赤塚駅
赤塚駅(あかつかえき)は、茨城県水戸市赤塚一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線の駅である[1]。事務管コードは▲421114[4]。
赤塚駅 | |
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北口(2022年3月) | |
あかつか Akatsuka | |
◄内原 (5.8 km) | |
所在地 | 茨城県水戸市赤塚一丁目1866 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 |
■常磐線 (■水戸線直通含む) |
キロ程 | 109.3 km(日暮里起点) |
電報略号 | アツ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅)[1] |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
5,765人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1894年(明治27年)1月4日[2] |
備考 |
赤塚駅 | |
---|---|
あかつか Akatsuka | |
(1.4 km) 東石川► | |
所在地 | 茨城県水戸市赤塚一丁目 |
所属事業者 | 茨城交通 |
所属路線 | 茨城線 |
キロ程 | 0.0 km(赤塚起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1926年(大正15年)10月24日 |
廃止年月日 | 1971年(昭和46年)2月11日 |
概要
編集当駅は水戸市の西部に位置し、茨城県庁の最寄駅である。特急「ときわ」のうち、朝夕の通勤時間帯に上下線合わせて1日6本が停車する[注釈 1]。かつては、茨城交通茨城線の起点駅であり、桂村(現・城里町)まで結ばれていたが、1971年(昭和46年)2月11日に廃止された[5]。
歴史
編集- 1894年(明治27年)1月4日:日本鉄道の駅として開業[6]。
- 1906年(明治39年)11月1日:日本鉄道が国有化され、官設鉄道の所属となる[6]。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定により常磐線の所属となる[6]。
- 1926年(大正15年)10月24日:茨城鉄道線(後の茨城交通茨城線)が開通[7]。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道が発足。
- [8]1971年(昭和46年)2月11日:茨城線が廃止。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅となる[9]。
- 1991年(平成3年)4月1日:貨物列車の設定廃止[2]。
- 1998年(平成10年)10月9日:駅舎改築工事に着手[10]。
- 1999年(平成11年)
- 2000年(平成12年)
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカードSuica供用開始[13]。
- 2005年(平成17年)12月10日:日本貨物鉄道の駅が廃止。
- 2015年(平成27年)
- 4月1日:JR水戸鉄道サービスが駅業務を受託する業務委託駅となる。
- 7月1日:駅業務受託がJR東日本ステーションサービスへ移管[14]。
- 2024年(令和6年)2月29日:みどりの窓口の営業を終了[3]。
駅構造
編集単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅である[1]。2・3番線ホームには、Suica専用のグリーン券売機がある。2番線は上下両用の待避線で、土休日のみ上り1本が使用する。上りの朝4本と夜時間帯のときわ号が当駅に停車する。
橋上駅舎を備える。改札口は一箇所で、南北自由通路により北口・南口に連絡している。改札口横に、改札内外どちらからも利用できるKIOSKが置かれている。北口は小さなデッキになっており、再開発ビルや水戸市営の駐車場・駐輪場と接続している。駅舎改築に合わせてバリアフリー対応がなされ、地上と改札階間、改札階とホーム間とすべてにエレベーターが利用できる。
JR東日本ステーションサービスが駅業務を受託する業務委託駅であり、水戸統括センター(水戸駅)が管理する。ただし、お客さまサポートコールシステムが導入されており、早朝は遠隔対応のため改札係員は不在となる[3]。また、指定席券売機[3]・Suica対応自動改札機が設置されている。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■ 常磐線 | 下り | 水戸・日立・いわき方面 |
2・3 | ■ 常磐線 | 上り | 土浦・我孫子・上野方面 |
■ 水戸線 | 下館・小山方面 | ||
■ 上野東京ライン | 上野・東京・品川方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
なお、2024年3月現在、上下線ともに2番線を発着する営業列車は存在しない。
-
改札口(2022年1月)
-
ホーム(2022年3月)
利用状況
編集JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は5,765人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
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年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 4,651 | [利用客数 2] |
2001年(平成13年) | 4,942 | [利用客数 3] |
2002年(平成14年) | 4,984 | [利用客数 4] |
2003年(平成15年) | 4,872 | [利用客数 5] |
2004年(平成16年) | 4,949 | [利用客数 6] |
