花咲く港
1943年の日本映画
『花咲く港』(はなさくみなと)は、菊田一夫の戯曲。前述の戯曲を原作とし、1943年に公開された木下恵介監督による日本映画が著名である。製作は松竹。木下の監督デビュー作でもあり、天草ロケ40日、浜松ロケ40日、セット撮影20日という大撮影を、翌年には妹婿となる楠田浩之(第1回撮影、以後41本が2人の協力作品)と敢行し、新人映画監督を対象とした山中貞雄賞を(黒澤明の『姿三四郎』と分け合う形で)受賞した。
花咲く港 | |
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監督 | 木下惠介 |
脚本 | 津路嘉郎 |
原作 | 菊田一夫 |
出演者 |
小沢栄太郎 上原謙 水戸光子 |
音楽 | 安倍盛 |
撮影 | 楠田浩之 |
編集 | 杉原よし |
製作会社 | 松竹 |
公開 | 1943年7月29日 |
上映時間 | 83分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
白黒、スタンダード・サイズ。
ストーリー
編集ペテン師2人が繰り広げる珍騒動。
スタッフ
編集キャスト
編集テレビドラマ
編集映画同様、戯曲を原作としたテレビドラマが、1967年11月23日から同年12月7日にかけて、フジテレビ系列の『シオノギテレビ劇場』で放送された。
キャスト
編集フジテレビ系 シオノギテレビ劇場 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
花咲く港
(テレビドラマ版) |
参考文献
編集- 『新編 天才監督木下惠介』 論創社、2013年 ISBN 978-4846012472