福島千里

日本の短距離走選手、コーチ

福島 千里(ふくしま ちさと、1988年6月27日 - )は、日本の元陸上競技選手、陸上競技指導者。専門は短距離北京ロンドンリオデジャネイロオリンピック日本代表。女子100m200mの日本記録保持者。

福島千里 Portal:陸上競技
2014 デカネーション出場時
選手情報
フルネーム 福島千里
ラテン文字 FUKUSHIMA Chisato
愛称 チー
国籍 日本の旗 日本
種目 短距離走
所属 順天堂大学セイコーホールディングス
生年月日 (1988-06-27) 1988年6月27日(36歳)[1]
生誕地 北海道中川郡幕別町
身長 166cm
体重 52kg[2]
自己ベスト
100m 11秒21 (2010年) 日本記録
200m 22秒88 (2016年) 日本記録
獲得メダル
陸上競技
アジア大会
2010 広州 100m
2010 広州 200m
2010 広州 4x100mR
2014 仁川 100m
2014 仁川 200m
2014 仁川 4x100mR
アジア選手権
2009 広州 100m
2009 広州 4x100mR
2011 神戸 200m
2011 神戸 4x100mR
2013 プネー 100m
2015 武漢 100m
2015 武漢 4x100mR
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人物・経歴

北海道中川郡幕別町に生まれ。細身でピッチ型の走りをする選手であり、日本人以外の選手並み、あるいはそれ以上のスタートダッシュが大きな武器である。

陸上競技は小学4年の時に始める[3]。小学校時代の実力は道大会でやっと決勝に残る程度だったという。陸上競技を始めた同時期にスピードスケート(距離は500m)も始めたが小学校の間しかやっていない。しかし、この経験がスタートダッシュ時のバランスや強靭な脚力に影響を与えている[4]

幕別町立糠内中学校時代からジュニアオリンピックなど全国大会に出場。中学3年生の時(2003年)から高校3年生(2006年)までの4年間、全中インターハイにおいて女子100mでいずれも同い年の高橋萌木子に敗北。自身も全国大会で実績はあげていたものの、高橋や中村宝子の影に隠れる形となっていた。

北海道帯広南商業高等学校を卒業後、2007年北海道ハイテクノロジー専門学校(情報システム学科)に進学[1]。同校の陸上競技部(北海道ハイテクAC)に籍を置き中村宏之コーチの元で選手活動を続けている。2009年に卒業後は、そのまま同校の職員となる。2016年、最終目標としていたリオデジャネイロオリンピック終了後、福島の去就が注目される。

2017年、1月20日付で北海道ハイテクACを退団、北海道ハイテクノロジー専門学校も退職し、同時にプロ活動の開始を宣言 [5][6] 。所属をファーストトラック株式会社[7] に変更する(陸連登録は札幌陸協[8]) 。 2018年1月11日、セイコーホールディングス本社にて会見、1月1日付で同社に入社、所属社員選手として競技を継続することを発表。神奈川県内に拠点を置き、仲田健トレーナー[9] の指導の下、同社所属の山縣亮太とチームを組むこととなる[10] [11] [12] [13] [14]

2021年3月14日、セイコーの籍はそのままで、順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科に進学する事が報道された[15]

2022年1月29日、現役引退を表明した[16]

家族の中で母親は陸上経験があり、種目は短距離だったという[17]

2024年1月23日に日本陸上競技連盟は東京で行われる2025年世界陸上競技選手権大会のロゴの選定委員に選ばれた[18]

