西馬込駅
西馬込駅(にしまごめえき)は、東京都大田区西馬込二丁目にある、東京都交通局(都営地下鉄)浅草線の駅である[2]。駅番号はA 01[2]。
西馬込駅 | |
---|---|
西口(2011年8月) | |
にしまごめ Nishi-magome | |
(1.2 km) 馬込 A 02► | |
所在地 | 東京都大田区西馬込二丁目1-6[2] |
駅番号 | A01[1][2] |
所属事業者 | 東京都交通局(都営地下鉄) |
所属路線 | ●[1]浅草線 |
キロ程 | 0.0 km(西馬込起点) |
電報略号 | 西(駅名略称) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 2面2線[3] |
乗降人員 -統計年度- |
[都交 1]39,302人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1968年(昭和43年)11月15日[4] |
備考 | 直営駅 |
都営地下鉄の駅では最南端で、東京の地下鉄全体でも最南端に位置する駅である。当駅の南側に、浅草線の車両基地である馬込車両検修場(東京都交通局馬込庁舎[2])がある。
歴史
編集駅構造
編集相対式ホーム2面2線を有する地下駅である[3]。2009年度に行われた改装工事で、ホーム側壁と西口改札内コンコースが白色タイル張りとなった。
駅長事務室は西口にある。かつては五反田駅務管理所西馬込駅務区として西馬込 - 戸越間の各駅を管理していたが、五反田駅務区に統合された。
改札・出入口
編集ホームは地下3階にあるが、ホームから南口・西口改札へ向かうには一度地下4階へと下りなければならない。東口改札についてはホーム同階に位置しているため、1番線ホームからであれば階段を下りずに改札口へ向かうことが可能である。
出入口および改札口は西口・南口・東口の3か所であり[2]、改札は西口と南口がビルの地上1階、東口が地下3階にある。西口にはバリアフリートイレおよび男女別のトイレと上りエスカレーターがある。南口には定期券発売機があり、上りエスカレーターが階段の途中の一部分に設置されている。東口には出入口と改札階を結ぶエレベーターが設置されている[6]。
相対式ホームの終着駅だが、どちらのホームも押上方面となっているため、次の列車の発車番線は通路の途中にある発車標で確認する必要がある。また、地上へのエレベーターは前述の通り1番線ホームから直結する東口にのみ設置されているため、2番線ホームからはホーム南端(南口側)のエレベーターを乗り継ぎ、地下4階経由で1番線ホーム側に回る必要があり、時間を要する。このため浅草線各駅の時刻表には当駅での到着番線が表記されている。
ホームの南側(川崎方面)には引き上げ線と馬込車両検修場への引き込み線が設置されている。なお、2004年6月まではこの引き上げ線から折り返す形で分岐し、2番線ホームの裏を通って駅北側の旧・馬込車両工場へ続く引き込み線があったが、新検修場への機能移転によって廃止され、トンネル跡地の一部に2番線ホームと南口方面へのコンコースを結ぶエスカレーター・エレベーターが新設されている。
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西改札(2023年6月)
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東改札(2023年6月)
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南改札口(2023年6月)
のりば
編集番線 | 路線 | 行先[8] |
---|---|---|
1・2 | 都営浅草線 | 押上・ 京成線・ 北総線方面 |
(出典:都営地下鉄:駅構内図)
-
1番線ホーム(2023年6月)
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2番線ホーム(2023年6月)
利用状況
編集2022年(令和4年)度の1日平均乗降人員は39,302人(乗車人員:19,954人、降車人員:19,348人)である[都交 1]。
近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表の通りである。
年度 | 1日平均 乗降人員[10] |
1日平均 乗車人員[11] |
出典 |
---|---|---|---|
1990年(平成 | 2年)14,258 | [* 1] | |
1991年(平成 | 3年)14,784 | [* 2] | |
1992年(平成 | 4年)14,964 | [* 3] | |
1993年(平成 | 5年)15,055 | [* 4] | |
1994年(平成 | 6年)15,304 | [* 5] | |
1995年(平成 | 7年)15,145 | [* 6] | |
1996年(平成 | 8年)15,504 | [* 7] | |
1997年(平成 | 9年)15,589 | [* 8] | |
1998年(平成10年) | 15,816 | [* 9] | |
1999年(平成11年) | 15,880 | [* 10] | |
2000年(平成12年) | 16,227 | [* 11] | |
2001年(平成13年) | 16,488 | [* 12] | |
2002年(平成14年) | 16,819 | [* 13] | |
2003年(平成15年) | 33,451 | 17,109 | [* 14] |
2004年(平成16年) | 33,667 | 17,203 | [* 15] |
2005年(平成17年) | 34,068 | 17,397 | [* 16] |
