足立紳
日本の脚本家、映画監督
現在、リダイレクト削除の方針に従ってこのページに関連するリダイレクトを削除することが審議されています。 議論は、リダイレクトの削除依頼で行われています。 対象リダイレクト:それでも俺は、妻としたい(受付依頼) |
足立 紳(あだち しん、1972年6月10日[1] - )は、日本の脚本家、映画監督。
あだち しん 足立 紳 | |
---|---|
プロフィール | |
誕生日 | 1972年6月10日(52歳) |
出身地 | 日本・鳥取県倉吉市 |
受賞 | |
日本アカデミー賞 最優秀脚本賞 2016年『百円の恋』 東京国際映画祭 最優秀脚本賞 2019年『喜劇 愛妻物語』 ヨコハマ映画祭 脚本賞 2016年『お盆の弟』『百円の恋』 2021年『喜劇 愛妻物語』『劇場版 アンダードッグ 前編 後編』 |
略歴
編集鳥取県倉吉市出身[1]。日本映画学校(現・日本映画大学)を卒業。在学中、最終学年の卒業制作で脚本/メガホンを取った作品は「荒野のホットケーキ」という、ドタバタ・ラブコメ作品。 卒業後、相米慎二に師事[2]。助監督、演劇活動などをへてシナリオを書き始める[1]。
2015年、第39回日本アカデミー賞 最優秀脚本賞を受賞(『百円の恋』)[3]。
受賞歴
編集- 2012年 - 周南「絆」映画祭、第一回松田優作賞(『百円の恋』)
- 2013年 - 第38回創作テレビドラマ大賞(『佐知とマユ』)
- 2015年 - 第17回菊島隆三賞(『百円の恋』)
- 2015年 - 第37回ヨコハマ映画祭脚本賞(『お盆の弟』『百円の恋』)[6]
- 2015年 - 第39回日本アカデミー賞 最優秀脚本賞(『百円の恋』)[3]
- 2016年 - 第4回市川森一脚本賞(『佐知とマユ)』)[7]
- 2019年 - 第32回東京国際映画祭 コンペティション部門 最優秀脚本賞(『喜劇 愛妻物語』)
- 2021年 - 第42回ヨコハマ映画祭脚本賞(『喜劇 愛妻物語』『劇場版 アンダードッグ 前編 後編』)[8]
第37回高崎映画祭最優秀監督賞(2024年) (『雑魚どもよ、大志を抱け!』)
主な作品
編集※ 特記がない限りは、脚本担当作品。
映画
編集- ローカルニュース(1999年) - 助監督・出演
- MASK DE 41(2001年)
- 自殺マニュアル2 中級編(2003年) - 出演
- キャッチボール屋(2005年)
- アオグラ AOGRA(2006年)
- 童貞放浪記(2009年)
- モンゴル野球青春記(2013年)
- スクールガール・コンプックス(2013年)
- 百円の恋 (2014年) - 脚本
- 恋(2014年)
- お盆の弟(2015年)
- 恋(2016年)
- 14の夜(2016年)- 監督[5]
- デメキン(2017年)
- 嘘八百(2018年)
- 志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2018年)
- きばいやんせ!私(2019年、アイエス・フィールド) [9]
- こどもしょくどう(2019年)
- 劇場版 アンダードッグ 前編 後編(2020年)
- 嘘八百 京町ロワイヤル(2020年)
- 喜劇 愛妻物語(2020年) - 原作・脚本・監督
- しちゃったね(短編連作「稽古場」の1編 2021年) - 脚本・監督 [10]
- MIRRORLIAR FILMS Season1「暴れる、女」(2021年、イオンエンターテイメント) - 脚本
- 雑魚どもよ、大志を抱け!(2023年) - 監督
テレビドラマ
編集- 佐知とマユ(2015年3月17日、NHK、平成27年度文化庁芸術祭参加作品)
- いつかティファニーで朝食を(2015年10月 - 2015年12月、日本テレビ)
- 連続ドラマW 盗まれた顔〜ミアタリ捜査班〜(2019年1月5日 -、WOWOWプライム)[11]
- ひなたの佐和ちゃん、波に乗る!(2019年9月11日、BSプレミアム)[12]
- 六畳間のピアノマン (2021年2月6日-、NHK総合)
