金澤昭雄
金澤 昭雄(かなざわ あきお、1932年〈昭和7年〉1月19日[1] - )は、日本の警察官僚。第13代警察庁長官、警察協会会長、警察育英会理事長。
経歴
編集茨城県出身。1954年、東京大学法学部を卒業。同年、国家地方警察本部(現警察庁)に入庁[1]。同期入庁に佐々淳行(初代内閣安全保障室長)、鎌倉節(第75代警視総監)等がいる。警視庁日本橋警察署に配属[2]。
以後、広島県警察本部警務部監察官、宮崎県警察本部警務部警務課長、警視庁本富士警察署長、警視庁刑事部捜査第三課長、大蔵省主計局主計官補佐、高知県警察本部長、田中角栄内閣総理大臣秘書官、警視庁警務部長、警察庁長官官房長、警察庁刑事局長、警察庁次長などを歴任[2]。1988年1月、警察庁長官に就任し1990年12月まで在任した[3]。2002年、勲二等旭日重光章受章[4]。
退官後、自動車安全運転センター理事長、全日本指定自動車教習所協会連合会会長などを歴任[2]。
脚注
編集参考文献
編集- 秦郁彦編『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』東京大学出版会、2001年。
- 小山善一郎・石丸陽編『日本警察官僚総合名鑑』新時代社、2005年。
- 『新訂 現代日本人名録98』2、日外アソシエーツ、1998年。