讃岐府中駅
香川県坂出市府中町にある四国旅客鉄道の駅
讃岐府中駅(さぬきふちゅうえき)は、香川県坂出市府中町にある、四国旅客鉄道(JR四国)予讃線の駅である[1]。駅番号はY05。
讃岐府中駅 | |
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駅南側(2015年7月) | |
さぬきふちゅう Sanuki-Fuchū | |
◄Y04 国分 (2.3 km) (2.4 km) 鴨川 Y06► | |
所在地 | 香川県坂出市府中町992 |
駅番号 | ○Y05 |
所属事業者 | 四国旅客鉄道(JR四国) |
所属路線 | ■予讃線 |
キロ程 | 14.2 km(高松起点) |
電報略号 | フチ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
[* 1]279人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1952年(昭和27年)1月27日 |
備考 | 無人駅[1] |
讃岐府中駅配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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普通列車以外は通過となるため、瀬戸大橋線系統の列車は停車しない。
歴史
編集1968年10月1日のダイヤ改正(いわゆるヨンサントオ)に際して行われた複線化前は、線路は現在より南側を通って綾川を渡っていた。当駅付近の旧線跡は道路となっている。また、駅西側の綾川手前にある用水路に架かっていた橋が使われないまま現在も残っている。
年表
編集駅構造
編集2面2線の相対式ホームを持つ地上駅[1]。無人駅で駅舎は無い。オレンジカード未対応の近距離きっぷ用自動券売機が設置されている。簡易型便所が駅前の駐輪場に設置されている。
かつてはホームが2両分の長さしかなく、国鉄時代は仮乗降場同然の扱いで普通列車もほとんど通過していた[1][注釈 1][注釈 2]。進行方向後寄りの2両のみドア開閉し、前寄りの1~2両が締切扱いだった。現在は4両分となっている[注釈 3]。
のりば
編集のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■予讃線 | 上り | 高松方面 |
2 | 下り | 多度津・観音寺・琴平方面 |
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駅北側 上り線ホーム入口
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構内(2015年7月、国分方より)
利用状況
編集1日平均の乗車人員は以下の通り。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日 平均人数 |
2000年(平成12年) | [* 2]411 |
2001年(平成13年) | [* 3]393 |
2002年(平成14年) | [* 4]390 |
2003年(平成15年) | [* 5]368 |
2004年(平成16年) | [* 6]361 |
2005年(平成17年) | [* 7]350 |
2006年(平成18年) | [* 8]346 |
2007年(平成19年) | [* 9]329 |
2008年(平成20年) | [* 9]325 |
2009年(平成21年) | [* 10]315 |
2010年(平成22年) | [* 10]304 |
2011年(平成23年) | [* 11]297 |
2012年(平成24年) | [* 11]324 |
2013年(平成25年) | [* 12]350 |
2014年(平成26年) | [* 13]364 |
2015年(平成27年) | [* 13]382 |
2016年(平成28年) | [* 14]356 |
2017年(平成29年) | [* 15]340 |
2018年(平成30年) | [* 15]332 |
2019年(令和元年) | [* 16]323 |
2020年(令和 | 2年)[* 16]282 |
2021年(令和 | 3年)[* 1]279 |
駅周辺
編集- 香川大学教育学部附属特別支援学校
- 坂出市立府中小学校
- 香川県埋蔵文化財センター
- 讃岐国府跡
- 坂出警察署 府中駐在所
- 香川県道18号善通寺府中線
- 香川県道33号高松善通寺線
- 府中湖
隣の駅
編集脚注
編集注釈
編集- ^ 1982年11月15日改正ダイヤによれば、当時当駅に停車する列車は下りは高松発松山行き普通列車(135D)の7時45分発、上りは琴平発高松行き普通列車(1252D, 1260D)の7時30分発と17時30分発の計3本のみ。
- ^ 非電化時代の気動車に比べ、機動性の高い電車の導入により生まれた余裕時分を停車に振り向けた。同様な駅に香西駅、八十場駅、讃岐塩屋駅がある。これらの駅を当時の国鉄部内では「電車駅」と呼ぶむきもあったという。
- ^ 音楽館のシミュレーターソフトTrain Simulator JR四国1は、ホームの延長工事をしている時期に撮影がされたため、延長工事の様子がよくわかる、ある意味貴重な映像ともいえる。
出典
編集- ^ a b c d e 『週刊 JR全駅・全車両基地』 53号 松山駅・伊予西条駅・下灘駅ほか83駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年8月25日、19頁。
- ^ 「日本国有鉄道公示第11号」『官報』1952年1月22日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、632頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 『JR四国でのICOCAサービス開始日が決定!』(プレスリリース)四国旅客鉄道/西日本旅客鉄道、2014年1月27日。オリジナルの2014年2月25日時点におけるアーカイブ 。2020年12月21日閲覧。
- 香川県統計年鑑
- ^ a b “香川県統計年鑑 令和4年刊 11 運輸・通信 11-2 四国旅客鉄道(株)の駅別輸送実績” (xlsx). 2023年6月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月9日閲覧。
- ^ “香川県統計年鑑 四国旅客鉄道(株)の駅別輸送実績” (xls). 2003年3月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月9日閲覧。
- ^ “香川県統計年鑑 四国旅客鉄道(株)の駅別輸送実績” (xls). 2004年3月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月9日閲覧。
- ^ “香川県統計年鑑 四国旅客鉄道(株)の駅別輸送実績” (xls). 2005年3月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月9日閲覧。
- ^ “香川県統計年鑑 四国旅客鉄道(株)の駅別輸送実績” (xls). 2006年6月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月9日閲覧。
- ^ “香川県統計年鑑 四国旅客鉄道(株)の駅別輸送実績” (xls). 2007年6月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月9日閲覧。
- ^ “香川県統計年鑑 四国旅客鉄道(株)の駅別輸送実績” (xls). 2008年6月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月9日閲覧。
- ^ “香川県統計年鑑 四国旅客鉄道(株)の駅別輸送実績” (xls). 2009年3月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月9日閲覧。
- ^ a b “香川県統計年鑑 四国旅客鉄道(株)の駅別輸送実績” (xls). 2010年9月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月9日閲覧。
- ^ a b “香川県統計年鑑 四国旅客鉄道(株)の駅別輸送実績” (xls). 2012年9月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月9日閲覧。
- ^ a b “香川県統計年鑑 四国旅客鉄道(株)の駅別輸送実績” (xls). 2014年9月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月9日閲覧。
- ^ “平成27年 香川県統計年鑑 11-2 四国旅客鉄道(株)の駅別輸送実績” (xlsx). 2016年7月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月9日閲覧。
- ^ a b “香川県統計年鑑 平成28年刊 11 運輸・通信 11-2 四国旅客鉄道(株)の駅別輸送実績” (xlsx). 2017年9月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月9日閲覧。
- ^ “香川県統計年鑑 平成30年刊 11 運輸・通信 11-2 四国旅客鉄道(株)の駅別輸送実績” (xlsx). 2019年9月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月9日閲覧。
- ^ a b “香川県統計年鑑 令和元年刊 11 運輸・通信 11-2 四国旅客鉄道(株)の駅別輸送実績” (xlsx). 2020年9月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月9日閲覧。
- ^ a b “香川県統計年鑑 令和3年刊 11 運輸・通信 11-2 四国旅客鉄道(株)の駅別輸送実績” (xlsx). 2022年9月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月9日閲覧。