羽生駅
羽生駅(はにゅうえき)は、埼玉県羽生市南一丁目にある東武鉄道・秩父鉄道の駅である。
羽生駅 | |
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東口(2012年10月) | |
はにゅう Hanyu | |
所在地 | 埼玉県羽生市南一丁目1-62 |
所属事業者 |
東武鉄道(駅詳細) 秩父鉄道(駅詳細) |
電報略号 | ハネ(両社共) |
東武鉄道・秩父鉄道 羽生駅配線図 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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年表
編集- 1903年(明治36年)4月23日 - 東武鉄道の駅として開業[1]。
- 1921年(大正10年)4月1日 - 北武鉄道が開業(羽生駅 - 行田駅間)[1]。
- 1922年(大正11年)8月 - 北武鉄道が秩父鉄道に合併。
- 1992年(平成4年)9月21日 - 当駅 - 川俣間が複線化され、当駅始発・終着列車が廃止される[2]。
- 2004年(平成16年)10月22日 - 橋上駅舎供用開始[3]。東武鉄道と秩父鉄道の改札を分離。
- 2006年(平成18年)3月18日 - 東武鉄道の駅が2面4線化。また、ダイヤ改正に伴い準急が区間急行に名称変更され大幅に本数が削減されると同時に日中の運用形態が久喜駅で系統分割され、日中に浅草駅に向かう列車は特急「りょうもう」のみとなった。日中の時間帯は久喜駅-館林駅及び太田駅間を結ぶ普通列車の運用となった。また、区間準急の新たな停車駅となった[4]。
- 2007年(平成19年)3月18日 - 東武鉄道でICカード「PASMO」の利用が可能となる。
- 2012年(平成24年)3月17日 - 東武鉄道の駅にTI 07の駅ナンバリングを導入。
- 2013年(平成25年)3月26日 - 東武鉄道の駅に発車メロディを導入。
- 2017年(平成29年)4月21日 - 特急「リバティりょうもう」が運行開始され、新たな停車駅となる[5]。
- 2022年(令和4年)3月12日 - 秩父鉄道でICカード「PASMO」の利用が可能となる[6]。あわせて同線改札口に自動改札機(IC専用)を導入[7]。
駅構造
編集東西自由通路を兼ねた橋上駅舎を有しており、東武鉄道・秩父鉄道の改札口は別々となっている。以前は、東武鉄道の管轄駅で改札を共用していたが、橋上駅舎完成により2004年(平成16年)10月22日から東武鉄道と秩父鉄道の改札は分離された。東武鉄道・秩父鉄道ともに改札内に男女別の水洗式トイレが設置されている。
東武鉄道
編集東武 羽生駅 | |
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はにゅう Hanyu | |
◄TI 06 南羽生 (3.1 km) (4.3 km) 川俣 TI 08► | |
駅番号 | TI07 |
所属事業者 | 東武鉄道 |
所属路線 | ■伊勢崎線 |
キロ程 | 66.2 km(浅草起点) |
電報略号 | ハネ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面4線 |
乗降人員 -統計年度- |
[東武 1]11,399人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1903年(明治36年)4月23日 |
備考 | 業務委託駅 |
島式ホーム2面4線を有する地上駅。東武ステーションサービスによる業務委託駅である。駅番号はTI 07。
2006年(平成18年)3月18日のダイヤ改正の際に上りホームに待避線(1番線)が新設され、それまで川俣駅で特急「りょうもう」の通過待ちを行っていた列車が、当駅で通過待ちを行う形に変更された。
以前は利根川橋梁を挟んで川俣駅との間が単線区間となっており、当駅折り返しの準急列車が多数設定されていたが、1988年(昭和63年)8月9日のダイヤ改正で上下2往復に減少し、1992年(平成4年)9月21日のダイヤ改正時に当駅 - 川俣駅間が複線化された。これに伴い、当駅折り返しの準急列車は廃止された。ただしダイヤが乱れた場合には、当駅折り返しの列車が設定されることがある。
当駅で接続する秩父鉄道を介して、新製車両の搬入および東上線車両の検査および転配のための回送が行われる。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1・2 | 伊勢崎線 | 上り | 久喜・東武動物公園・ 東武スカイツリーライン 北千住・とうきょうスカイツリー・浅草方面 |
3・4 | 下り | 館林・足利市・太田方面 |
秩父鉄道
編集秩父鉄道 羽生駅 | |
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はにゅう HANYU | |