記録

2008年

2008年、好タイムをマークし始めて頭角を現す。

2009年

2009年、他の選手からマークされる中で記録を塗り替えている。

  • 5月3日静岡国際陸上競技大会女子200mで23秒14の日本新記録(当時)で優勝。
  • 6月7日、鳥取県立布勢総合運動公園で地元の大会と同時開催されたスプリント挑戦記録会の女子100mでは、第一レースで11秒28、第二レースで11秒24と1日で日本記録を2回連続で更新。同時に世界選手権の参加標準記録A(11秒30)を突破。
  • 6月26日広島広域公園陸上競技場で行われた日本選手権女子200mで、23秒00と自身の日本記録を0秒14短縮して初優勝。これは世界選手権の参加標準記録Aと同タイムである(同タイムなら突破として扱われる)。28日の100mでは準決勝後に右鼠蹊部の張りを訴え、決勝を棄権。
  • 8月16日ベルリンで行われた世界選手権女子100m1次予選で11秒52で1次予選突破。2次予選は11秒43と記録を伸ばしたが敗退する。世界選手権での2次予選進出は日本女子100m史上初、オリンピックを含めても1932年のロサンゼルスオリンピックに出場した渡辺すみ子以来77年ぶりのこと[20]
  • 11月11日アジア選手権女子100mにおいて、11秒27で優勝。

2010年

2010年は、シーズン開始と共に記録を伸ばしている。

  • 4月29日、広島広域公園陸上競技場での織田記念陸上女子100mで自らが持つ11秒24を0秒03更新する11秒21の日本新記録で優勝[21]
  • 5月3日、静岡スタジアムでの静岡国際陸上競技大会女子200mで、前年(2009年)6月の日本選手権における自身の日本記録を0秒11更新し、日本女子選手初の22秒台となる22秒89(向かい風0.2 m/s)をマークして優勝[22]
  • 5月8日、大阪市・長居陸上競技場で行われたIAAFグランプリ大阪大会では、女子100mで自己記録3番目と同タイムの11秒27で2位に入賞(優勝は11秒02でジャマイカベロニカ・キャンベル=ブラウン)。
  • 11月22日、広州アジア競技大会第11日目、陸上女子100mで11秒33を記録し、グゼル・フビエワを僅かの差で差し切り、金メダルを獲得[23]。この種目での日本選手の優勝は1966年バンコク大会の佐藤美保以来44年ぶりとなった。大会14日目の25日には200mも制し、日本女子選手初の100、200短距離2冠を達成。
  • 12月15日、日本陸上競技連盟のアスレティック・アワードで2010年のアスリート・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手)に選ばれる。

2011年

2011年は、アジア最速の実力を維持している。

  • 6月、日本選手権で100m、200mの2冠を達成。
  • 8月28日、テグ(韓国)で行われた世界選手権女子100mでは、予選を11秒35の4組2着で突破、同29日の準決勝は11秒59の3組8着で敗退した[24][25]。9月1日、同200mでは、予選を23秒25の1組5着で突破、同日の準決勝は23秒52の1組8着で敗退した[26][27]。100mでの準決勝進出は世界選手権では日本人女子初、オリンピックを併せると1932年ロサンゼルスオリンピックでの渡辺すみ子以来79年ぶり、200mでの準決勝進出は世界選手権・オリンピック通じて初となった[28][29]

2012年

2012年は、本格的トラックシーズンを前にして世界室内陸上競技選手権大会に出場。3月10日の女子60m予選で7秒29をマークし、伊藤佳奈恵北海道恵庭北高等学校)ら3選手が保持していた7秒40のタイムを0秒11更新し、自身初となる室内日本記録を樹立した[30]。同種目で日本女子初の準決勝に進出したが、インフルエンザのため準決勝は欠場した[31]。6月、第96回日本選手権において2年連続で100m、200mの2冠を達成し、両種目でロンドンオリンピック出場が決まった。8月、ロンドンオリンピック100mは11秒41で、200mは24秒14で予選敗退。1964年東京オリンピック以来48年ぶりに出場した日本チームの一員として400mリレーにも出場し、44秒25で予選敗退。

2013年

2013年第97回日本選手権で3年連続の短距離2冠を達成。アジア選手権100mで2位。世界選手権は200mのみ出場。10月の国民体育大会では北海道陸上協会の推薦を受けて400mに出場したが[32]、56秒26の予選3組5着に終わった。

