野島 (山口県)
山口県防府市の瀬戸内海にある島
野島(のしま)は、山口県防府市の周南諸島に属し、瀬戸内海にある島。面積0.73km2、人口66人 48世帯 令和六年末日現在 (防府市調査)[1]。
野島 | |
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野島の空中写真。 2008年5月3日撮影の6枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成 | |
所在地 | 日本(山口県防府市 周南諸島) |
所在海域 | 瀬戸内海 |
座標 | 北緯33度56分27.1秒 東経131度41分45.4秒 / 北緯33.940861度 東経131.695944度座標: 北緯33度56分27.1秒 東経131度41分45.4秒 / 北緯33.940861度 東経131.695944度 |
面積 | 0.73 km² |
プロジェクト 地形 |
概要
編集三田尻中関港から南東へおよそ15km先にあり、島のほとんどが瀬戸内海国立公園の区域に存在する[2]。島に人が住み始めたのは、鎌倉時代末期に現在の防府市富海あたりに住む一族が入植、次に7つの一族が入植して、島の開発や現在の住民の祖となったとする説や、安土桃山時代ともいわれる[2]。江戸時代には徳山藩領であり、寛延頃の記録によると家48軒、人口210人、漁船20隻となっている[3]。北側に港、人家があり、北東部に津久美浜海水浴場がある[2]。別名、茜島と呼ばれており、それはかつて島全体にツツジが生えていて、船で沖から島を見ると島が開花しているツツジで茜色に見えたことからきているとされるが、現在島内に植栽のツツジは生えているが、群生は見られない[4]。
教育
編集住民は島内の防府市立野島小中学校に通っており、茜島シーサイドスクールと呼ばれる本土から登校する者の受け入れを行っている[2]。
産業
編集住民は主に漁業で生計を立てており戦前は対馬近海、東シナ海で、現在は周防灘を拠点として小型底引網、一本釣り漁をしている[3]。
出典
編集- ^ “野島の人口 - 防府市公式ホームページ”. www.city.hofu.yamaguchi.jp. 2024年3月25日閲覧。
- ^ a b c d やまぐちの島々-野島
- ^ a b 野島 - Yahoo!百科事典
- ^ “離島・野島 - 山口県ホームページ”. www.pref.yamaguchi.lg.jp. 2024年3月25日閲覧。