(1.2 km) CR02 西羽生► | |
駅番号 | CR 01 |
所属事業者 | 秩父鉄道 |
所属路線 | ■秩父本線 |
キロ程 | 0.0 km(羽生起点) |
電報略号 | ハネ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,562人/日(降車客含まず) -2020年- |
乗降人員 -統計年度- |
3,037人/日 -2020年- |
開業年月日 | 1921年(大正10年)4月1日 |
備考 | 直営駅(管理駅) |
島式ホーム1面2線を有する地上駅。直営駅である。駅番号はCR 01。管理駅でもあるが、当駅は自駅のみの単駅管理となっている(周辺の駅は熊谷駅が管理)。改札が分離される前は東武鉄道に駅業務を委託していたが、分離後は秩父鉄道の駅員が配置されている。
橋上駅舎化前は、東武鉄道が1番線(上り・単式ホーム)、2番線(待避線・ホームなし)、3・4番線(下り・島式ホーム)、秩父鉄道が5・6番線(島式ホーム)であった。2004年の橋上駅舎完成後は東武の下りホームが2・3番線に、秩父鉄道ホームが4・5番線に改番された。その後、2006年に東武の上りホームを島式1面2線に改良した際、東武のホーム番線を東側から順に1 - 4番線に再度変更したが、秩父鉄道の番線は変更しなかったため、2つの4番線が並ぶ形となった。
駅舎橋上化以前はホーム上に蕎麦屋があった。
駅ナンバリング導入前の駅名標は、JR東日本のものに類似する、当駅のみのオリジナルデザインを使用していた。
2022年3月12日よりPASMOが導入され[6]、同時にICカード専用の自動改札機が設置された[7](ICカード以外の利用客は従来通り駅係員による改札が実施される)。同時に、窓口営業時間が初電 - 終電[8]から6:00 - 21:00 [9]に変更となった。
のりば
編集番線 | 路線 | 行先 |
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4・5 | ■秩父線 | 行田市・熊谷・寄居・長瀞・秩父・三峰口方面 |
利用状況
編集- 東武鉄道 - 2022年度の1日平均乗降人員は11,399人である[東武 1]。
- 秩父鉄道 - 2020年度の1日平均乗車人員は1,562人である[10]。
- 秩父本線の駅(35駅)では熊谷駅に次ぐ第2位。
近年の一日平均乗降・乗車人員の推移は下表の通りである。
年度 | 東武鉄道 | 秩父鉄道 | ||
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1日平均 乗降人員[12] |
1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員 |
1日平均 乗車人員 | |
1998年(平成10年) | 14,378 | |||
1999年(平成11年) | 14,131 | 6,977 | 4,366 | 2,124 |
2000年(平成12年) | 14,046 | 6,942 | 4,386 | 2,107 |
2001年(平成13年) | 13,802 | 4,339 | 2,080 | |
2002年(平成14年) | 13,800 | 4,380 | 2,091 | |
2003年(平成15年) | 13,840 | 6,871 | 4,425 | 2,126 |
2004年(平成16年) | 13,985 | 6,989 | 4,552 | 2,234 |
2005年(平成17年) | 13,972 | 7,030 | 4,684 | 2,378 |
2006年(平成18年) | 14,034 | 7,044 | 4,697 | 2,394 |
2007年(平成19年) | 14,308 | 7,221 | 4,761 | 2,438 |
2008年(平成20年) | 14,488 | 7,318 | 4,992 | 2,542 |
2009年(平成21年) | 14,188 | 7,150 | 4,901 | 2,507 |
2010年(平成22年) | 14,229 | 7,159 | 4,943 | 2,527 |
2011年(平成23年) | 14,408 | 7,173 | 4,994 | 2,576 |
2012年(平成24年) | 14,840 | 7,371 | 5,146 | 2,635 |
2013年(平成25年) | 14,840 | 7,384 | 5,092 | 2,617 |
2014年(平成26年) | 14,588 | 7,273 | 5,173 | 2,659 |
2015年(平成27年) | 14,664 | 7,336 | 5,093 | 2,623 |
2016年(平成28年) | 14,255 | 7,152 | 5,011 | 2,580 |
2017年(平成29年) | 14,264 | 7,149 | 4,772 | 2,455 |
