織田あきら
日本の俳優
織田 あきら(おだ あきら、1947年[2][注 1]10月20日[2][3] - )は、日本の元俳優。本名は、佐野 粲(さの あきら)[2][3]。
おだ あきら 織田 あきら | |
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本名 | 佐野 粲 |
生年月日 | 1947年10月20日(77歳) |
出生地 | 日本 北海道滝川市[1] |
身長 | 172 cm[2] |
職業 |
元俳優 元歌手 |
ジャンル |
元テレビドラマ 元映画 元舞台 |
事務所 | アクターズプロモーション( - 1988年) |
主な作品 | |
テレビドラマ 『破れ傘刀舟悪人狩り』 『さよならの夏』 『刑事物語・星空に撃て!』 『宇宙からのメッセージ・銀河大戦』 映画 『津軽じょんがら節』 『愛と誠』 『蔵王絶唱』 『動乱』 |
北海道[2][3]滝川市[1]出身。東京電機大学高等学校卒業[1][3]。三船プロダクション[4]、アクターズプロモーションに所属していた[2]。
来歴・人物
編集小学校5年生のときに母と共に上京[3]。エンジニアを志して東京電機大学高等学校を卒業するが、定職に就かずギターの弾き語りで赤坂、六本木の深夜レストランを回る[3]。1973年、映画監督の斎藤耕一の妻(当時)の天路圭子に見出され、斎藤の監督作品『津軽じょんがら節』(ATG)の主役に起用され幸運なデビューを飾り、映画のヒット、ベスト・ワン受賞とともに一躍注目される[3]。その後、『蔵王絶唱』(東宝)、『動乱』(東映)などにも出演した。
テレビにも進出し、『破れ傘刀舟悪人狩り』(NET)、『宇宙からのメッセージ・銀河大戦』(テレビ朝日)などにレギュラー出演したほか、多数の作品にゲスト出演し、1980年代半ば頃まで活躍した。『銀河大戦』撮影中に、スタッフ(進行主任)と意見がぶつかって撮影が中断したことがあったという[5]。プロデューサーの七條敬三は、「仕事を大切にするあまり、お互いに誤解が生まれた結果」と振り返っている[5]。
また、歌手としても活動し、シングルとアルバムをリリースしていた。
出演
編集テレビドラマ
編集- さよなら・今日は(1973年 - 1974年、NTV)
- 特捜記者 第2話「気取ったナウな奴」(1974年、KTV)
- 事件狩り 第1話「なぜ死を急ぐ! 若者たち」(1974年、TBS)
- ふりむくな鶴吉 第6話「左内坂心中」(1974年、NHK)
- 華やかな荒野(1974年 - 1975年、TBS)
- 破れ傘刀舟悪人狩り(1974年 - 1976年、NET) - 伊庭弥九郎
- 太陽にほえろ! 第170話「再出発」(1975年、NTV) - 佐野次郎
- Gメン'75(TBS)
- 第6話「コルト自動拳銃1911A1」(1975年) - キム
- 第43話「刑法第11条・絞首刑」(1976年) - 坂巻達夫
- 第59話「東京・沖縄縦断捜査網」〜第61話「沖縄に響く痛恨の銃声」(1976年) - 新里哲夫
- 第100話「北の国から来た遺骨」(1977年) - 安原亮一
- 第107話「俺のスーパーカーの葬式」(1977年) - 仁科明
- さよならの夏(1976年、NTV) - 簑島京太
- 刑事物語・星空に撃て!(1976年、CX) - 伊達浩介
- 新・座頭市 第5話「牢破りいそぎ旅」(1976年、CX) - 仙太郎
- 新西洋事情 第3話「味噌汁派欧州へ行く」(1977年、NHK)
- 特捜最前線(ANB)
- 第2話「故郷へ愛をこめて」(1977年) - ひろし
- 第64話「牛肉闇ルート殺人事件!」(1978年)
- 人形佐七捕物帳 第7話「十手嵐の晴れ祝言」(1977年、ANB) - 房吉
- 大江戸捜査網 第302話「雲仙に響く銃声!」(1977年、12ch) - 磯吉
- 同心部屋御用帳 江戸の旋風III 第22話「消えた入墨」(1977年、CX)
- 森村誠一シリーズ / 暗黒流砂(1977年、MBS)
- 炎の家 愛は二度生まれる(1978年、KTV)
- 渡された場面(1978年、ANB)
- 新幹線公安官 第2シリーズ 第7話「奪われたハネムーン」(1978年)
- 宇宙からのメッセージ・銀河大戦(1978年 - 1979年、ANB) - 流れ星 / リュウ
