藤田泰子
1926-2015, 女優。
来歴
編集宮城県仙台市生まれ。東京にある武蔵野高等女学校(現・武蔵野女子学院高等学校)を卒業。1946年からアーニーパイル劇場に出演。1950年に吉村公三郎監督の松竹『春雪』のヒロインに抜擢され、同作品で銀幕デビュー。同年の中村登監督『エデンの海』では、鶴田浩二を相手役にヒロイン清水巴を演じた。1951年の吉村監督『偽れる盛装』に助演した後フリーになり、本多猪四郎監督『南国の肌』(1952年、木曜プロ)、大曾根辰夫監督『鞍馬天狗 天狗廻状』(同、松竹)、小石栄一監督『南海の情火 ギラム』(同、東映)など、各社の作品に出演。1953年に結婚のため映画界を去った。夫は音楽プロモーターの永島達司[1]。外タレの応対にはその美貌を活かしたという[1]。
出演作品
編集- 1950年
- 1951年
- 偽れる盛装
- 暁の急襲
- 1952年
参考文献
編集- 『日本映画人名事典・女優編・下巻』、キネマ旬報社、1995年8月
脚注
編集外部リンク
編集- 藤田泰子 (jmdb.ne.jp)