若宮島(わかみやじま)は、長崎県壱岐島の北部に位置する日本の島。壱岐市に属する。

若宮島
所在地 日本の旗 日本 長崎県壱岐市
所在海域 日本海玄界灘
座標 北緯33度51分56秒 東経129度41分11秒 / 北緯33.86556度 東経129.68639度 / 33.86556; 129.68639
面積 0.35 km²
最高標高 99.7 m
若宮島の位置(長崎県内)
若宮島
若宮島
若宮島 (長崎県)
若宮島の位置(日本内)
若宮島
若宮島
若宮島 (日本)
プロジェクト 地形
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概要

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2004年に島内の4町が合併して壱岐市となるまでは壱岐郡勝本町に属していた。勝本港の沖にあり、東側に中瀬戸を挟んで名烏島、西側にアブラメ瀬戸を挟んで辰ノ島があるが、この2島はいずれも無人島となっている。

1641年平戸藩が遠見番所烽台を設けて以来、海上の交通・防衛の要所となり1905年には日露戦争に伴い若宮灯竿[1]を設置。1919年より常設の若宮灯台[1]となっている。1936年には壱岐要塞の施設として若宮島砲台が設置された。1963年海上自衛隊壱岐警備所が設置され[2]九州本土と対馬五島列島を結ぶ通信拠点となっている。他には島の南部勝本港側に若宮神社があり、島名は神社から取られた。また古くはにゃくの島と呼んだ。

辰ノ島には干潟が見られ、そこに生える植物は海浜植物群落として天然記念物に指定されている。

なお、本島への一般人の立ち入りは制限されており定期航路は開設されていない。隊員は自衛隊の連絡艇を利用して移動している[3]

脚注

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  1. ^ a b 勝本町 1985, p. 623
  2. ^ 勝本町 1985, p. 628
  3. ^ 公益財団法人日本離島センター『日本の島ガイド SHIMADAS(シマダス)』公益財団法人日本離島センター、2019年、980-981頁。ISBN 9784931230385 

参考文献

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関連項目

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