2018年(平成30年) | [東武 2]14,073 | 7,053 | 4,804 | 2,463 |
2019年(令和元年) | [東武 3]13,591 | 6,812 | 4,783 | 2,443 |
2020年(令和 | 2年)[東武 4]9,558 | - | 3,037 | 1,562 |
2021年(令和 | 3年)[東武 5]10,589 | |||
2022年(令和 | 4年)[東武 1]11,399 |
駅周辺
編集東口
編集- 羽生市役所
- 羽生警察署
- 羽生市中央公園
- 羽生市体育館 - 羽生市中央公園に併設。
- 羽生市民プラザ
- 羽生市産業文化ホール
- ワークヒルズ羽生
- 羽生市立図書館・郷土資料館
- 羽生市中央公民館
- 大天白公園(大天白神社) - 藤まつりが行われる。
- 埼玉県立羽生高等学校
- 埼玉県立特別支援学校羽生ふじ高等学園
- 羽生郵便局
- 建福寺 - 田山花袋の小説『田舎教師』のモデル・小林秀三の墓がある。
- 曙ブレーキ工業本社
- 日本精工埼玉工場
西口
編集駅舎橋上化に伴い新たに設置された。橋上化以前は東口へ向かう跨線橋と小規模な広場が設置されていた。
路線バス
編集当駅を発着する以下のバスは全て、朝日自動車加須営業所による運行。
- 羽生駅西口
- 羽生駅東口
- 羽生市コミュニティバスあい・あいバス
- 川俣・新郷ルート
- 須影・岩瀬ルート
- 手子林・三田ヶ谷ルート
- 井泉・村君ルート
- 羽生市コミュニティバスあい・あいバス
あい・あいバスは平日のみ運行。
隣の駅
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b 埼玉県東部地区文化財担当者会. “埼玉県東部地区の交通”. 宮代町. 2024年3月25日閲覧。
- ^ “東武鉄道羽生-川俣間 来月21日から複線化 利根川橋梁 線増工事が完成”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1992年8月18日)
- ^ 「鉄道記録帳」『RAIL FAN』第52巻第1号、鉄道友の会、2005年1月号、22頁。
- ^ 2006年(平成18年)3月18日大改正の概要[出典無効]
- ^ “2017年4月21日(金)ダイヤ改正を実施! 東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線・東武アーバンパークライン 【特急列車概要】” (PDF). 東武鉄道 (2017年1月18日). 2017年1月20日閲覧。
- ^ a b 『秩父鉄道、交通系ICカード「PASMO」を導入 〜2022年3月12日(土)よりサービス開始〜』(PDF)(プレスリリース)秩父鉄道、2022年1月27日。オリジナルの2022年1月27日時点におけるアーカイブ 。2022年1月29日閲覧。
- ^ a b “秩父鉄道ICカード乗車券 PASMO(パスモ)導入に関するよくあるご質問” (PDF). 秩父鉄道 (2022年3月3日). 2022年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月15日閲覧。
- ^ 各駅営業時間一覧表 | 秩父鉄道
- ^ 窓口営業時間、PASMO取扱駅一覧表 (PDF, 秩父鉄道)
- ^ a b 埼玉県統計年鑑より算出
- ^ 埼玉県統計年鑑 - 埼玉県
- ^ 各種報告書 - 関東交通広告協議会
- ^ “バスのアクセス(時刻表)|イオンモール羽生公式HP”. 2024年7月28日閲覧。
- ^ “アクセス・地図|ルートイングランティア羽生公式HP”. 2023年12月18日閲覧。 “東武伊勢崎線・秩父鉄道 羽生駅 西口より徒歩3分”
- 東武鉄道の1日平均利用客数
- ^ a b c “駅情報(乗降人員)|東武鉄道公式サイト”. 東武鉄道. 2023年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月13日閲覧。
- ^ “駅情報(乗降人員)|東武鉄道公式サイト”. 東武鉄道. 2019年8月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月13日閲覧。
- ^ “駅情報(乗降人員)|東武鉄道公式サイト”. 東武鉄道. 2020年10月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月13日閲覧。
- ^ “駅情報(乗降人員)|東武鉄道公式サイト”. 東武鉄道. 2021年9月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月13日閲覧。
- ^ “駅情報(乗降人員)|東武鉄道公式サイト”. 東武鉄道. 2022年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月13日閲覧。
関連項目
編集- 日本の鉄道駅一覧
- 埼玉県道413号羽生停車場線 - 駅前通り