西高岡駅
富山県高岡市立野高池町にあるあいの風とやま鉄道の駅
西高岡駅(にしたかおかえき)は、富山県高岡市立野高池町にある、あいの風とやま鉄道線の駅である。
西高岡駅 | |
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駅舎(2018年9月) | |
にしたかおか Nishi-Takaoka | |
◄福岡 (3.5 km) (2.7 km) 高岡やぶなみ► | |
所在地 | 富山県高岡市立野高池町319 |
所属事業者 | あいの風とやま鉄道 |
所属路線 | ■あいの風とやま鉄道線 |
キロ程 |
17.5 km(倶利伽羅起点) 金沢から35.3 km 米原から211.9 km |
電報略号 | ニタ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
472人/日(降車客含まず) -2020年- |
開業年月日 | 1957年(昭和32年)4月25日 |
備考 | 簡易委託駅 |
歴史
編集- 1956年(昭和31年)11月19日:国鉄の北陸本線 福岡駅 - 高岡駅間に西高岡信号場として開設される[1]。
- 1957年(昭和32年)4月25日:駅に昇格し、西高岡駅として開業する(旅客駅)[2]。旅客と共に手荷物及び小荷物を取扱い、配達取扱をしない[2]。
- 1962年(昭和37年)8月10日:当駅 - 福岡駅間が複線化する[3]。
- 1964年(昭和39年)
- 1965年(昭和40年)8月25日:高岡駅 - 千保川信号場間が複線化し、千保川信号場が廃止される[1][3]。
- 1971年(昭和46年)10月1日:営業範囲を改正し、荷物の取扱を廃止する[4]。同時に無人駅となる[5]。
- 1987年(昭和62年)
- 2001年(平成13年)11月:無人駅となる[7]。
- 2002年(平成14年)4月1日:西日本旅客鉄道とJR西高岡駅利用促進協議会が乗車券類簡易委託販売業引渡式を挙行し、簡易委託駅となる[8]。
- 2015年(平成27年)
駅構造
編集相対式ホーム2面2線を有する地上駅[11]。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。駅舎は下りホーム高岡寄りにあり、上りホームへは跨線橋で連絡している[11]。
JR北陸本線時代末期は富山地域鉄道部が管轄し、民間へ窓口業務が委託された簡易委託駅であった[11]。あいの風とやま鉄道への転換後も簡易委託駅の形態を継続している[12]。JR時代の自動券売機は運賃改定に伴い撤去されたまま移管を迎えたが、移管から4年経過した2019年(平成31年)4月24日にあいの風とやま鉄道仕様の自動券売機が改めて設置された[13]。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先[14] |
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1 | ■あいの風とやま鉄道線 | 下り | 高岡・富山方面 |
2 | 上り | 金沢方面 |
到着メロディ
編集2017年3月以前は、富山方面が『エリーゼのために』、金沢方面は『かっこう』が接近メロディとして流れていたが、2017年(平成29年)3月の新旅客案内システム導入に伴い、福岡駅と共通で、高岡市民の歌「ふるさと高岡」のおりんによるアレンジが到着メロディとして使用開始された[15][16]。
利用状況
編集2020年(令和2年)度の1日平均乗車人員は472人である[17]。
『富山県統計年鑑』、『高岡市統計書』及びあいの風とやま鉄道発表資料によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通りである[18][19]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1995年 | 496 |
1996年 | 474 |
1997年 | 447 |
1998年 | 511 |
1999年 | 499 |
2000年 | 497 |
2001年 | 494 |
2002年 | 525 |
2003年 | 561 |
2004年 | 581 |
2005年 | 581 |
2006年 | 573 |
2007年 | 574 |
2008年 | 596 |
2009年 | 597 |
2010年 | 599 |
2011年 | 590 |
2012年 | 614 |
2013年 | 621 |
2014年 | 537[備考 1] |
2015年 | 597 |
2016年 | 589 |
2017年 | 617 |
2018年 | 569 |
2019年 | 593 |
2020年 | 472 |
- 備考
- ^ 2015年3月13日までの347日間の1日平均乗車人員は528人、3月14日から3月31日までの18日間における1日平均乗車人員は697人。
駅周辺
編集かつては水田が広がるのみであったが近年は宅地化が進み、利用者が漸増傾向にある。
- 北陸自動車学校
- 北陸コカ・コーラボトリング本社
- 高岡市立五位中学校
- 高岡西部総合公園野球場
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、138頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b 昭和32年日本国有鉄道公示第145号(『官報』、1957年(昭和32年)4月19日、大蔵省印刷局)
- ^ a b c d 日本国有鉄道編、『日本国有鉄道百年史年表』、1972年(昭和47年)10月、日本国有鉄道
- ^ 昭和46年日本国有鉄道公示第371号(『官報』、1971年(昭和46年)9月29日、大蔵省印刷局)
- ^ 「西高岡駅が無人に 金鉄局 来月一日から合理化」、『北日本新聞』(13面)、1971年(昭和46年)9月26日、北日本新聞社
- ^ 「JR西高岡 1日から「完全無人化」 昨年乗客数1日496人 他の駅大きく下回る」、『北日本新聞』(29面)、2001年(平成13年)10月28日、北日本新聞社
- ^ 「県内JR無人化駅 駅員常駐へ広がる動き 西高岡でも促進協」、『北日本新聞』(25面)、2002年(平成14年)2月19日、北日本新聞社
- ^ 「あす乗車券販売業務引き渡し式 JR西高岡駅」、『富山新聞』(34面)、2002年(平成14年)3月31日、富山新聞社
- ^ 「県民の足」新たな船出 あいの風鉄道も開業 - 2015年(平成27年)3月15日、北日本新聞
- ^ 『ICカードサービス開始日について』(プレスリリース)あいの風とやま鉄道株式会社、2015年1月30日 。2015年7月10日閲覧。
- ^ a b c 郡司武編、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地』43号、2013年(平成25年)6月、朝日新聞出版
- ^ あいの風とやま鉄道 利用の手引き - あいの風とやま鉄道(2015年3月16日閲覧)
- ^ 西高岡駅の自動券売機の新設等について - あいの風とやま鉄道、2019年4月17日
- ^ 西高岡駅発車時刻表 - あいの風とやま鉄道(2015年4月14日閲覧)
- ^ あいの風とやま鉄道 (2016年12月14日). “新指令システム稼動に伴う利便性の向上について”. 富山県. 2016年12月30日閲覧。
- ^ あいの風とやま鉄道 (2016年12月14日). “各駅の到着メロディの制作状況等について”. 富山県. 2016年12月30日閲覧。
- ^ “あいの風とやま鉄道(株) 1日当たり駅別乗車人員と輸送人員(2020年4月〜2021年3月)” (PDF). あいの風とやま鉄道. 2021年6月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月17日閲覧。
- ^ 統計年鑑 - 富山県
- ^ 『2018年度 あいの風とやま鉄道 利用状況等』(PDF)(プレスリリース)あいの風とやま鉄道、2019年6月14日 。2019年6月27日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 西高岡駅 - あいの風とやま鉄道