御薗宇村

日本の広島県賀茂郡にあった村

御薗宇村(みそのう[1][2]むら)とは、かつて広島県賀茂郡に存在したである。現在の東広島市西条町御薗宇にあたる。

みそのうむら
御薗宇村
廃止日 1939年7月1日
廃止理由 新設合併
御薗宇村、下見村、寺西村、吉土実村、西条町 → 西条町
現在の自治体 東広島市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陽地方
都道府県 広島県
賀茂郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 1,458
国勢調査、1935年)
隣接自治体 西条町、吉土実村、下三永村郷田村、下見村、寺西村
御薗宇村役場
所在地 広島県賀茂郡御薗宇村
座標 北緯34度24分30秒 東経132度44分53秒 / 北緯34.40833度 東経132.74819度 / 34.40833; 132.74819座標: 北緯34度24分30秒 東経132度44分53秒 / 北緯34.40833度 東経132.74819度 / 34.40833; 132.74819
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示

地理

編集

西条盆地の中央部に位置していた[2]

歴史

編集

1889年(明治22年)4月1日、町村制の施行により、賀茂郡御薗宇村が単独で村制施行し、御薗宇村が発足[1][2]。大字は編成せず[2]

1939年(昭和14年)7月1日に、同郡の西条町・下見村寺西村吉土実村と合併(新設合併)し西条町となった事で消滅した[1][2]。合併後、西条町大字御薗宇となる[2]

2020年5月現在は、東広島市の地名に名前を残している。

現在の村域は田畑と住宅が混在しており、鉄道駅こそないものの、近隣には東広島駅西条駅が存在している。

地名の由来

編集

次の諸説あり[2]

  1. 小倉縁起の主人公菖蒲前が後鳥羽天皇から賀茂郡を賜り、この地が下原と称されていたのを「我が園」と改めたことから[2]
  2. 安芸国神名帳に記載の五位天照明神があり、その御園であったことから。

名所・旧跡

編集

脚注

編集
  1. ^ a b c 『市町村名変遷辞典』749頁。
  2. ^ a b c d e f g h i 『角川日本地名大辞典 34 広島県』757頁。

参考文献

編集

関連項目

編集