聖乃あすか
宝塚歌劇団花組に所属する男役スター
来歴
編集2012年、宝塚音楽学校入学。
2014年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に100期生として入団[4][5]。入団時の成績は10番[4]。月組公演「宝塚をどり/明日への指針/TAKARAZUKA 花詩集100!!」で初舞台[1]。
2015年、組まわりを経て花組に配属[4]。
2018年の「ポーの一族」で新人公演初主演[6][7][5]。その後も3度に渡って新人公演主演を務める[8][3]。
2021年の「PRINCE OF ROSES」でバウホール公演初主演[6][9]。100期男役から初のバウホール主演者誕生となった[9][6]。
人物
編集小学2年から習い始めたダンスの講師が宝塚OGだった[5][3]。
元花組トップスター・真飛聖に憧れて音楽学校受験を決意[5]。経験値を増やそうとモデルの仕事もし、1回目の受験で合格した[5]。
主な舞台
編集初舞台
編集- 2014年3 - 6月、月組『宝塚をどり』『明日への指針 -センチュリー号の航海日誌-』『TAKARAZUKA 花詩集100!!』
組まわり
編集- 2014年8 - 11月、花組『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』[4]
花組時代
編集- 2015年3 - 6月、『カリスタの海に抱かれて』『宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』
- 2015年7 - 8月、『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』『宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』(梅田芸術劇場・台北国家戯劇院)
- 2015年10 - 12月、『新源氏物語』 - 新人公演:藤式部之丞(本役:水美舞斗)『Melodia-熱く美しき旋律-』
- 2016年2 - 3月、『For the people-リンカーン 自由を求めた男-』(ドラマシティ・KAAT神奈川芸術劇場) - ボビー(少年時代)/北軍兵
- 2016年4 - 6月、『ME AND MY GIRL』(宝塚大劇場) - 新人公演:ジェラルド・ボリングボーク(本役:水美舞斗/芹香斗亜)
- 2016年6 - 7月、『ME AND MY GIRL』(東京宝塚劇場) - 新人公演:ジャクリーン・カーストン(ジャッキー)(本役:柚香光/鳳月杏)
- 2016年9月、『仮面のロマネスク』 - ジャン『Melodia-熱く美しき旋律-』(全国ツアー)
- 2016年11 - 2017年2月、『雪華抄(せっかしょう)』『金色(こんじき)の砂漠』 - 賊の男、新人公演:奴隷プリー(本役:瀬戸かずや)
- 2017年3 - 4月、『MY HERO』(TBS赤坂ACTシアター・ドラマシティ) - ラッキー・ハート/ジェイ
- 2017年6 - 8月、『邪馬台国の風』 - イブキ、新人公演:クコチヒコ(本役:芹香斗亜)『Santé!!』
- 2017年10月、『はいからさんが通る』(ドラマシティ・日本青年館) - 藤枝蘭丸[5]
- 2018年1 - 3月、『ポーの一族』 - ジョージィ、新人公演:エドガー・ポーツネル(本役:明日海りお) 新人公演初主演[5][6]
- 2018年5月、『Senhor CRUZEIRO(セニョール クルゼイロ)!』(バウホール) - ガルックス
- 2018年7 - 10月、『MESSIAH(メサイア)-異聞・天草四郎-』 - 徳川家綱、新人公演:夜叉王丸(本役:明日海りお)『BEAUTIFUL GARDEN-百花繚乱-』 新人公演主演[7]
- 2018年11 - 12月、『Delight Holiday』(舞浜アンフィシアター)
- 2019年2 - 4月、『CASANOVA』 - メディニ伯、新人公演:アントーニオ・コンデュルメル・ディ・ピエトロ(本役:柚香光)
- 2019年6 - 7月、『花より男子』(TBS赤坂ACTシアター) - 花沢類[14][7]
- 2019年6月、『恋スルARENA』(横浜アリーナ)[注釈 1]
- 2019年8 - 11月、『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』 - 白い薔薇の精、新人公演:エリュ(本役:明日海りお)『シャルム!』 新人公演主演[8][7]
- 2020年1月、『DANCE OLYMPIA』(東京国際フォーラム) - トム[3]
- 2020年7 - 11月、『はいからさんが通る』 - 藤枝蘭丸
- 2021年1 - 2月、『PRINCE OF ROSES-王冠に導かれし男-』(バウホール) - ヘンリー・テューダー バウ初主演[6][9]
- 2021年4 - 7月、『アウグストゥス-尊厳ある者-』 - マエケナス『Cool Beast!!』
