見附駅
見附駅(みつけえき)は、新潟県見附市本所二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)信越本線の駅である[1]。
見附駅 | |
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駅舎(2021年9月) | |
みつけ Mitsuke | |
◄押切 (4.5 km) (4.1 km) 帯織► | |
所在地 | 新潟県見附市本所二丁目4-35[1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■信越本線 |
キロ程 | 84.4 km(直江津起点) |
電報略号 | ツケ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
1,914人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1898年(明治31年)6月16日[1] |
備考 |
業務委託駅 話せる指定席券売機設置駅[2] |
歴史
編集見附駅は、見附町(現・見附市東側に相当)中心部と、今町(同西側)中心部のほぼ中間に当たる水田地帯に設置された[1]。
このため開設当時は利用が伸び悩み[1]、見附町は周辺市町村と比較しても発展がやや遅れることとなった(その後、見附町市街地にある上見附駅を経由する栃尾鉄道が開通)。
その後見附町と今町は合併し、1970年代後半 - 90年代にかけて今町地区を中心に北陸自動車道、上越新幹線、更に国道8号・見附バイパスなどの交通幹線の整備が進むと、当駅の利用が延び[1]、駅周辺が急速に宅地化して行った。
年表
編集- 1898年(明治31年)6月16日:北越鉄道一ノ木戸(現・東三条) - 長岡間開通時に開設[1]。
- 1907年(明治40年)8月1日:北越鉄道が鉄道国有法、帝国鉄道庁の駅となる[3]。
- 1958年(昭和33年)12月8日:駅舎改築[4]。
- 1974年(昭和49年)5月:みどりの窓口営業開始[5]。
- 1982年(昭和57年)3月1日:貨物取扱廃止[6]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる[3]。
- 2005年(平成17年)12月15日:自動改札機導入。
- 2008年(平成20年)3月15日:新潟近郊区間が拡大され、ICカード「Suica」の利用が可能となる[7]。
- 2010年(平成22年)12月23日:指定席券売機の供用開始[8]。
- 2016年(平成28年)4月1日:業務委託駅化、見附駅長廃止。
- 2022年(令和4年)
駅構造
編集単式ホーム2面2線を有する地上駅[1]。元々は2面3線であったが、現在2番線は廃止されている[1]。両ホームは、バリアフリー対策のエレベーターが併設された跨線橋で連絡されている。
駅舎は1958年に完成した鉄骨ブロック造平屋建て(延床面積352平方メートル)で、地元が建設費を負担した[4]。
長岡駅管理の業務委託駅(JR東日本新潟シティクリエイト(JENIC)受託)。駅舎には自動券売機、話せる指定席券売機[2]のほか、自動販売機、トイレ等がある。自動改札機が設置されており、Suica等のICカードが利用可能。
駅舎北寄りには地下自由通路があり[1]、西口に連絡している。西口にはロータリー・駐車場・駐輪場がある。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■信越本線 | 上り | 長岡方面 |
3 | 下り | 新潟方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
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改札口(2021年9月)
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ホーム(2021年9月)
利用状況
編集JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は1,914人である[JR 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下の通り。
乗車人員推移 | ||
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年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 2,392 | [JR 2] |
2001年(平成13年) | 2,329 | [JR 3] |
2002年(平成14年) | 2,259 | [JR 4] |
2003年(平成15年) | 2,232 | [JR 5] |
2004年(平成16年) | 2,185 | [JR 6] |
2005年(平成17年) | 2,178 | [JR 7] |
2006年(平成18年) | 2,118 | [JR 8] |
2007年(平成19年) | 2,103 | [JR 9] |
2008年(平成20年) | 2,139 | [JR 10] |
2009年(平成21年) | 2,125 | [JR 11] |
2010年(平成22年) | 2,192 | [JR 12] |
2011年(平成23年) | 2,183 | [JR 13] |
2012年(平成24年) | 2,142 | [JR 14] |
2013年(平成25年) | 2,189 | [JR 15] |
2014年(平成26年) | 2,023 | [JR 16] |
2015年(平成27年) | 2,108 | [JR 17] |
2016年(平成28年) | 2,178 | [JR 18] |
2017年(平成29年) | 2,186 | [JR 19] |
2018年(平成30年) | 2,157 | [JR 20] |
2019年(令和元年) | 2,137 | [JR 21] |
2020年(令和 | 2年)1,840 | [JR 22] |
2021年(令和 | 3年)1,752 | [JR 23] |
2022年(令和 | 4年)1,818 | [JR 24] |
2023年(令和 | 5年)1,914 | [JR 1] |
駅周辺
編集周辺は住宅地となっている。見附市今町地区中心部へはいずれもバスで10分程。
- 新潟県道108号見附停車場線
- 新潟県道20号見附中之島線
- 見附駅前郵便局
- 新潟県立見附高等学校
- 創進高等学校
- セブン-イレブン見附本所店
- 角屋旅館
バス路線
編集2018年4月現在では見附市コミュニティバスが当駅と見附・今町両中心部を結んでいる。概ね列車との接続を考慮したダイヤで両方向とも毎時2 - 3本ほど運行されており、各便共に当駅前で4分程の停車時間がある。運行区間は「コミュニティバス車庫(上見附車庫) - 見附駅前 - 道の駅パティオにいがた」であり、A・B・B2の3通り停車パターンがある[9]。
隣の駅
編集脚注
編集記事本文
編集- ^ a b c d e f g h i j k l 『週刊 JR全駅・全車両基地』 14号 長野駅・新津駅・高田駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年11月11日、24頁。
- ^ a b c d “駅の情報(見附駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2022年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月10日閲覧。
- ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、586頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b 「見附駅改良工事が完成」『交通新聞』交通協力会、1958年12月10日、2面。
- ^ 国鉄監修『交通公社の時刻表』1974年6月号
- ^ “日本国有鉄道公示第145号”. 官報. (1982年2月27日)
- ^ 『2008年3月 Suicaがますます便利になります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2007年12月21日。オリジナルの2016年3月4日時点におけるアーカイブ 。2020年5月29日閲覧。
- ^ 『「指定席券売機」が新たに2駅に登場!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道新潟支社、2010年12月21日。オリジナルの2011年10月17日時点におけるアーカイブ 。2021年1月8日閲覧。
- ^ 見附市コミュニティバス - 見附市
利用状況
編集- JR東日本の1999年度以降の乗車人員
- ^ a b “各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月16日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月25日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月10日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 駅の情報(見附駅):JR東日本