- 拾われた男 Lost Man Found(2022年、NHK BSプレミアム)[13]
- 連続テレビ小説
- それでも俺は、妻としたい(2025年1月 - 〈予定〉、テレビ大阪・BSテレ東) - 原作・脚本・監督
配信ドラマ
編集書籍
編集小説
編集- 『乳房に蚊』(2016年2月、幻冬舎)[4]
- 【改題】『喜劇 愛妻物語』(2019年8月、幻冬舎文庫)ISBN 978-4344428782
- 『14の夜』(2016年12月、幻冬舎)
- 『弱虫日記』(2017年9月 講談社文庫)
- 『春よ来い、マジで来い』(2023年9月 キネマ旬報社) ISBN 978-4873764870
- 『それでも俺は、妻としたい』(2019年10月、新潮社)ISBN 978-4103529118
- 『きばいやんせ!私』原作, 工藤晋 著. 双葉文庫, 2019.2
- 『こどもしょくどう』原作, ひろはたえりこ 文. 汐文社, 2019.7
- 日記 後ろ向きで進む https://getnavi.jp/author/shin-adachi/
脚注
編集- ^ a b c 足立紳(インタビュアー:村上幸将)「クドカンに続こうと狙ったが…/足立紳監督が語る2」『日刊スポーツ』、2017年1月7日 。2019年10月18日閲覧。
- ^ "安藤サクラ主演『百円の恋』脚本家・足立紳「人生を変えたきっかけは、生活が苦しくて100円ショップで働いたこと」【人間力】インタビュー". 日刊大衆. 双葉社. 14 March 2022. 2022年3月14日閲覧。
- ^ a b “第39回日本アカデミー賞優秀賞決定!”. 日本アカデミー賞公式サイト. 2016年3月4日閲覧。
- ^ a b “足立紳氏、新作映画の企画は「雪男探すおじさん」”. 日刊スポーツ (2016年2月7日). 2016年2月8日閲覧。
- ^ a b “「百円の恋」脚本・足立紳の初監督作、主演は新人・犬飼直紀! 光石研、門脇麦らも結集”. 映画.com (2016年7月14日). 2016年7月14日閲覧。
- ^ “綾瀬はるかや広瀬すずも爆笑!樹木希林の爆笑スピーチ”. Movie Walker (2016年2月7日). 2016年2月8日閲覧。
- ^ “【第4回】「市川森一脚本賞」足立紳氏”. 市川森一脚本賞 (2016年3月31日). 2016年7月5日閲覧。
- ^ 第42回ヨコハマ映画祭 2020年日本映画個人賞、ヨコハマ映画祭、2020年12月7日閲覧。
- ^ “夏帆、女子アナ役に挑戦!武正晴監督×足立紳脚本「きばいやんせ!私」に主演”. 映画.com (カカクコム). (2018年2月5日) 2018年2月5日閲覧。
- ^ 中村義洋×足立紳×窪田将治×16人の俳優部! 短編連作集「稽古場」クラウドファンディング始動
- ^ “玉木宏が3千人の顔を記憶して捜査、羽田圭介原作のドラマ『盗まれた顔』”. CINRA.NET. (2018年9月14日) 2018年11月12日閲覧。
- ^ “宮崎発地域ドラマ『ひなたの佐和ちゃん波に乗る』”
- ^ "BSプレミアムドラマ「拾われた男 Lost Man Found」放送決定のお知らせ". ドラマ情報. 日本放送協会. 13 May 2022. 2022年5月13日閲覧。
- ^ “仲野太賀、草なぎ剛、伊藤沙莉競演「拾われた男」撮影スタート!松尾諭「自伝風」エッセイをドラマ化”. Movie Walker Press (MOVIE WALKER Co.). (2021年12月15日) 2022年12月18日閲覧。
外部リンク
編集- 足立紳 - AOI Pro.
- 足立紳 (@shin_adachi_) - X(旧Twitter)
- 足立紳 - allcinema
- 足立紳 - KINENOTE
- 足立紳 - 日本映画データベース
- Shin Adachi - IMDb
- 第32回東京国際映画祭受賞結果一覧https://2019.tiff-jp.net/award_winners/list_ja.html