2014年

2014年第98回日本選手権で4年連続の短距離2冠。仁川アジア競技大会でも連覇を狙ったが、100mは11秒49で韋永麗(中国)に100分の1秒差及ばず2位。200mでは3位だった。

2015年

2015年、アジア選手権(武漢)の100mでは追い風参考ながら11秒23の好記録で2009年大会以来3大会ぶりとなる金メダルを獲得[33]第99回日本選手権で5年連続の短距離2冠。7月のワールドチャレンジミーティング(マドリード)では日本国外での日本人選手最高記録となる11秒25をマーク[34]

8月の世界選手権(北京)では、100m予選第7組で日本国外での日本人選手記録をさらに更新する11秒23で3着に入り、2大会ぶりに準決勝へ進出。準決勝は第2組で11秒32の7着[35]

2016年

4月の織田記念は100m決勝で右ふくらはぎけいれんのため棄権、続く5月の静岡国際とセイコーゴールデングランプリも棄権した。しかし6月に開催された第100回日本選手権では25日の100m決勝で11秒45で7連覇を、翌26日の200m決勝では6年ぶりに自身の持つ日本記録を更新する22秒88で6年連続の短距離2冠を達成し、リオデジャネイロオリンピック日本代表入りが決定した。女子100mの3大会連続日本代表選出は史上初である。オリンピックでは100mと200mに出場予定であったが、アメリカ・ニュージャージー州での合宿中に左太もも裏を負傷したため100mを欠場し、200mに専念することになった[36]。結果は23秒21で予選敗退。

2017年

今シーズンも序盤から足のけいれんに苦しみ、4月の織田記念を棄権。5月のセイコーゴールデングランプリはウォーミングアップ中にけいれんを起こして6位。日本選手権は100mで2位、200mで5位となり、いずれも連覇が途切れた。南部忠平記念では100mで優勝し、11秒36のシーズンベストを記録したが、世界選手権参加標準記録には届かなかった。

エピソード

同じ女子短距離の北風沙織は大学を卒業後、職員として北海道ハイテクノロジー専門学校に就職。当時、福島はまだ生徒であったため、学校では職員と生徒、クラブではチームメイトという関係であった。その後、福島が卒業後に同校に就職したことにより職場でも同僚となった。

中学3年の全国大会で知り合い、互いに鎬を削る高橋萌木子とは「チイ」「モモコ」と呼び合う友人関係である[1]

2008年年末に放送された北海道文化放送スポーツワイド Fの炎〜SPORT HOKKAIDO〜」の特別企画として、当時コンサドーレ札幌所属だった藤田征也と100m対決を行い、手動計時で11秒44を記録して0.1秒差で勝利した(藤田は11秒54)[37][38]

2011年に公開されたボクシング映画「あしたのジョー」で、北海道地区のアスリートを代表して「あしたのジョー応援団北海道支部長」に任命された(5地区のうちボクサー以外から選ばれたのは札幌と名古屋〈楢﨑正剛〉の2地区)。試写会で山下智久(当時NEWS)ら出演者とともに登場した[39]

スピードスケートバンクーバーオリンピック日本代表の髙木美帆は同じ幕別町出身で高校でも後輩に当たる。地元で開かれたロンドンオリンピック壮行会では髙木が花束贈呈役となった[40]

