藤巻 直哉(ふじまき なおや、1952年8月20日 - )は、日本映画プロデューサー歌手株式会社博報堂DYメディアパートナーズ スポーツ・エンタテインメントビジネス局 エグゼクティブプロデューサー[1]

ふじまき なおや
藤巻 直哉
生年月日 (1952-08-20) 1952年8月20日(72歳)
国籍 日本の旗 日本
職業 映画プロデューサー歌手
ジャンル 映画テレビアニメ
事務所 トーチ・リンク
主な作品

映画
ガメラ3 邪神覚醒』(アソシエイト・プロデューサー)
ブリスター!』(プロデューサー
猫の恩返し』(製作担当)
サマータイムマシン・ブルース』(製作
崖の上のポニョ』(製作担当)
RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』(エグゼクティブプロデューサー
借りぐらしのアリエッティ』(製作担当)
コクリコ坂から』(製作担当)


テレビアニメ
ごぞんじ!月光仮面くん』(プロデューサー)
GAD GUARD』(企画
受賞
ベストヒット歌謡祭新人アーティスト賞
(「藤岡藤巻と大橋のぞみ」名義)
第50回日本レコード大賞特別賞
(「崖の上のポニョ」)
テンプレートを表示

略歴

編集

慶應義塾大学法学部を経て、藤岡孝章らとバンド「まりちゃんズ」を結成しミュージシャンとして活動した後、博報堂に入社。映画プロデューサーとして映画テレビアニメなどの作品を手がけ、株式会社博報堂エンタテインメント事業部部長、株式会社博報堂メディア・コンテンツカンパニーエンタテインメント・文化事業局局長代理などを歴任した。

博報堂に入社以降も、業務と並行し音楽活動も続けていた。まりちゃんズのサポートメンバーらとバンド「すみちゃんとステゴザウルス」を結成し、CBS・ソニーレコードのオーディションに合格したことから、いくつかの曲をリリースした。その後、藤岡とバンド「藤岡藤巻」を結成するなど、音楽活動を続けている。

博報堂では、メディア・コンテンツカンパニーエンタテインメント・文化事業局の局長代理と、エンタテインメント事業部の部長を兼任した[2]。博報堂が大広読売広告社とともに博報堂DYメディアパートナーズを設立すると、同社に移りエンタテインメント・文化事業局の局長代理に就任し、あわせてエンタテインメント事業部の部長を兼任した[2]。特に映画制作に携わることが多い。博報堂DYメディアパートナーズ所属の須賀大観の監督作品やスタジオジブリ作品などを中心に、複数の映画にクレジットされている。また、博報堂DYメディアパートナーズが手がけるイ・ビョンホン公式ファンクラブの運営事業も担当しており、同社の「イ・ビョンホンジャパンオフィシャルファンクラブ」にて事務局長を務めている[3]

エピソード

編集

あまり音楽に興味がないらしいが、話を聞いてもらいたくてMCと称し世間話をする。トイレが近いために、自身のラジオ番組では「トイレが近くなった代わりに、耳が遠くなった」という発言をしている。

モルガン銀行東京支店の支店長などを経て参議院議員を務める藤巻健史と風貌が似ており、混同される場合があるが別人である[4]。その藤巻健史とは『週刊朝日』2008年11月14日増大号にて対談が実現した。

レミオロメンのボーカルの藤巻亮太は苗字は一緒だが血縁関係は無い。レミオロメンと一緒にミュージックステーションに出演したときはCM中に観客から声がかかったので自分のことかと思って手を振ったのだが、自分ではなく藤巻亮太に対するものだと知ってそっと手を下ろしたことがある[5]

作品

編集

シングル

編集

アルバム

編集

映画

編集

テレビ

編集

出演

編集

テレビ

編集

テレビドラマ

編集

映画

編集

ラジオ

編集

インターネットラジオ

編集

ネット配信

編集

書籍

編集

脚注

編集
  1. ^ のち買収子会社ショウゲートの非常勤役員を兼任
  2. ^ a b 博報堂大広読売広告社「博報堂DYメディアパートナーズの部門長、部門長代理、部署長級人事について」『News & Release大広2003年10月28日
  3. ^ 会員規約 | イ・ビョンホン ジャパン オフィシャル ファンクラブ博報堂DYメディアパートナーズイ・ビョンホンジャパンオフィシャルファンクラブ
  4. ^ 藤巻健史「藤岡藤巻さんは別人」…新・フジマキに聞け(『朝日新聞朝日新聞東京本社、2008年8月9日夕刊「be」5面…藤巻健史が歌手デビューしたと思い込んだ読者の投稿を受けて)
  5. ^ 新・堂本兄弟』(2008年9月28日放送分)
  6. ^ ch223 music pinkiss”. 静岡朝日テレビ公式サイト 番組アーカイブ (2013年2月23日). 2015年12月2日閲覧。
  7. ^ ch223 music pinkiss「アイドルから学べること」”. 静岡朝日テレビ公式サイト 番組ライブラリー (2014年2月23日). 2015年12月2日閲覧。
  8. ^ ch223 二人のディファレンス”. 静岡朝日テレビ公式サイト 番組ライブラリー (2015年2月23日). 2015年12月2日閲覧。
  9. ^ 「さよならマエストロ」に芝大輔、白石加代子、LiLiCo、おじゃす、山本圭祐が出演”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年1月11日). 2024年1月11日閲覧。

関連人物

編集

関連項目

編集

外部リンク

編集