都村 (千葉県)
日本の千葉県千葉郡にあった村
都村(みやこむら)は、かつて千葉県千葉郡に存在した村。1889年(明治22年)町村制施行にともなって編成され、1937年に千葉市へ編入されて消滅した。
みやこむら 都村 | |
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廃止日 | 1937年2月11日 |
廃止理由 |
編入合併 都賀村、蘇我町、都村、検見川町 → 千葉市 |
現在の自治体 | 千葉市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 関東地方 |
都道府県 | 千葉県 |
郡 | 千葉郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
面積 | 15.30 km2. |
隣接自治体 | 千葉市、千葉郡都賀村、犢橋村、千城村、印旛郡旭村 |
都村役場 | |
所在地 | 千葉県千葉郡都村 |
座標 | 北緯35度38分03秒 東経140度09分20秒 / 北緯35.63403度 東経140.15567度座標: 北緯35度38分03秒 東経140度09分20秒 / 北緯35.63403度 東経140.15567度 |
ウィキプロジェクト |
歴史
編集- 1889年4月1日 - 町村制の施行により、辺田村・矢作村・貝塚村・加曽利村・川野辺新田が合併して発足。旧・川野辺新田は大字川野辺となる。
- 1937年2月11日 - 千葉市に編入され消滅。
- 1938年 - 大字辺田が都町に、大字川野辺が若松町にそれぞれ改称。
当地には加曽利貝塚がある。1887年にはじめて学会に紹介されたこの貝塚は、1907年に東京人類学会によるはじめての発掘調査が行われて以後、大山柏ら考古学者による調査が進められた[1]。1936年には大山史前学研究所による発掘調査が行われ、翌1937年に『史前学雑誌』に「千葉県千葉郡都村加曽利貝塚調査報告」が発表されている[1]。
1922年には千葉県農事試験場が都村に移転した[2]。千葉県農事試験場で品種改良されたスイカは「都1号」などの品種名を持ち、「都系」と呼ばれる。農事試験場(第二次世界大戦後に農業試験場と改称)は、1963年に千葉市大膳野町に移転するまで当地にあった[2]。
教育
編集脚注
編集- ^ a b “加曽利貝塚の保存の歴史”. 千葉市教育委員会 加曽利貝塚博物館. 2014年6月14日閲覧。
- ^ a b “千葉県農林総合研究センターの沿革”. 千葉県農林総合研究センター. 2014年6月14日閲覧。