野本 建吾(のもと けんご、1992年4月25日 - )は、兵庫県出身のバスケットボール選手である。ポジションはスモールフォワードパワーフォワード。身長200cm、体重99kg。

野本 建吾
Kengo Nomoto
群馬クレインサンダーズ  No.11
ポジション SF/PF
基本情報
愛称 のもけん、いもけんご(芋けんぴに由来)
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1992-04-25) 1992年4月25日(32歳)
出身地 兵庫県尼崎市
身長 200cm (6 ft 7 in)[1]
体重 99kg (218 lb)[1]
キャリア情報
高校 北陸高等学校
大学 青山学院大学
経歴
2015-2018川崎ブレイブサンダース
2018-2021秋田ノーザンハピネッツ
2021-群馬クレインサンダーズ
受賞歴
選手情報 ウィキデータを編集 B.LEAGUE.jp
代表歴
キャップ 日本の旗 日本 2014,16

2015年に東芝神奈川(後の川崎ブレイブサンダース)に入団。2018-19シーズンに秋田ノーザンハピネッツに移籍した。

2013年・2015年にはユニバーシアード日本代表、2014年・2016年には日本代表、2017年にはU-24日本代表に選ばれた。

来歴

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兵庫県尼崎市出身。尼崎市立小園小学校4年生の時に、父の勧めでバスケットボールを始める[2]。地元の中学校に進んだが、1年次の6月にはバスケットボールの強豪として知られていた北陸高校の付属中学校に転校する。

そのまま北陸高校に進学し、1年次より同級生の坂東拓とともにベンチメンバーに入る。2010年の第41回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会では坂東、藤永佳昭らとともに、チーム史上初となる優勝を果たした[2]

高校卒業後は青山学院大学に進学。2011年の新人戦トーナメントでは新人王に選ばれ、翌2012年の新人戦では優秀選手賞を受賞。またこの年には李相佰杯争奪日韓学生バスケットボール競技大会に、日本選抜チームの一員として出場した[2]。2013年のインカレで青山学院大は3位に入賞、野本は優秀選手賞を受賞した[3]

大学4年次の2015年、東芝神奈川(後の川崎ブレイブサンダース)にアーリーエントリー制度によって入団。在籍した4シーズンの間、食事を見直し肉体改造を図るなどした[4]が、1試合平均の出場時間は10分前後に留まり、十分な出場時間が得られなかった[5]。2017-18シーズン終了後、野本と川崎との契約が満了となり、野本は自由交渉リストに記載された[6]

2018年6月29日、秋田ノーザンハピネッツへの移籍が発表された[1]。2019年2月には3x3の日本代表候補強化合宿に招集された[7]。 2020-21シーズンを持って秋田を退団し、群馬クレインサンダーズに移籍。

個人成績

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略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ  *  リーグリーダー  †  優勝シーズン
シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2014-15 東芝 7 0 7.9 21.1 25.0 75.0 1.3 0.1 0.4 1.0 0.9 2.3
2015-16 東芝 39 8 10.1 38.5 14.3 76.2 1.2 0.5 0.4 1.0 0.7 2.4
2016-17 川崎 54 9.5 52.8 0.0 58.5 1.6 0.5 0.2 0.1 0.5 3.0
2017-18 川崎 56 8.0 37.0 0.0 55.3 1.2 0.8 0.2 0.1 0.5 1.8
2018-19 秋田

プレーオフ成績

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2017-18 川崎 2 0 1.17 .000 .000 .000 0.5 0 0 0 0

人物・エピソード

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  • 川崎時代は、一日1,300グラムの米を食べていた[4]
  • 座右の銘は七転び八起き[8]。たくさん寝る事がゲン担ぎ、オフコートでは、おっとりした性格。

脚注

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  1. ^ a b c 【新入団】野本 建吾 選手 契約合意のお知らせ』(プレスリリース)秋田ノーザンハピネッツ、2018年6月29日https://northern-happinets.com/news/45563/2018年7月5日閲覧 
  2. ^ a b c リレー形式インタビュー「BOJライン」vol.14~青山学院大学・野本建吾選手~” (2013年3月21日). 2019年2月12日閲覧。
  3. ^ 【2013インカレ】最終結果” (2013年12月1日). 2019年2月12日閲覧。
  4. ^ a b アスレシピ (12 May 2017). “食事量は川崎一番のノルマ、日本屈指の大型F野本建吾の肉体改造”. 28 August 2018閲覧。
  5. ^ 200cmのオールラウンダー野本建吾は悩んだ末に『生きる道』を見いだして覚醒、川崎ブレイブサンダースの強力な武器に”. バスケットカウント (2017年9月6日). 2019年2月12日閲覧。
  6. ^ 選手契約満了のお知らせ』(プレスリリース)川崎ブレイブサンダース、2018年5月21日https://kawasaki-bravethunders.com/news/20180521_2/2019年2月12日閲覧 
  7. ^ “ハピネッツ野本、保岡 3人制日本代表候補合宿へ”. 秋田魁新報. (2019年2月9日). https://www.sakigake.jp/news/article/20190209AK0002/ 2019年2月12日閲覧。 
  8. ^ Colorful (12 May 2017). “川崎ブレイブサンダーズ メンバーの情報・その素顔を紹介!”. 28 August 2018閲覧。

外部リンク

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