主な成績

100m

大会 場所 結果 記録 風速 備考
2002 ジュニアオリンピック 横浜市 8位 13秒03 +0.3 準決勝2組
2003 全日本中学校選手権 札幌市 2位 12秒74 -3.5
2004 インターハイ 出雲市 3位 11秒97 +1.8 準決勝1組
2005 インターハイ 千葉市 4位 12秒75 -4.7 予選4組
2005 世界ユース選手権 マラケシュモロッコ 4位 11秒95 +0.2 準決勝1組
2005 国民体育大会 岡山市 4位 11秒94 +1.9
2006 日本ジュニア選手権 出雲市 1位 11秒73 -1.1 大会記録
2006 世界ジュニア選手権 北京中国 7位 12秒11 -1.8 準決勝3組
2006 インターハイ 大阪市 2位 11秒73 -0.3
2006 国民体育大会 神戸市 3位 11秒88 +0.7
2007 静岡国際陸上 袋井市 5位 11秒83 +0.3
2007 IAAFグランプリ大阪大会 大阪市 9位 11秒83 +0.7
2007 東日本実業団選手権 熊谷市 1位 11秒47 +6.0 追い風参考記録
2007 日本選手権 大阪市 8位 12秒87 0.0
2008 織田記念陸上 広島市 1位 11秒36 +1.7 日本タイ記録
2008 IAAFグランプリ大阪大会 大阪市 3位 11秒56 +1.2
2008 日本選手権 川崎市 1位 11秒48 +0.4
2008 南部記念陸上 函館市 1位 11秒49 +1.5
2008 オリンピック 北京中国 5位 11秒74 -1.4 1次予選
2008 スーパー陸上 川崎市 1位 11秒70 0.0
2009 織田記念陸上 広島市 1位 11秒23 +2.2 追い風参考記録
2009 IAAFグランプリ大阪大会 大阪市 2位 11秒56 -0.9
2009 布勢スプリント 鳥取市 1位 11秒24 +1.9 日本新記録 第1レース:11秒28(+0.8)
2009 日本選手権 広島市 DNS - +1.0 予選:11秒32(+1.5) 準決勝:11秒36(+1.0)
2009 世界選手権 ベルリンドイツ 7位 11秒43 +0.8 2次予選 国外日本人最高記録[41]
2009 スーパー陸上 川崎市 2位 11秒42 -0.8
2009 アジア選手権 広州中国 1位 11秒27 -1.0 国外日本人最高記録  準決記録11秒29(+0.8)
2010 織田記念陸上 広島市 1位 11秒21 +1.7 日本新記録
2010 IAAFグランプリ大阪大会 大阪市 2位 11秒27 -0.1
2010 日本選手権 丸亀市 1位 11秒30 +0.9
2010 布勢スプリント 鳥取市 1位 11秒47 0.0 第1レース:11秒24(+0.3)
2010 南部記念陸上 札幌市 1位 11秒28 -0.1
2010 Spitzen Leichathletik Luzern ルツェルンスイス 3位 11秒30 +1.4
2010 Memorial Humberset 2010 Swiss Meeting フリブールスイス 1位 11秒32 +1.3
2010 46th Palio Citta della Quercia ロヴェレートイタリア 1位 11秒65 -3.3 serieB(race B)
