藤原 隆能(ふじわら の たかよし)は、平安時代後期の貴族・絵師。藤原北家良門流、左衛門佐・藤原清綱または権中納言・藤原清隆の子。官位は正五位下・主殿頭、絵所預。絵所一流の祖。
仁平4年(1154年)には鳥羽金剛心院の扉を描き正五位下に叙されたほか、『源氏物語絵巻』の作者ともいわれている。