美並村 (岐阜県)
日本の岐阜県郡上郡にあった村
みなみむら 美並村 | |
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廃止日 | 2004年3月1日 |
廃止理由 |
新設合併 白鳥町・八幡町・大和町・高鷲村・美並村・明宝村・和良村 → 郡上市 |
現在の自治体 | 郡上市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中部地方、東海地方 |
都道府県 | 岐阜県 |
郡 | 郡上郡 |
市町村コード | 21485-0 |
面積 | 79.81 km2 |
総人口 |
5,106人 (推計人口、2004年2月1日) |
隣接自治体 | 美濃市、八幡町、武儀町、上之保村、洞戸村 |
村の木 | ヒノキ |
村の花 | 川サツキ |
美並村役場 | |
所在地 |
〒501-4192 岐阜県郡上郡美並村白山725-3 |
座標 | 北緯35度39分32秒 東経136度57分27秒 / 北緯35.659度 東経136.95739度座標: 北緯35度39分32秒 東経136度57分27秒 / 北緯35.659度 東経136.95739度 |
ウィキプロジェクト |
濃尾平野から少し北に入ったところにある村で、人口は合併直前の地点で5000人程で長良川の平地に沿って中小の工場が多くあり農林漁業より工業が盛んだったこともあって平成の大合併前の岐阜県の村では人口が最多だった。2004年3月1日に郡上郡の7町村で合併して郡上市となった。
日本の人口の重心に位置する村として名を馳せていた。
地理
編集岐阜県中部、飛騨高地の南に位置する。村域の西に瓢が岳(ふくべがたけ)があって1,000メートルを越えるが、それ以外は標高500〜600メートル程度の低い山地である。村を北から南に貫流する長良川沿いに平地があり、人口が集中する。支流の粥川谷のウナギは、神の使いとして尊崇され、国の天然記念物に指定されている。
年平均気温は15.3度。年間降水量の平均は2,498mm。
隣接していた自治体
編集歴史
編集行政
編集美並村最後の村長は河合辰男、2001年4月1日の議員定数は12人、一般職職員数は82人であった。
経済
編集産業
編集農業は平地の不足、林業は日本全体の林業の低迷によって振るわず、2000年には農業就業者が1割に満たなくなった。代わりに機械工業が立地し、1945年に軸受メタル(大同メタル)、1961年に印刷機 (ミノグループ)、1974年にナットやボルト (青山製作所) の製造工場が建った。これらは合併で美並村がなくなった2004年4月現在も操業している。
- 産業人口(2000年)
第1次産業就業者数 | 58 |
第2次産業就業者数 | 1,160 |
第3次産業就業者数 | 1,087 |
教育
編集2004年以前に廃校となった学校
編集- 美並村立南上田小学校(1965年廃校)
- 美並村立下川小学校(1970年廃校)
- 美並村立下川小学校大原分校(1970年廃校)
- 美並村立下川小学校三戸分校(1970年廃校)
- 美並村立高山小学校(1970年廃校)
- 岐阜県立郡上高等学校郡南分校(1970年廃校)
交通
編集鉄道路線
編集道路
編集高速道路
一般国道
主要地方道
一般県道
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
編集- 熊野神社(神の御杖杉 国の天然記念物)
- 星宮神社(大般若経残巻 国の重要文化財)
- 美並ふるさと館(円空ふるさと館・美並村生活資料館)
- 日本まん真ん中センター
出身有名人
編集- 円空(推定)
脚注
編集- ^ a b c 美並村教育委員会 1981, p. 1.
参考文献
編集- 美並村教育委員会 編『美並村史』 通史編 上巻、美並村、1981年5月30日。
関連項目
編集- 竜頭薬師如来
- 岐阜県の廃止市町村一覧
- 美並村(曖昧さ回避ページ)
外部リンク
編集- 美並エリアの紹介 - 郡上市