2010 IAAFコンチネンタルカップ スプリトクロアチア 6位 11秒42 +1.4
2010 スーパー陸上 川崎市 2位 11秒48 -0.3
2010 国民体育大会 千葉市 1位 11秒26 +0.5 大会新
2010 アジア大会 広州(中国) 1位 11秒33 +1.2
2011 日本選手権 熊谷市 1位 11秒39 -0.6
2011 布勢スプリント 鳥取市 1位 11秒16 +3.4 追い風参考記録 第1レース:11秒24(-0.3)
2011 世界選手権 大邱韓国 8位 11秒59 -1.5 準決勝3組 予選4組11秒35(+0.1)2着通過
2011 国民体育大会 山口市 1位 11秒24 +1.6 大会新
2012 織田記念陸上 広島市 1位 11秒34 +0.3 予選11秒36(+0.6)
2012 ゴールデングランプリ川崎 川崎市 3位 11秒39 +0.1
2012 日本選手権 大阪市 1位 11秒45 0.0 3年連続優勝
2012 オリンピック ロンドンイギリス 5位 11秒41 +2.2 予選5組
2012 国民体育大会 岐阜市 1位 11秒55 +0.6 3年連続優勝
2013 織田記念陸上 広島市 2位 11秒36 +2.3
2013 ゴールデングランプリ東京 東京都 4位 11秒56 -2.4
2013 日本選手権 調布市 1位 11秒41 0.0 4年連続優勝 予選:11秒38(+1.9)
2013 アジア選手権 プネーインド 2位 11秒53 -0.3
2013 国民体育大会 調布市 1位 11秒66 -0.5 4年連続優勝
2014 日本選手権 福島市 1位 11秒69 -0.3 5年連続優勝
2014 デカネーション アンジェフランス 4位 11秒62 +0.3
2014 アジア競技大会 仁川韓国 2位 11秒49 -0.5
2014 国民体育大会 諫早市 1位 11秒41 -0.1 5年連続優勝 予選:11秒30(+0.3)
2015 アジア選手権 武漢(中国) 1位 11秒23 +2.5 準決勝:11秒28(+1.4)
2015 日本選手権 新潟市 1位 11秒50 -0.3 6年連続優勝
2015 マドリード・ミーティング マドリードスペイン 5位 11秒25 +1.7 予選1組、国外日本人最高記録
2015 Spitzen Leichathletik Luzern ルツェルン(スイス) 6位 11秒34 0.0 A組
2015 ナイトオブアスレチックス ヒュースデンゾルダー(ベルギー 2位 11秒37 +1.6
2015 世界選手権 北京 7位 11秒32 +0.9 準決勝 予選7組3着11秒23(-0.5)国外日本人最高記録
2015 国民体育大会 和歌山市 1位 11秒39 +0.3 6年連続優勝 準決勝記録11秒38(+0.0)
2016 日本選手権 名古屋市 1位 11秒45 -0.2 7年連続優勝
2016 全日本実業団 大阪 1位 11秒57 +0.1 初出場、初優勝
2016 希望郷いわて国体 北上 1位 11秒66 +0.5 7年連続優勝
2017 日本選手権 大阪 2位 11秒58 +0.2
2017 南部記念陸上 札幌市 1位 11秒36 +1.3 7年ぶり3回目の優勝