- 2021年8 - 9月、『哀しみのコルドバ』 - ビセント・ロペス『Cool Beast!!』(全国ツアー)
- 2021年11 - 2022年2月、『元禄バロックロック』 - タクミノカミ/ダイガク『The Fascination(ザ ファシネイション)!』
- 2022年3 - 4月、『冬霞(ふゆがすみ)の巴里』(ドラマシティ・東京建物 Brillia HALL) - ヴァランタン
- 2022年6 - 9月、『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』 - エミール・ド・ジラルダン『Fashionable Empire』
- 2022年10 - 11月、『フィレンツェに燃える』 - レナート・パリアーノ伯爵『Fashionable Empire』(全国ツアー)
- 2023年1 - 3月、『うたかたの恋』 - ブラットフィッシュ『ENCHANTEMENT(アンシャントマン)-華麗なる香水(パルファン)-』
- 2023年5月、『舞姫』(バウホール) - 太田豊太郎 バウ主演[10][11]
- 2023年7 - 10月、『鴛鴦歌合戦(おしどりうたがっせん)』 - 秀千代『GRAND MIRAGE!』
- 2023年11 - 12月、『BE SHINING!!』(昭和女子大学人見記念講堂・神戸国際会館)
- 2024年2 - 5月、『アルカンシェル』 - イヴ・ゴーシェ[15]
- 2024年7 - 8月、『Liefie(リーフィー)-愛しい人-』(日本青年館・ドラマシティ) - ダーン 東上初主演[12][2]
- 2024年9 - 2025年1月、『エンジェリックライ』- ラウロ/フラウロス『Jubilee(ジュビリー)』
出演イベント
編集- 2019年12月、タカラヅカスペシャル2019『Beautiful Harmony』
CM出演
編集受賞歴
編集脚注
編集注釈
編集- ^ 6/26のみ特別出演。
出典
編集- ^ a b c 『宝塚おとめ 2024年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2024年、24頁。ISBN 978-4-86649-258-2。
- ^ a b c 【宝塚】花組美形スター聖乃あすか「お客さまに笑顔に」 笑いに涙「ほのぼの」コメディー主演作 日刊スポーツ。
- ^ a b c d e f <華宝塚>内面の豊かさを大切に 聖乃あすか(花組) 東京新聞。
- ^ a b c d 『2014年 宝塚Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2015年、80頁。ISBN 978-4-908135-34-7。
- ^ a b c d e f g “新人公演で初主演「花組の男役に誇り」/聖乃あすか”. 日刊スポーツ (2017年12月28日). 2017年12月28日閲覧。
- ^ a b c d e 聖乃あすか初主演作初日 100期生で一番乗り 日刊スポーツ。
- ^ a b c d “フェアリーインタビュー 花組 聖乃あすか”. ウィズたからづか (2019年9月1日). 2019年9月11日閲覧。
- ^ a b “宝塚花組・聖乃あすか 3度目の新人公演主演で「この景色を魔法の粉で止めることができれば」”. スポーツ報知 (2019年9月10日). 2019年9月11日閲覧。
- ^ a b c 宝塚花組・聖乃あすかの第100期生バウ初主演作が開幕「日々成長を」 スポーツ報知。
- ^ a b 【宝塚】期待の花組スター聖乃あすかバウ主演作開幕 「舞姫」でエリート軍人 正統派男役に成長 日刊スポーツ。
- ^ a b 宝塚 花組・聖乃あすか主演 バウ「舞姫」開幕 軍服姿も美しく実力発揮 デイリースポーツ。
- ^ a b 宝塚歌劇花組・聖乃あすかのドラマシティ主演作開幕「笑顔になっていただけるよう心を込めて」 スポーツ報知。
- ^ 『宝塚おとめ2019年度版/母娘・姉妹ジェンヌ一覧』宝塚クリエイティブアーツ、2019年、97頁。ISBN 978-4-86649-089-2。
- ^ “柚香光の道明寺司いよいよ登場!宝塚花組公演『花より男子』制作発表会見レポート”. 宝塚ジャーナル (2019年5月12日). 2019年9月11日閲覧。
- ^ 【宝塚】花組トップ柚香光退団公演開幕「1回1回を大切に」大劇場に別れ告げるようなしぐさも 日刊スポーツ。
- ^ 注目の宝塚男役5名が抜擢、CMで新たな「風」吹かせる デイリースポーツ。
- ^ 『2019年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2020年、89頁。ISBN 978-4-86649-126-4。
- ^ 『2023年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2024年、83頁。ISBN 978-4-86649-259-9。