西条町 (広島県)

日本の広島県賀茂郡にあった町


西条町(さいじょうちょう)は、かつて広島県賀茂郡に存在したである。現在の東広島市西条地区に相当する。

さいじょうちょう
西条町
廃止日 1974年4月20日
廃止理由 新設合併
賀茂郡西条町志和町高屋町八本松町東広島市
現在の自治体 東広島市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陽地方
都道府県 広島県
賀茂郡
市町村コード 34401-0
面積 93.78 km2
総人口 26,275
(1973年3月31日)
隣接自治体 竹原市安芸郡熊野跡村賀茂郡黒瀬町、賀茂郡高屋町、賀茂郡八本松町、豊田郡安芸津町、豊田郡安浦町
西条町役場
所在地 739
広島県賀茂郡西条町栄町
座標 北緯34度25分36秒 東経132度44分38秒 / 北緯34.42678度 東経132.74375度 / 34.42678; 132.74375 (西条町)座標: 北緯34度25分36秒 東経132度44分38秒 / 北緯34.42678度 東経132.74375度 / 34.42678; 132.74375 (西条町)
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国立広島大学の移転問題を契機に西条盆地にある4つの町の合併問題が浮上し、1974年4月20日に賀茂郡の志和高屋八本松各町とともに合併して東広島市に移行したことに伴い廃止された。

地理

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河川

大字・町名

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沿革

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  • 1889年4月1日 - 市町村制施行。西条町域には当時いずれも賀茂郡に属する板城賀永郷田下見下三永寺西御薗宇吉土実(よしとみ)・四日市次郎丸の各村があった。
  • 1890年10月1日 - 四日市次郎丸村が村名改称の上町制施行して西条町が成立する。
  • 1939年7月1日 - 西条町及び下見・寺西・御薗宇・吉土実各村が合併(新設合併)して新たに西条町が成立する。
  • 1950年4月1日 - 西条町のうち西条東・寺家が寺西村として分離する。
  • 1952年4月1日 - 寺西村が町制施行して寺西町になる。
  • 1955年1月1日 - 西条町が下三永村と賀永村のうちの上三永を編入する。
  • 1955年3月31日 - 西条町が郷田村全域と板城村(小多田・国近を除く)を編入する。

※板城村のうちの小多田・国近は賀茂郡黒瀬町(現:東広島市)に編入。

※賀永村は1956年4月1日に所属郡が賀茂郡から豊田郡に変更。残部は豊田郡竹原町(現:竹原市)に編入。

  • 1959年10月1日 - 西条町が寺西町を編入する。
  • 1974年4月20日 - 西条・志和高屋八本松各町が合併(新設合併)して東広島市に移行したことに伴い廃止される。

産業

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  • 日本酒の製造が盛んで、中心部には日本酒の醸造場や酒蔵がいくつもある。伏見(京都市)・灘(神戸市)とともに三大産地と称されている。

主要施設

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教育(1974年4月19日当時のデータ)

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交通(1974年4月19日当時のデータ)

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鉄道

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なお、1986年山陽新幹線東広島駅が、2017年に山陽本線の寺家駅が西条町に相当する地域に開業している。

道路

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名所・旧跡

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その他

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関連項目

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