200m

大会 場所 結果 記録 風速 備考
2003 全日本中学校選手権 札幌市 2位 25秒48 -0.9
2003 国民体育大会 袋井市 4位 25秒61 -1.4 準決勝1組
2004 インターハイ 出雲市 4位 25秒21 -0.3 準決勝3組
2005 世界ユース選手権 マラケシュモロッコ 7位 24秒87 +1.2 準決勝2組
2006 インターハイ 大阪市 3位 23秒81 +0.6
2007 東日本実業団選手権 熊谷市 2位 23秒74 +2.7 追い風参考記録
2007 スーパー陸上 横浜市 4位 24秒30 -3.8
2008 静岡国際陸上 袋井市 1位 23秒13 +2.7 追い風参考記録
2008 東日本実業団選手権 熊谷市 1位 23秒60 +0.8
2008 国民体育大会 大分市 2位 23秒62 +0.7
2009 静岡国際陸上 袋井市 1位 23秒14 +1.5 日本新記録
2009 日本選手権 広島市 1位 23秒00 +1.7 日本新記録
2009 世界選手権 ベルリンドイツ 4位 23秒40 +0.3 1次予選
2009 国民体育大会 新潟市 1位 23秒40 +0.4
2010 静岡国際陸上 袋井市 1位 22秒89 -0.2 日本新記録
2010 日本選手権 丸亀市 2位 23秒57 -1.4
2010 アジア大会 広州中国 1位 23秒62 +1.1
2011 静岡国際陸上 袋井市 1位 23秒13 -0.7
2011 大邱国際選手権[42] 大邱(韓国) 4位 23秒21 +0.4 大邱スタジアム
2011 日本選手権 熊谷市 1位 23秒44 -0.7
2011 アジア選手権 神戸市 1位 23秒49 -2.2
2011 世界選手権 大邱(韓国) 8位 23秒52 -0.7 準決勝1組 予選1組23秒25(-0.1)5着、全体23位通過
2012 静岡国際陸上 袋井市 2位 23秒12 0.0 1位A.Montsho(BOT)22秒89
2012 日本選手権 大阪市 1位 23秒35 +0.1
2012 オリンピック ロンドンイギリス 7位 24秒14 +0.7 予選3組
2013 静岡国際陸上 袋井市 2位 23秒32 +1.0
2013 日本選手権 調布市 1位 23秒25 +0.5 3年連続優勝
2013 アジア選手権 プネーインド 4位 23秒82 -0.6
2013 世界選手権 モスクワロシア 5位 23秒85 0.0 予選4組
2014 日本選手権 福島市 1位 23秒79 +1.0 4年連続優勝 予選:23秒66(+1.6)
2014 アジア競技大会 仁川(韓国 3位 23秒45 0.0 予選:23秒35(+1.2)
2015 織田記念陸上 広島市 1位 23秒54 +1.7
2015 ゴールデングランプリ川崎 川崎市 4位 23秒11 +1.0
2015 日本選手権 新潟市 1位 23秒23 +0.1 5年連続優勝
2016 Spitzen Leichtathletik 2016 ルツェルン 2位 23秒13 +1.4 タイムレースB決勝2位
2016 日本選手権 名古屋市 1位 22秒88 +1.8 日本新記録、6年連続優勝
2016 オリンピック リオデジャネイロブラジル 5位 23秒21 +0.5 予選7組
2017 日本選手権 大阪 5位 24秒01 -0.2 予選記録3組1着23秒69(-0.4)

