流路を変え、現在に近い流路となる[7]

治水

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第二次世界大戦以前は、何度も水害を引き起こしており1945年(昭和20年)には堤防が決壊して死者も出た。戦後は堤防の整備が進められた。2016年(平成28年)8月に台風9号が首都圏に接近した際には、集中豪雨により流域内で床上浸水や護岸崩壊などの被害が出ている[8]。 平成7年から平成18年度にかけて霞川調節池が整備され、88,000立方メートルの水をためることができる。

流域の自治体

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支流

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橋梁

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東京都青梅市今井一、五反田橋付近

上流から

語源

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脚注

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  1. ^ 霞川の新規区間で河川整備事業に着手します(東京都・報道発表資料・2006年9月)、2009-06-07閲覧。
  2. ^ 霞川について(霞川をきれいにする会ホームページ)2009-06-07閲覧。
  3. ^ 霞川圏域河川整備計画の概要 河川整備の目標(PDF) 2009-06-07閲覧。
  4. ^ 霞川圏域河川整備計画(東京都管理区間)(PDF) 2009-06-10閲覧。
  5. ^ 霞川-荒川中流右岸地域(入間川水系)(PDF),2009-06-18閲覧。
  6. ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日、229頁。ISBN 4040011104 
  7. ^ 新河岸川の成り立ち - ハイフィネス・ジャパン株式会社、2017年8月13日閲覧。
  8. ^ 入間・霞川:埼玉で川消える 干上がり川底が露出毎日新聞(2016年11月12日)2016年11月13日閲覧

関連項目

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外部リンク

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