見知らぬ橋
『見知らぬ橋』(みしらぬはし)は、船山馨の小説。単行本は講談社から1971年に初出版、後に角川文庫、講談社文庫からそれぞれ出版された。本項目では、同作を原作としたテレビドラマについても記述する。
ストーリー
編集京都・嵯峨野に住む能面師・魚住名緒子は、弟・幸夫が網走で自殺した事件が元で、妻子ある並河五郎と知り合い、並河と道ならぬ恋に落ち、たった一夜の情交を永遠に昇華させ生きて行こうとする、名緒子の清らかな愛を描く[1]。
テレビドラマ
編集見知らぬ橋 | |
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ジャンル | テレビドラマ |
脚本 | 田向正健 |
演出 | 田中利一 |
出演者 |
三田佳子 加山雄三 那智わたる 細川俊之 真実一路 河原崎国太郎 夏純子 水谷豊 他 |
製作 | |
制作 | NETテレビ(現・テレビ朝日) |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1973年10月1日〜1973年12月24日 |
放送時間 | 月曜日22:00〜22:55 |
放送枠 | ポーラ名作劇場 |
放送分 | 55分 |
回数 | 13 |
1973年10月1日から1973年12月24日まで、NETテレビ(現・テレビ朝日)の毎週月曜日22:00 - 22:55(JST)の枠『ポーラ名作劇場』で放映。全13話。
東京を始め、網走、アメリカ・サンフランシスコ、アラスカに舞台がまたがる大規模な物語であり、それぞれの地域でロケ撮影も行った[2]。ショパンのピアノ曲がドラマの所々で使われ、タイトルバックにはアラスカのメンデンホール氷河の映像が使われた[3]。
キャスト
編集- 魚住名緒子:三田佳子
- 並河五郎:加山雄三
- 葉室静夫:細川俊之
- 魚住恒秋:河原崎国太郎 - 名緒子の父。
- 魚住佐江子:夏純子 - 名緒子の妹。
- 魚住幸夫:水谷豊 - 名緒子の弟。
- 並河圭子:那智わたる - 五郎の妻。
- 並河真弓:山崎美紀 - 五郎の娘。
- 日向修三:内田朝雄 - 能面収集家。
- 日向隆吉:大出俊 - 修三の息子。
- 岩永:小松方正 - 並河の上役。
- 篠井靖之:尾藤イサオ
- 塩沢:広瀬昌助
- 江藤:堀勝之祐
- 倉石麗子:二宮ゆき子 - 幸夫の恋人だった女。
- 浄雲:小山源喜 - 恒秋とは旧知の仲の住職。
- 真実一路
スタッフ
編集- 脚本:田向正健
- 演出:田中利一
- 制作:NET
NETテレビ ポーラ名作劇場 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
見知らぬ橋
(1973.10.1 - 1973.12.24) |