その他個人種目

大会 場所 種目 結果 記録 備考
2012 世界室内選手権 イスタンブール 60m DNS - 準決勝3組、予選:7秒29(日本記録)
2013 国民体育大会 調布市 400m 5位 56秒26 予選3組

リレー

大会 場所 種目 結果 記録 チーム 備考
2002 ジュニアオリンピック 横浜市 4x100mR 4位 49秒39 北海道選抜 準決勝3組、3走
2004 インターハイ 出雲市 4x100mR 5位 49秒00 帯広南商業高校 予選5組、4走
2004 国民体育大会 熊谷市 4x100mR 1位 45秒43 北海道選抜 大会新、3走
2005 世界ユース選手権 マラケシュモロッコ メドレーR 6位 2分10秒66 日本選抜 2走
2005 インターハイ 千葉市 4x100mR 3位 48秒23 帯広南商業高校 予選6組、4走
2005 国民体育大会 岡山市 4x100mR 1位 45秒28 北海道選抜 大会新、3走
2006 世界ジュニア選手権 北京中国 4x100mR DQ - 日本選抜 予選、3走
2006 国民体育大会 秋田市 4x100mR 1位 46秒00 北海道選抜 3走
2007 IAAFグランプリ大阪大会 大阪市 4x100mR 6位 45秒55 ジュニア日本選抜 3走
2008 IAAFグランプリ大阪大会 大阪市 4x100mR 1位 44秒05 日本選抜 3走
2008 オリンピックプレミート 北京(中国) 4x100mR 1位 43秒67 日本選抜 日本新記録、予選、3走
2008 オリンピックプレミート 北京(中国) 4x100mR 2位 44秒11 日本選抜 決勝、3走
2009 IAAFグランプリ大阪大会 大阪市 4x100mR 1位 43秒58 日本選抜 日本新記録、2走
2009 世界選手権 ベルリンドイツ 4x100mR 4位 44秒24 日本選抜 予選、1走
2009 国民体育大会 新潟市 4x100mR 2位 45秒51 北海道選抜 4走
2009 アジア選手権 広州(中国) 4x100mR 1位 43秒93 日本選抜 3走
2010 国民体育大会 千葉市 4x100mR 3位 45秒85 北海道選抜 4走
2010 アジア大会 広州中国 4x100mR 3位 44秒41 日本選抜 4走
2011 ゴールデングランプリ川崎 川崎市 4x100mR 1位 43秒39 日本選抜A 日本新記録、3走
2011 アジア選手権 神戸市 4x100mR 1位 44秒05 日本選抜 2走
2011 世界選手権 大邱韓国 4x100mR 5位 43秒83 日本選抜 予選3組、3走
2011 国民体育大会 山口市 4x100mR 1位 45秒39 北海道選抜 4走
2011 日本選手権リレー大会 横浜市 4x100mR 1位 44秒64 北海道ハイテクAC 4走
2012 静岡国際陸上 袋井市 4x100mR 1位 43秒79 日本選抜 大会新、3走
2012 ゴールデングランプリ川崎 川崎市 4x100mR 1位 44秒29 日本選抜A 3走
2012 オリンピック ロンドンイギリス 4x100mR 8位 44秒25 日本選抜 予選1組、3走
2012 国民体育大会 岐阜市 4x100mR 7位 49秒73 北海道選抜 準決勝2組、4走
2012 日本選手権リレー大会 横浜市 4x100mR 2位 45秒46 北海道ハイテクAC 4走
2013 国民体育大会 調布市 4x100mR 3位 45秒24 北海道選抜 4走
2014 アジア大会 仁川韓国 4x100mR 3位 44秒05 日本選抜 4走
2014 国民体育大会 諫早市 4x100mR 3位 46秒32 北海道選抜 2走
2015 世界リレー ナッソーバハマ 4x100mR DQ - 日本選抜 3走
2015 ゴールデングランプリ川崎 川崎市 4x100mR 2位 43秒61 日本選抜 3走
2015 アジア選手権 武漢(中国) 4x100mR 2位 44秒14 日本選抜 3走
2016 ワールドチャレンジミーティング 北京中国 4x100mR 2位 43秒81 日本選抜 4走
2016 希望郷いわて国体 北上 4x100mR 3位 45秒64 北海道選抜 4走

自己ベスト記録

日本記録

リレーを含め、日本記録を11回更新している(その他、日本タイ記録が1回)。

種目 記録 風速 場所 日付 備考
60m 7秒29 - イスタンブールトルコ 2012年3月10日
100m 11秒36 +1.7 広島市広島県 2008年4月28日 日本タイ記録
11秒28 +0.8 鳥取市鳥取県 2009年6月7日
11秒24 +1.9 鳥取市(鳥取県) 2009年6月7日
11秒21 +1.7 広島市(広島県) 2010年4月29日
200m 23秒14 +1.5 袋井市静岡県 2009年5月3日
23秒00 +1.7 広島市(広島県) 2009年6月26日
22秒89 -0.2 袋井市(静岡県) 2010年5月3日
22秒88 +1.8 名古屋市愛知県 2016年6月26日
4x100mR 43秒67 - 北京市中国 2008年5月24日
43秒58 - 大阪市大阪府 2009年5月9日
43秒39 - 川崎市神奈川県 2011年5月8日

