粛王
楚の王
粛王(しゅくおう)は、中国戦国時代の楚の王。姓は羋、氏は熊。諱は臧。悼王の子。
粛王 熊臧 | |
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楚 | |
第18代王 | |
王朝 | 楚 |
在位期間 | 前380年 - 前370年 |
都城 | 郢 |
姓・諱 | 熊臧 |
生年 | 不詳 |
没年 | 粛王11年(前370年) |
父 | 悼王 |
生涯
編集悼王21年(紀元前381年)、悼王が薨去すると、後を嗣いで楚王となった。即位直後、呉起を殺害して悼王の遺体を傷つけた貴族70家あまりを逮捕して三族まで処刑した。
粛王4年(紀元前377年)、蜀の攻撃を受けて、茲方を奪われた。このため捍関を建造して蜀に対する防備を固めた。
粛王11年(紀元前370年)、粛王は薨去した。在位11年。
参考文献
編集- 『史記』楚世家、孫子呉起列伝
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