第4次ヴァル・ファジュル作戦
第4次ヴァル・ファジュル作戦(だいよじヴァル・ファジュルさくせん)は、イラン・イラク戦争中、イラン軍によるイラク・クルディスタン地域に対する攻勢作戦である。
第4次ヴァル・ファジュル作戦 | |
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戦争:イラン・イラク戦争 | |
年月日:1983年10月19日〜1983年11月20日 | |
場所:イラク・クルディスタン地域 | |
結果:両軍膠着状態 | |
交戦勢力 | |
イラク | イラン |
指導者・指揮官 | |
不明 | 不明 |
戦力 | |
不明 | 不明 |
損害 | |
不明 | 不明 |
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概要
編集イラン軍はイラクの大動脈であるバスラ街道を遮断すべく、イラク軍の目を北部に向けさせる陽動作戦として本作戦は実施された。
攻撃
編集1983年10月19日深夜、西アーザルバーイジャーン州サルダシュトからクルディスタン地域マリバーンにかけて、攻撃を開始した。イラク領内15kmまで進撃し、周辺の高地帯を占領した。10月23日に第2波攻撃が実施。11月3日に第3波攻撃が実施。11月19日に第4波攻撃が実施されるも大勢は変わらなかった。
その後
編集1983年の陸上戦はイラン軍が軽歩兵主体による攻撃を行い、それに対するイラク軍は第1線陣地が持久している間に、機甲部隊による機動防御でイラン軍を撃退する、という戦闘が常態化していた。イラン軍にとって徒に戦力を消耗するだけの結果となった。
参考文献
編集- 鳥井順『イランイラク戦争』(第三書館)
- 松井茂『イラン-イラク戦争』(サンデーアート社)
- ケネス・ポラック『ザ・パージアン・パズル 上巻』(小学館)