- ポーラテレビ小説 / こおろぎ橋(1978年 - 1979年、TBS)
- 大空港 第41話「愛よ、大空に散れ! 特捜部対ヤクザの斗いPARTIII」(1979年、CX) - 田浦
- 江戸の激斗 第17話「みれん花・野盗暁の襲撃」(1979年、CX) - 才助
- 大捜査線 第2話「男たちの挽歌」(1980年、CX) - 城西署・佐藤巡査
- そば屋梅吉捕物帳 第16話「浅間の煙よ男の命」(1980年、12ch) - 浅太郎(小野寺伊織)
- 土曜ワイド劇場
- 京都殺人案内II 呪われた婚約(1980年、ABC)
- 華やかな死体 赤い花は殺人予告(1980年、ANB)
- 露天風呂連続殺人 婚前奥伊豆旅行(1982年、ABC) - 立川真一
- 女教師 白い肌の記憶(1983年、ANB)
- 結婚案内ミステリー風 略奪された花嫁(1984年、ANB)
- 木曜ゴールデンドラマ / 東京大地震マグニチュード8.1(1980年、YTV) - 信夫
- 必殺仕事人 第52話「潜り技隠し黄金止め」(1980年、ABC) - 竜次
- 斬り捨て御免! 第12話「傷だらけの墓標」(1980年、12ch) - 坂崎弥九郎
- 西部警察 第68話「地獄からの使者」(1981年、ANB) - 高林イサオ
- 旅がらす事件帖 第23話「明日咲くか紅小梅」(1981年、KTV) - 佐平
- 長七郎天下ご免! 第67話「春雷!真っ赤な伏魔殿」(1981年、ANB) - 久三
- 新五捕物帳 第145話「父の背見つめて」(1981年、NTV)
- キッド 第8話「みごと落第! ドロボー博士」(1981年、NTV)
- 暴れん坊将軍(ANB)
- 吉宗評判記 暴れん坊将軍 第185話「花嫁衣裳の甘い罠」(1981年) - 江藤伊三郎
- 暴れん坊将軍II 第169話「恋の九十九里、地獄花!」(1986年) - 八十吉
- 鬼平犯科帳(ANB)
- 第2シリーズ 第26話「用心棒」(1981年)
- 第3シリーズ 第4話「雨乞い庄右衛門」(1982年)
- 竜馬がゆく(1982年、TX) - 那須信吾
- 影の軍団シリーズ(KTV)
- 火曜サスペンス劇場 / 校内暴力殺人事件〜狙われた女教師(1982年、NTV) - 村山真一郎
- 源九郎旅日記 葵の暴れん坊 第32話「神のお告げの夢おんな」(1982年、ANB) - 辰吉
- 時代劇スペシャル(CX)
- 彫師伊之助捕物覚え 消えた女(1982年) - 由蔵
- 仕掛人・藤枝梅安5 梅安針供養(1983年) - 池田辰馬
- 裏切りの報酬 追放者九鬼真十郎(1983年) - 巳之吉
- 松平右近事件帳 第39話「梅吉捕らわる」(1982年、NTV) - 佐吉
- 遠山の金さん 第1シリーズ 第54話「お弓が三人! ホンモノは誰だ!?」(1983年、ANB)
- 金曜女のドラマスペシャル / 砂に消えた女 グルメ刑事とぷっつんOLの日本海殺人追跡ツアー(1987年、CX)
映画
編集- 津軽じょんがら節(1973年,ATG) - 岩城徹男
- 愛と誠(1974年、松竹) - 火野将平
- 蔵王絶唱(1974年、東宝) - 粟崎貴男
- 新幹線大爆破(1975年、東映) - 大城浩
- 爆発! 暴走遊戯(1976年、東映) - 花田
- 日本の首領 野望篇(1977年、東映) - 横川英樹
- 犬笛(1978年、東宝) - 野坂通信員
- 沖縄10年戦争(1978年、東映) - 与儀政典
- 宇宙からのメッセージ・銀河大戦(1978年、東映) - 流れ星 / リュウ
- 日本の首領 完結篇(1978年、東映) - 庄内春夫
- 動乱(1980年、東映) - 永井上等兵
- アモーレの鐘(1981年、東宝) - 男
舞台
編集音楽
編集- シングル
題名 | B/W・C/W | 発売年 | レーベル | 備考 |
白い時間 | 愛の行動派 | 1975年 | RCAレコード | |
ひとり旅 | 霧の中へ | 1976年 | ||
雨 | 早春花 | |||
七色とんがらし | 男の子守唄 | テレビドラマ『七色とんがらし』の主題歌・挿入歌 |
- アルバム
題名 | 発売年 | レーベル | 備考 |
孤独の部屋 | 1975年 | RCAレコード |
脚注
編集注釈
編集出典
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