谷川岳ロープウェイ
群馬県みなかみ町にあるロープウェイ
(谷川岳ロープウエーから転送)
谷川岳ロープウェイ(たにがわだけロープウェイ)は、群馬県利根郡みなかみ町湯檜曾字湯吹山国有林にあるロープウェイである。土合口駅から天神平駅までの2,300メートルを結んでいる。
本社がある土合口駅 | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒379-1728 群馬県利根郡みなかみ町湯檜曽湯吹山国有林 北緯36度50分11.2秒 東経138度57分43秒 / 北緯36.836444度 東経138.96194度座標: 北緯36度50分11.2秒 東経138度57分43秒 / 北緯36.836444度 東経138.96194度 |
設立 | 1959年9月15日 |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 4010601012967 |
事業内容 | 谷川岳ロープウエイ、榛名山ロープウエイ等の運営 |
代表者 | 代表取締役 中村海太[1] |
資本金 | 1000万円 |
純利益 |
▲7680万4000円 (2021年3月期)[2] |
純資産 |
4億8681万3000円 (2021年3月期)[2] |
総資産 |
7億0140万3000円 (2021年3月期)[2] |
決算期 | 毎年3月31日 |
主要株主 | 星野リゾート 100% |
外部リンク | https://www.tanigawadake-rw.com/ |
1960年(昭和35年)12月11日に営業を開始した[3]。2005年(平成17年)9月13日に複式単線自動循環式 (DLM) フニテルを用いた新索道新型ロープウェイに切り替えられた[4]。
運営者は谷川岳ロープウエー株式会社で、長らく東武興業の完全子会社(東武グループ)であったが、2022年3月に星野リゾートへ株式譲渡とされ、以後は“リゾート再生請負人”と云われる同社の下でブランドの再構築と四季を通じた観光スポットとしての魅力向上を図っている[5]。
沿革
編集運転方式
編集駅一覧
編集-
土合口駅
谷川岳ベースプラザ -
土合口駅を見下ろす
- 天神平駅(北緯36度49分5秒 東経138度56分58秒 / 北緯36.81806度 東経138.94944度)
- 標高1319mの山腹に位置し、近隣一帯は天神平スキー場となっている。
- 眺望の良い天神峠展望台(標高1502m)まで行くには、さらに天神峠ペアリフトに乗り継ぐ必要がある。
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天神平駅改札口
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天神平駅を見下ろす
設計製作
編集- (株)安全索道(複線自動循環式)( - 2005年(平成17年)8月)
- (株)日本ケーブル(複式単線自動循環式 (DLM) 「フニテル」)(2005年(平成17年)9月 - )
- CWA-Constructions SA/Corp【英語サイト】(ゴンドラ「ZETA24」型製作)
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ゴンドラ内
脚注
編集- ^ “yusou_anzen2023.pdf” (PDF). 谷川岳ロープウエー. 2024年7月6日閲覧。
- ^ a b c 谷川岳ロープウエー株式会社 第64期決算公告
- ^ a b 「きょう谷川ロープウェイが開業」『交通新聞』交通協力会、1960年12月11日、2面。
- ^ a b 「45年ぶり新型登場 速度アップ、定員も大幅増 谷川岳ロープウェイ」『朝日新聞』朝日新聞社、2005年9月14日、東京地方版/群馬、33面。
- ^ 「星野リゾートが群馬初進出 登山人気の「谷川岳ロープウェイ」運営へ」『朝日新聞』朝日新聞社、2022年10月14日。
- ^ 「谷川岳でゴンド ラ転落」『読売新聞』読売新聞社、1960年12月18日、東京夕刊、7面。
- ^ 「23人宙づり4時間 谷川のゴンドラ墜落、ケガ六人に」『読売新聞』読売新聞社、1960年12月19日、東京朝刊、11面。
- ^ 「20日から運転再開 谷川岳ロープウェー」『読売新聞』読売新聞社、1961年3月18日、東京朝刊、11面。
- ^ 「谷川岳ロープウェー200人宙づり ゴンドラ38台故障 ヘリで救出へ」『読売新聞』読売新聞社、1987年11月9日、東京夕刊、19面。
- ^ 「[火災]駅舎火事でゴンドラ停止、宙づり3時間--谷川岳・5人が無事脱出」『毎日新聞』毎日新聞社、1995年4月19日、東京夕刊、13面。
- ^ 「きょうから運転を再開--谷川岳ロープウェイ」『毎日新聞』毎日新聞社、1995年5月2日、地方版/群馬。
- ^ 「谷川岳ロープウエー株取得 星野リゾート 県内施設初運営」『読売新聞』読売新聞社、2022年10月14日、東京朝刊、29面。