第8高射特科大隊
第8高射特科大隊(だいはちこうしゃとっかだいたい、JGSDF 8th Antiaircraft Artillery Battalion)は、熊本県熊本市北区の北熊本駐屯地に駐屯する、第8師団隷下の高射特科部隊である。
第8高射特科大隊 | |
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創設 | 1990年(平成2年)3月26日 |
所属政体 | 日本 |
所属組織 | 陸上自衛隊 |
部隊編制単位 | 大隊 |
兵科 | 高射特科 |
所在地 | 熊本県 熊本市 北区 |
編成地 | 北熊本 |
上級単位 | 第8師団 |
担当地域 | 南九州 |
沿革
編集第8特科連隊第3大隊
第8特科連隊第6大隊
- 1962年(昭和37年)8月15日:第8混成団の第8師団への改編に伴い、第3大隊が第6大隊に改編。
- 1973年(昭和48年)3月27日:35mm2連装高射機関砲 L-90の配備に伴い、改編。
- 1989年(平成元年)3月24日:81式短距離地対空誘導弾が配備。
第8高射特科大隊
- 1990年(平成 2年)3月26日:第8特科連隊第6大隊(高射特科)が第8高射特科大隊として分離・独立、師団直轄となる。
- 2005年(平成17年)3月28日:後方支援体制変換に伴い、整備部門を第8後方支援連隊第2整備大隊高射直接支援隊へ移管。
- 2015年(平成27年)3月:ADCCSⅡ型を導入(DADSから更新)。
- 2017年(平成29年)2月:11式短距離地対空誘導弾の1号機を導入。
- 2018年(平成30年)3月27日:師団の即応近代化改編に伴い、隷下中隊の改編を実施[1]。
- 第1高射中隊の一部が第42即応機動連隊の高射小隊として編合。
- 本部管理中隊を対空情報機能の移管により縮小改編。
- 近SAM中隊である第1高射中隊を対空戦闘指揮、対空情報及び対空戦闘の3つの機能を有する指揮情報中隊に改編。
- 第2高射中隊を高射中隊に改編。
部隊編成
編集- 第8高射特科大隊本部
- 本部管理中隊「8高特-本」
- 指揮情報中隊「8高特-指」 - 93式近距離地対空誘導弾
- 高射中隊「8高特-高」 - 11式短距離地対空誘導弾
整備支援部隊
編集- 第8後方支援連隊第2整備大隊高射直接支援隊「8後支‐2‐高」(北熊本駐屯地):2005年(平成17年)3月28日から
廃止(改編)部隊
編集主要装備
編集- 93式近距離地対空誘導弾
- 11式短距離地対空誘導弾
- 対空レーダ装置 JTPS-P14
- 低空レーダ装置 JTPS-P18
- 対空戦闘指揮統制システムⅡ型(ADCCSADCCSⅡ)[2]
- 3 1/2tトラック / 73式大型トラック
脚注
編集参考文献
編集- 『高射のあゆみ二十年』 高射学校編 1982年