2006年(平成18年) | 35,630 | 18,215 | [* 17] |
2007年(平成19年) | 37,072 | 18,913 | [* 18] |
2008年(平成20年) | 38,208 | 19,449 | [* 19] |
2009年(平成21年) | 38,233 | 19,422 | [* 20] |
2010年(平成22年) | 38,390 | 19,492 | [* 21] |
2011年(平成23年) | 38,590 | 19,606 | [* 22] |
2012年(平成24年) | 39,763 | 20,174 | [* 23] |
2013年(平成25年) | 42,870 | 21,761 | [* 24] |
2014年(平成26年) | 43,086 | 21,843 | [* 25] |
2015年(平成27年) | 44,455 | 22,533 | [* 26] |
2016年(平成28年) | 45,770 | 23,179 | [* 27] |
2017年(平成29年) | 47,457 | 24,027 | [* 28] |
2018年(平成30年) | 48,687 | 24,652 | [* 29] |
2019年(令和元年) | 49,538 | 25,072 | [* 30] |
2020年(令和 | 2年)[都交 2]37,273 | [都交 2]18,863 | |
2021年(令和 | 3年)[都交 3]37,078 | [都交 3]18,802 | |
2022年(令和 | 4年)[都交 1]39,302 | [都交 1]19,954 |
駅周辺
編集- 国道1号(第二京浜)
- 池上本門寺
- 池上梅園
- 大田区立郷土博物館
- 龍子記念館
- 立正大学付属立正中学校・高等学校 馬込キャンパス
- 大田区立馬込中学校
- 大田区立大森第十中学校
- 大田区立梅田小学校
- 東京都立大田桜台高等学校
- 馬込八幡神社
- 大田区立熊谷恒子記念館
バス
編集隣の駅
編集- 東京都交通局(都営地下鉄)
- 都営浅草線
- 西馬込駅 (A 01) - 馬込駅 (A 02)
脚注
編集注釈
編集- ^ 従来、南口からホームへ行くまでには一旦、地下4階まで降りてから階段を上がらなくてはならなかったが、これにより1番線ホームへ行く場合には地下4階へ降りる必要がなくなった。なお2番線ホームへは引き続き、地下4階に降りなくてはならない。
出典
編集- ^ a b 東京地下鉄 公式サイトから抽出(2019年05月26日閲覧)
- ^ a b c d e f 各駅情報>西馬込. 東京都交通局. 2017年5月24日閲覧。
- ^ a b 東京都交通局建設工務部『都営地下鉄バリアフリーマップ』、東京都交通局建設工務部、2002年11月、 4頁。
- ^ a b c 「都営交通のあゆみ」(PDF)『都営交通のあらまし2020』、東京都交通局、2020年9月、35頁、 オリジナルの2020年11月9日時点におけるアーカイブ、2020年11月9日閲覧。
- ^ 『PASMOは3月18日(日)サービスを開始します ー鉄道23事業者、バス31事業者が導入し、順次拡大してまいりますー』(PDF)(プレスリリース)PASMO協議会/パスモ、2006年12月21日。オリジナルの2020年5月1日時点におけるアーカイブ 。2020年5月5日閲覧。
- ^ a b 『浅草線 西馬込駅 新出入口等供用開始のお知らせ』(プレスリリース)東京都交通局、2013年3月30日。オリジナルの2017年2月3日時点におけるアーカイブ 。2020年5月6日閲覧。
- ^ “都営浅草線 西馬込駅のホームドア運用を11月18日から開始|鉄道ニュース|2023年11月17日掲載|鉄道ファン・railf.jp”. 鉄道ファン・railf.jp. 2023年11月19日閲覧。
- ^ “西馬込 時刻表”. 東京都交通局. 2023年6月5日閲覧。
- ^ 大田区政ファイル - 大田区
- ^ レポート - 関東交通広告協議会
- ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
- 東京都統計年鑑
- ^ 東京都統計年鑑(平成2年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成3年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成25年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成29年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成30年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成31年・令和元年)
- 東京都交通局 各駅乗降人員
- ^ a b c d 令和4年度 運輸統計年報 (PDF) (Report). 東京都交通局. 2023年11月3日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年11月3日閲覧。
- ^ a b “各駅乗降人員一覧|東京都交通局”. 東京都交通局. 2021年11月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月12日閲覧。
- ^ a b “各駅乗降人員一覧|東京都交通局”. 東京都交通局. 2022年11月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月12日閲覧。