追分ファーム
追分ファーム(おいわけファーム、略称:追分F)は、北海道勇払郡安平町追分向陽にある競走馬の生産牧場である。 社台グループに属し、グループ内では吉田善哉の死去後に開業した最も新しい牧場である。生産馬の多くは、庭先取引ではなく、セレクトセールに上場されたり、G1レーシングなど一口馬主クラブにて募集されているのが特徴である。
歴史
編集代表者
編集- 吉田晴哉(よしだ はるや)
本場以外の施設・関連会社
編集- 追分ファーム春日分場(放牧地約30ha、繁殖厩舎26馬房)
- 追分ファームリリーバレー(北海道勇払郡安平町東早来、調教厩舎120馬房、イヤリング厩舎86馬)
- 株式会社G1サラブレッドクラブ
- 株式会社G1レーシング
- オーエフホールディングス株式会社
主な生産馬
編集括弧内は重賞(斜字は統一重賞、太字は海外重賞)の勝ち鞍
GI・JpnI優勝馬
編集- ゴールドアリュール(1999年産:2002年ジャパンダートダービー、ダービーグランプリ、東京大賞典、2003年フェブラリーステークス)
- ハットトリック(2001年産:2005年マイルチャンピオンシップ、 香港マイル)
- ソングオブウインド(2003年産:2006年菊花賞)
- レジネッタ(2005年産:2008年桜花賞)
- オーロマイスター(2005年産:2010年マイルチャンピオンシップ南部杯)
- メーデイア(2008年産:2013年JBCレディスクラシック)
- フェノーメノ(2009年産:2013年・2014年天皇賞(春))
- ペルシアンナイト(2014年産:2017年マイルチャンピオンシップ)
- セリフォス(2019年産:2022年マイルチャンピオンシップ)[1]
重賞優勝馬
編集- トゥナンテ(1995年産:2000年愛知杯、北九州記念、毎日王冠)
- フェリシア(2002年産:2004年フェアリーステークス)
- シックスセンス(2002年産:2006年京都記念)
- ロフティーエイム(2002年産:2006年福島牝馬ステークス)
- ゴールスキー(2007年産:2014年根岸ステークス)
- ナターレ(2008年産:2011年クラウンカップ、戸塚記念、2012年OROカップ、2013年OROカップ、しらさぎ賞)
- ソロル(2010年産:2014年マーチステークス、2017年小倉サマージャンプ)
- フォーエバーモア(2011年産:2014年クイーンカップ)
- ディアマイダーリン(2012年産:2015年クイーン賞)
- ルックトゥワイス(2013年産:2019年目黒記念)
- サングレーザー(2014年産:2017年スワンステークス、2018年マイラーズカップ、札幌記念)[2]
- ディバインフォース(2016年産:2021年ステイヤーズステークス)
- イルーシヴパンサー(2018年産:2022年東京新聞杯、2023年京都金杯)[3]
- ディクテオン(2018年産:2023年浦和記念、名古屋グランプリ、2024年白山大賞典)
- ミッキーヌチバナ(2018年産:2024年アンタレスステークス)
- ロスコフ(2018年産:2024年小倉サマージャンプ)
- ガイアフォース(2019年産:2022年セントライト記念)[4]
- キミワクイーン(2019年産:2023年函館スプリントステークス)[5]
- シュトルーヴェ(2019年産:2024年日経賞、目黒記念)
- サンライズジパング(2021年産:2024年不来方賞、みやこステークス)
繋養馬
編集種牡馬
編集- オーロマイスター(韓国に輸出)
繁殖牝馬
編集- トリッキーコード(ハットトリックの母)
- ニキーヤ(ゴールドアリュール、ゴールスキーの母)
- メモリアルサマー(ソングオブウインドの母)
- アスペンリーフ(レジネッタの母)
- デインスカヤ(シックスセンスの母)
- ウィッチフルシンキング(ロフティーエイム、メーデイアの母)
- フェリシア
- レジネッタ
- ディラローシェ(フェノーメノの母)
- フェアリーワルツ(オーロマイスターの母)
- メーデイア
- ディアマイダーリン
- フォーエバーモア
- レインボーダリア
- リトルゲルダ
- ナターレ(ガイアフォースの母)
功労馬
編集- ソングオブウインド
- フェノーメノ
- ロフティーエイム
関連項目
編集脚注
編集外部リンク
編集座標: 北緯42度52分53.8秒 東経141度50分50.9秒 / 北緯42.881611度 東経141.847472度