萩原 佳(はぎはら けい、1977年7月27日 - )は、日本政治家公認会計士税理士日本維新の会所属の衆議院議員(1期)。元茨木市議会議員(2期)。

萩原 佳
はぎはら けい
生年月日 (1977-07-27) 1977年7月27日(47歳)
出生地 日本の旗 日本 大阪府
出身校 信州大学経済学部
前職 公認会計士
税理士
所属政党 日本維新の会大阪維新の会
公式サイト 茨木市議会議員 はぎ原けい

選挙区 大阪9区
当選回数 1回
在任期間 2024年10月29日[1] - 現職

当選回数 2回
在任期間 2017年2月1日 - 2024年10月15日
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経歴

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大阪府に生まれ、茨木市で育つ[2]関西大倉高等学校卒業後、2002年信州大学経済学部卒業[2]

中央青山監査法人あらた監査法人を経て、2009年公認会計士登録。2014年税理士登録し、茨木市で会計事務所開業[2]

2017年1月、茨木市議会議員選挙に大阪維新の会公認で立候補し、初当選。2021年再選[2]

2024年10月2日、日本維新の会吉村洋文共同代表(大阪府知事)は、同月に予定される第50回衆議院議員総選挙大阪9区において、同党所属で党員資格停止中である足立康史衆議院議員ではなく別の候補者を擁立すると発表[3]。これを受け6日に足立は政界引退を表明[4]。10月8日、日本維新の会は同区に萩原を擁立すると発表。会見で萩原は自身の立候補について、足立とは「話はしていない」と述べた[5]

萩原の擁立が決まったのは公示の約1週間前と出遅れたため、総選挙では知名度不足が懸念されたうえ、足立が対立候補である自由民主党新人の東田淳平の応援に回るなどしたが、10月27日の投開票の結果、萩原が東田らを破り、初当選した[6]。萩原は維新支持層を固め、無党派層からも支持を集めていた[7]

騒動

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  • 茨木市議在任中の2023年12月、市議会定例会の一般質問に向けた打ち合わせの際に、担当の女性職員に対し「小学生と話しているみたいだ」などと発言したとして議長から口頭で注意を受けた。萩原は取材に対し、具体的な内容については回答を避けた上で、「不快に思われたのなら申し訳ない」と述べ、既に職員へ謝罪したと明らかにした[8]

脚注

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  1. ^ 令和6年(2024年)10月29日大阪府選挙管理委員会告示第143号(衆議院小選挙区選出議員選挙における当選人の決定) : 『大阪府公報』 令和6年11月1日 第1326号
  2. ^ a b c d プロフィール | 茨木市議会議員 はぎ原けい
  3. ^ “維新が足立氏の大阪9区に公認候補擁立の方針 分裂選挙の可能性”. 朝日新聞. (2024年10月2日). https://www.asahi.com/articles/ASSB225PGSB2OXIE00RM.html 2024年10月29日閲覧。 
  4. ^ “維新の足立衆院議員が立候補断念、政界引退を表明 維新の候補擁立で”. 朝日新聞. (2024年10月6日). https://www.asahi.com/articles/ASSB635SWSB6UTFK019M.html 2024年10月29日閲覧。 
  5. ^ “維新、衆院大阪9区に茨木市議擁立 政界引退の足立氏後任 1次公認の158人発表”. 産経新聞. (2024年10月8日). https://www.sankei.com/article/20241008-MY3HVGBWMBM6HBWK44X2PDICFI/ 2024年10月29日閲覧。 
  6. ^ “「地方のリアルを国政に」 大阪9区の維新・萩原佳氏が決意語る”. 毎日新聞. (2024年10月28日). https://mainichi.jp/articles/20241028/k00/00m/010/162000c 2024年10月29日閲覧。 
  7. ^ 衆議院選挙 大阪9区 萩原佳氏 維新・新 当選(NHK 10月28日 01時40分)
  8. ^ “維新市議「小学生と話しているみたい」と職員に暴言、議長から注意…「不快に思われたら申し訳ない」”. 読売新聞. (2024年1月23日). https://www.yomiuri.co.jp/national/20240123-OYT1T50001/ 2024年10月29日閲覧。 

外部リンク

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