2005年(平成17年) | 5,305 | [利用客数 7] |
2006年(平成18年) | 5,415 | [利用客数 8] |
2007年(平成19年) | 5,563 | [利用客数 9] |
2008年(平成18年) | 5,603 | [利用客数 10] |
2009年(平成21年) | 5,586 | [利用客数 11] |
2010年(平成22年) | 5,461 | [利用客数 12] |
2011年(平成23年) | 5,532 | [利用客数 13] |
2012年(平成24年) | 5,700 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 5,894 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 5,916 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 6,154 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 6,249 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 6,313 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 6,277 | [利用客数 20] |
2019年(令和元年) | 6,354 | [利用客数 21] |
2020年(令和 | 2年)4,690 | [利用客数 22] |
2021年(令和 | 3年)4,983 | [利用客数 23] |
2022年(令和 | 4年)5,450 | [利用客数 24] |
2023年(令和 | 5年)5,765 | [利用客数 1] |
駅周辺
編集北口
編集- ミオスタワー
- 茨城県後期高齢者医療広域連合事務所
- 水戸市役所赤塚出張所
- 赤塚郵便局
- 国家公務員共済組合連合会水府病院
- 水戸済生会総合病院
- 大久保病院
- 大塚池公園
- 水戸市立西部図書館
- 水戸市立石川中学校
南口
編集バス路線
編集北口
編集- 1番のりば
- 2番のりば
- 高速バス
- 茨城交通
- イオンモール水戸内原行
- 河和田団地行 ※土曜休日早朝1便のみ
- 双葉台2丁目行
- 双葉台5丁目行
- 石塚車庫行
- 桜ノ牧高校常北校行
- 3番のりば
南口
編集2019年4月に南口乗り場が再編された[17]。
- 1番のりば
- 茨城交通
- 水戸駅行
- 2番のりば
- 3番のりば
- 茨城交通
- 河和田団地行
- 4番のりば
その他
編集隣の駅
編集※特急「ときわ」の隣の停車駅は列車記事を参照。
かつて存在した路線
編集脚注
編集記事本文
編集注釈
編集- ^ 朝は上り列車3本、夕方は下り列車3本となっている。
出典
編集- ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 42号 水戸駅・常陸太田駅・高萩駅ほか74駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年6月9日、21頁。
- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、429頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c d “駅の情報(赤塚駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年2月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月1日閲覧。
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ “鉄路在りし日懐かしむ、城里 茨城鉄道展”. 茨城新聞. (2017年7月26日)
- ^ a b c 日本鉄道旅行地図帳 3号 関東1 39頁
- ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1926年10月30日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 日本鉄道旅行地図帳 3号 関東1 41頁
- ^ 交通協力会出版部 編 編『交通年鑑 昭和63年版』交通協力会、1988年3月。
- ^ “JR赤塚駅舎 橋上化工事始まる 茨城県庁移転に対応”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1998年10月21日)
- ^ a b c “赤塚駅 付帯施設すべて完成”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 7. (2000年4月3日)
- ^ “1台2役昇降自在 列車連動型エスカレーター”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (2000年11月1日)
- ^ Suicaご利用可能エリア - JR東日本
- ^ 駅業務受託範囲 - JR東日本ステーションサービス 2016年1月17日
- ^ a b c “オープン情報=ヨークベニマル「赤塚店」”. 日本食糧新聞 (日本食糧新聞社). (2005年4月22日)
- ^ a b c “カスミ、フードスクエア業態の進化へ地元評判店を活用 食の専門店目指す”. 日本食糧新聞 (日本食糧新聞社). (2005年4月1日)
- ^ [路線バス] 4月1日より赤塚駅南口のバスのりばを変更します 茨城交通 2020年4月8日
- ^ 関東鉄道バス 経路・時刻・運賃案内 関東鉄道 2020年4月8日
利用状況
編集- ^ a b “各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月10日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 駅の情報(赤塚駅):JR東日本
- 赤塚駅発着バス時刻表・平日用