第54回オールスター競輪
第54回オールスター競輪(だいごじゅうよんかいオールスターけいりん)は、2011年8月31日から9月5日(3日中止のため、1日順延)まで、岐阜競輪場にて開催された、競輪のGI競走である。
岐阜競輪場・GI | |||
周長:400m みなし直線:59.3m | |||
レース詳細 | |||
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開催日 | 2011年8月31日(水) - 9月5日(月)[1] | ||
レース結果 | |||
優勝 | [4] 浅井康太 | (三重) | |
2位 | [7] 山口幸二 | (岐阜) | |
3位 | [3] 佐藤友和 | (岩手) | |
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レースプログラム
編集5日制。1次予選を2走するポイント制で2次予選進出者が決定された。
前年度まで行われた敗者復活戦を含むトーナメント制度は、複雑な番組体系がファンから不評であったため、当年度から敗者復活戦やシャイニングスター賞1着選手による準決勝免除の廃止を柱として、勝ち上がりを分かりやすくすべく番組体系が抜本的に見直された[2][3]。
勝ち上がり方式
編集以下は勝ち上がり組のみを対象に記す。初日と3日目から5日目(最終日)は11レース、2日目は10レース(他に2日目と4日目に「ガールズケイリンコレクション」1レースが行われる)。
優秀 | 初日 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | 最終日 |
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ドリーム(1) | Sスター賞(1) | 準決勝(3) | |||
オリオン(1) 特選予選(1) |
二次予選(6) | 決勝(1) | |||
一次予選 (10)(2) |
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敗者戦 | - | (6) | (4) | (8) | (10) |
- 初日・2日目
- 「一次予選」 合計12レース行われ、各レース1着から3着36名が「二次予選」進出。
- 「ドリームレース」 最上位の特別選抜予選、という位置づけで、初日の最終レースに行われ、1着から5着5名が無条件で3日目の「シャイニングスター賞」と、4日目の「準決勝」進出の権利が同時に得られる。6着から9着4名は「二次予選」進出。
- 「ガールズケイリンコレクション アルテミス賞レース」 2017年創設。2日目の特別選抜予選前(第9レース)に行われる、女子選手によるファン投票第8位着から第14位による一発勝負。
- 「特別選抜予選」 2日目のオリオン賞レースの前に行われ、1着1名は無条件で3日目の「シャイニングスター賞」と、4日目の「準決勝」進出の権利が同時に得られる。2着から9着8名は「二次予選」進出。
- 「オリオン賞レース」 上位の特別選抜予選、という位置づけで、2日目の最終レースに行われ、1着から3着3名が無条件で3日目の「シャイニングスター賞」と、4日目の「準決勝」進出の権利が同時に得られる。4着から9着6名は「二次予選」進出。
- 3日目
- 「二次予選」 合計6レース行われ、各レース1着から3着18名が「準決勝」進出。
- 「シャイニングスター賞」 二次特別選抜予選として、最終レースに行われる。失格にならない限り、9名全員が「準決勝」進出。
- 4日目
- 「準決勝」 合計3レース行われ、各レース1着から3着9名が「決勝」進出。
- 「ガールズケイリンコレクション ガールズドリームレース」 2013年創設。準決勝前(第9レース)に行われる、女子選手によるファン投票第1位着から第7位による一発勝負。2017年より女子選手の出場枠を14名に拡大したため、新たに「ガールズドリームレース」の名称が与えられた。2015年・2016年は2日目の特別選抜予選前に行われた。
- 5日目(最終日)
- 「決勝」 最終レース。上位3着までは表彰式で表彰台に上がることができる。また、優勝者には優勝インタビューやウイニングランなどが執り行われる。
- 「特別優秀」 「決勝」前の合計2レース。「準決勝」各レース4着から7着12名と、4日目「特選(1)」各レース1着から3着6名の計18名により行われる。
- 「優秀」 「特別優秀」前の合計2レース。「準決勝」各レース8着から9着6名、4日目「特選(1)」各レース4着から6着6名及び4日目「特選(2)」各レース1着から3着6名の計18名により行われる。
その他、2日目以降に予選敗退者を対象とした以下の競走が開催される。
- 2日目…「選抜(1)」
- 3日目…「一般」、「選抜(1)」
- 4日目…「一般」、「選抜(2)」、「特選(2)」「特選(1)」
- 5日目…「特一般」、「選抜」、「特選」
なお、3日目または4日目に「一般」を走った者は最終日を待たずに強制的に(失格はなくても)途中帰郷(「お帰り」)させられる。
中止・順延
編集9月3日(土)、台風12号の影響により、4日目の全競走が中止となり、翌4日に順延となった。当大会における中止・順延は、台風18号の影響により、大会2日目の9月24日に中止となった、1999年の第42回大会(甲子園競輪場)以来12年ぶりである[5]。
決勝戦
編集競走成績
編集着 | 番 | 選手名 | 級班 | S/J H/B |
個人 状況 |
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1 | 4 | 浅井康太 | S1 | B | |||||||
2 | 7 | 山口幸二 | SS | ||||||||
3 | 3 | 佐藤友和 | SS | H | |||||||
4 | 6 | 合志正臣 | S1 | ||||||||
5 | 1 | 深谷知広 | S1 | ||||||||
6 | 8 | 山内卓也 | S1 | 落再入 | |||||||
7 | 5 | 伏見俊昭 | SS | 落再入 | |||||||
8 | 9 | 佐藤慎太郎 | S1 | 落再入 | |||||||
失格 | 2 | 長塚智広 | S1 | 押上げ 落車棄権 |
配当金額
編集2枠複 |
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3連複 |
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2枠単 |
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3連単 |
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2車複 |
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ワイド |
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2車単 |
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レース概略
編集浅井が先頭でそのまま押し切って優勝。マークした山口が2着[7]。
最終1センターでは、長塚が頭で押して佐藤慎が転倒し、その煽りで自身も転倒。これに伏見、山内が乗り上げる。深谷は落車を避けようと、外に膨らんで失速した。なお、長塚は失格。
特記事項
編集- 決勝戦の地上波中継は本来ぎふチャンで放送される予定だったが、中止順延の影響で無くなった。決勝戦の中継は、ケイリンライブ!282とSPEEDチャンネルのみになった。
- シリーズ五日間の総売上は124億9568万0600円で、中止順延の影響がありながら目標額の120億円を上回った。
競走データ
編集脚注
編集- ^ 1日順延。
- ^ 平成24年度以降の特別競輪等の見直し及び平成23年度高松宮記念杯競輪開催場について
- ^ オールスター競輪の既定番組比較表
- ^ 概定コードSO6オールスター競輪 概定番組表 . KEIRIN.JP. JKA. 2024年6月19日閲覧
- ^ 【岐阜オールスター】台風で中止、順延…5日に決勝 - スポニチアネックス 2011年9月4日付記事
- ^ レース結果 - KEIRIN.JP
- ^ https://wm.st.keirin.jp/wm-keirin43/20110905-43-05-11-01-00.mp4
参考文献
編集- オールスター競輪回顧 - 公営競技はどこへ行く 2011年9月5日付記事
- テレビ放送予定
外部リンク
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