鈴木重雄 (地理学者)
日本の竹林景観学者、地理学者
鈴木 重雄(すずき しげお)は、日本の竹林景観学者、地理学者。竹林景観ネットワーク事務局長。主な研究分野は、景観形成を中心とした自然地理学、生態地理学[1]。特に竹林景観分野及び公共交通における鉄道・バス分野に関して研究を行っている。神奈川県藤沢市出身。江ノ電ファンクラブ元会長。
人物情報 | |
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国籍 | 日本 |
学問 | |
研究分野 | 植生地理学 景観生態学 |
研究機関 | 駒澤大学 |
学位 | 博士(学術) |
学会 | 日本地理学会、日本生態学会、植生学会、日本景観生態学会、地理科学学会、立正地理学会、竹林景観ネットワーク |
公式サイト | |
http://ecogeolab.bambusaceae.net/ |
経歴
編集- 1999年4月 - 2003年3月 : 専修大学文学部人文学科
- 2003年4月 - 2005年3月 : 専修大学大学院文学研究科修士課程地理学専攻
- 2005年4月 - 2008年3月 : 広島大学大学院国際協力研究科博士課程後期開発科学専攻(博士(学術)取得)[2]
- 2008年4月 - 2010年3月 : 立命館大学文学部地理学教室 実習助手[3]
- 2010年4月 - 2013年3月 : 立正大学地球環境科学部地理学科 助教
- 2013年4月 - 2017年3月 : 立正大学地球環境科学部 特任講師
- 2017年4月 - 2023年3月 : 駒澤大学文学部地理学科 准教授
- 2023年4月 - : 駒澤大学文学部地理学科 教授
人物・エピソード
編集藤沢市出身で,生家が江ノ電沿線と言うこともあり,江ノ電ファンクラブにも入会しているほどの江ノ電ファンである.
編著書
編集- 伊藤徹哉・鈴木重雄・立正大学地理学教室編(2015):『地理を学ぼう 地理エクスカーション』.朝倉書店,108p.amazon HP
著書(分担執筆)
編集- 鈴木重雄(2016):鎌倉市西部における54年間の植生変化と竹林の拡大要因.内山幸久編著,『地域をさぐる』.古今書院,177-186.amazon HP
- 鈴木重雄(2013):二次的自然の保全からの地域づくり:島根県大田市三瓶山・徳島県阿南市.片柳 勉・小松陽介編,『地域資源とまちづくり 地理学の視点から』.古今書院,67-76.amazon HP
- Shigeo SUZUKI and Nobukazu NAKAGOSHI(2011): Sustainable Management of Satoyama Bamboo Landscapes in Japan. In Hong, S.-K., Wu, J., Kim, J.-E. and Nakagoshi, N. (eds) Landscape Ecology in Asian Cultures, Springer, 211-220.amazon HP
脚注
編集- ^ 後藤一也、佐藤建仁「竹で新素材、軽くて丈夫 生産本格化、放置竹林活用も」『朝日新聞・朝刊』2017年1月4日、3面。 - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧
- ^ 学位論文の表題は「竹林の拡大特性とそれに基づく持続可能な管理手法の開発」:“竹林の拡大特性とそれに基づく持続可能な管理手法の開発 鈴木重雄”. 国立国会図書館. 2017年5月5日閲覧。
- ^ 鈴木重雄 - researchmap