関連書籍

脚注

  1. ^ a b c "ライバルストーリー 年女二人 高みへ疾走" 2012年3月7日付朝日新聞朝刊(大阪本社13版)16面
  2. ^ JAAF 選手名鑑 福島千里
  3. ^ イトースポーツプロジェクト:インタビュー”. 伊藤超短波株式会社 (2012年11月29日). 2015年2月6日閲覧。
  4. ^ 福島 日本新で決めた!8月世界陸上切符 スポニチ 2009年6月27日
  5. ^ 道ハイテクAC・福島千里選手がプロに 東京五輪へ競技力向上
  6. ^ 福島千里がプロ転向「初の10秒台を目標に」
  7. ^ ファーストトラック株式会社
  8. ^ 札幌陸協
  9. ^ horipro/仲田 健
  10. ^ 福島千里選手がセイコーに入社(セイコーホールディングス株式会社)
  11. ^ 福島千里選手 セイコー入社 特別インタビュー
  12. ^ 福島千里「日本記録を更新したい」同僚に山県亮太「勉強になり刺激受ける」セイコーHD入り
  13. ^ 陸上短距離 福島千里 新所属先セイコーに入社
  14. ^ 陸上短距離の日本女王・福島千里がセイコーへ入社 記録更新で330万円相当の腕時計も
  15. ^ 福島千里が順大大学院進学 医科学学び競技に生かす
  16. ^ 陸上・福島千里が現役引退表明 幕別町出身の日本記録保持者”. 北海道新聞. 2022年1月29日閲覧。
  17. ^ 「スペシャル企画 C.ルメートレ×福島千里」『月刊陸上競技』第44巻第12号、講談社、2010年11月号、26-30頁。 
  18. ^ Yahoo!ニュース(2024年1月23日)
  19. ^ 国際陸上競技連盟の規定では、オリンピック参加標準記録Aをクリアした選手が誰もいない場合に限り、参加標準記録Bをクリアした選手を1人だけエントリーさせることができる。女子100mの参加標準記録Bは11秒42。
  20. ^ 福島快挙!77年ぶり1次突破/世界陸上 日刊スポーツ 2009年08月17日
  21. ^ 福島千里、今季初戦でいきなり日本新! スポーツニッポン 2010年4月29日閲覧
  22. ^ 福島千里 200でも日本新 スポーツニッポン 2010年5月3日閲覧
  23. ^ 福島、女子100メートル金! 日本勢44年ぶり… スポーツ報知 2010年11月22日閲覧
  24. ^ 100 Metres Women - Round 1 - IAAF
  25. ^ 100 Metres Women - Semi-Final - IAAF
  26. ^ 200 Metres Women - Round 1 - IAAF
  27. ^ 200 Metres Women - Semi-Final - IAAF
  28. ^ 福島が日本人初の100メートル準決勝進出に「うれしいです」 - MSN産経ニュース、2011年8月28日
  29. ^ 女子200で日本勢初 福島千里「ぎりぎりセーフ」準決勝進出 - スポニチ、2011年9月1日
  30. ^ 福島 初体験種目で20年ぶり日本記録更新! スポーツニッポン 2012年3月11日閲覧
  31. ^ 福島千里がインフルで棄権 世界室内陸上”. 日本経済新聞 (2012年3月11日). 2015年2月6日閲覧。
  32. ^ 福島 東京国体400Mも出る!復活の足掛かりに”. スポーツニッポン (2013年9月16日). 2015年2月6日閲覧。
  33. ^ 福島11秒23、日本記録肉薄!アジア選手権女子100メートル スポーツニッポン2015年6月5日
  34. ^ 福島千里、女子100で11秒25 陸上 2015年7月12日
  35. ^ 女子100、福島千里は準決勝敗退 世界陸上”. 朝日新聞 (2015年8月24日). 2015年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年8月26日閲覧。
  36. ^ 平野和彦 (2016年8月11日). “福島千里、100を欠場…200に専念へ”. YOMIURI ONLINE. 読売新聞社. 2016年8月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年8月14日閲覧。
  37. ^ 札幌藤田vs北京五輪代表福島が100m対決 日刊スポーツ 2008年12月11日
  38. ^ Fの炎・100m対決で思うこと たじの○○な話
  39. ^ 「凄い体」山Pにあのアスリートもメロメロ?
  40. ^ 十勝毎日新聞. (2012年6月19日). http://www.tokachi.co.jp/news/201206/20120619-0012869.php 
  41. ^ 従来の記録は、2006年に信岡沙希重がマークした11秒47。TBS「世界陸上ベルリン」
  42. ^ IAAFワールドチャレンジミーティングス

外部リンク