全日本指定自動車教習所協会連合会

一般社団法人全日本指定自動車教習所協会連合会(いっぱんしゃだんほうじん ぜんにほんしていじどうしゃきょうしゅうじょきょうかいれんごうかい)は、自動車教習水準の向上と法定講習の実施事業などを行っており、指定自動車教習所で構成される業界団体。略称は「全指連」(ぜんしれん)。元警察庁所管。

全日本指定自動車教習所協会連合会
JAPAN FEDERATION OF AUTHORIZED DRIVERS SCHOOL ASSOCIATIONS
入居するサン九段ビル
入居するサン九段ビル
団体種類 一般社団法人
設立 1964年11月
所在地 東京都千代田区九段南2-3-9
サン九段ビル4階
北緯35度41分33.99秒 東経139度44分42.74秒 / 北緯35.6927750度 東経139.7452056度 / 35.6927750; 139.7452056座標: 北緯35度41分33.99秒 東経139度44分42.74秒 / 北緯35.6927750度 東経139.7452056度 / 35.6927750; 139.7452056
法人番号 4011105000351 ウィキデータを編集
起源 全国指定自動車教習所協会連合会
主要人物 会長 片桐裕
活動地域 日本の旗 日本
主眼 教習所運営の合理化、教習施設並びに教習内容等についての調査研究を行い、自動車運転者教育の適正化を図ること
活動内容 自動車教習所の合理的な運営のための諸施策の実施
自動車運転に係る教習その他の安全教育及び施設、教材等の改善に関する調査研究 他
ウェブサイト www.zensiren.or.jp ウィキデータを編集
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会員

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都道府県を単位とする「指定自動車教習所協会」が組織されている。

各都道府県協会は、全国10のブロック(北海道地区、東北地区、東京地区、関東東地区、関東西地区、中部地区、近畿地区、中国地区、四国地区、九州地区)による地区連合会を形成している。これは、指定自動車教習所が警察庁・公安委員会の指導を受けていることから、警察庁の管区に相当する組織を作ったものとみられる[要出典]。なお、各地区連の会長が、全指連の副会長に就くこととなっている。

備考

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  • 収益のうち2割弱が加盟会員教習所からの会費。8割が刊行物等の販売によるものである。
  • 指定自動車教習所の学科教習で使用される「応急救護処置」の教本、および高齢者講習で使用されるテキスト「高齢者の安全運転」は、事実上その制作、出版について民間出版社による参入が認められていないので市場の独占状態となっている。
  • 運転免許の更新時講習で受講者が購入することになっている「交通の教則」の発行にも関わっている。
  • 内閣府(警察庁国家公安委員会)の所管であるため、会長、専務理事、事務局長等の要職は警察庁または警視庁からの天下り先となっている。
  • 6月25日を「指定自動車教習所の日」と定めているが、これは「625(無事故)」の語呂合わせである。
  • 機関誌「月刊自動車学校」を刊行している。
  • 通常総会は年2回(3月、11月)実施されている。特に11月の総会は東京都千代田区の九段会館で行われ、全国の自動車教習所およびその職員の表彰を行うなどの一大イベントとなっている(通称「全国大会」)。会計年度は、毎年4月1日より翌年3月31日まで。
  • 国会議員を顧問として迎えている場合が多い。平成16年時点の顧問は、野中広務衆議院議員(当時)。

教本

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  • 応急救護処置 教習生用
  • 応急救護処置 指導員用
  • 高齢者の安全運転

かつての教本

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  • 安全運転の知識
    • 2011年から学科教本 統合版に統一された

刊行物

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  • 交通の教則
  • みんなを守る安全運転
  • いつまでも安全運転を続けるために
  • 月刊誌 「自動車学校」
  • 高速道路の 正しい走り方

関連項目

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外部リンク

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