福原直英

日本のアナウンサー (1967-)

福原 直英(ふくはら なおひで、1967年7月24日[1] - )は男性のフリーアナウンサー。元フジテレビアナウンサーで、アナウンス室副部長を務めた。

ふくはら なおひで
福原 直英
第83回東京優駿パドック(2016年5月29日)
プロフィール
本名 福原 直英
出身地 日本の旗 日本 東京都
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1967-07-24) 1967年7月24日(57歳)
血液型 A型
最終学歴 早稲田大学政治経済学部卒業
職歴 フジテレビジョン2001年8月 - 2004年8月 ニューヨーク支局勤務
→アナウンス室主任
2009年6月28日 - 2022年3月31日副部長)→フリー(2022年4月1日 - )
活動期間 1992年4月 -
ジャンル スポーツ番組
配偶者 濱田典子
出演番組・活動
出演中武豊TV!
出演経歴BSフジ競馬中継
スーパー競馬
うまなりクン
FNNスーパーニュース
めざましテレビ
めざましどようび

来歴・人物

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東京都出身。東京都立九段高等学校早稲田大学政治経済学部[1]卒業後、1992年入社[1]。同期アナウンサーは小島奈津子西山喜久恵。妻は元フジテレビアナウンサーの濱田典子。1男2女の父でもある。

入社後は『FNNスーパーニュース』、『スーパー競馬』、『うまなりクン』、『めざましテレビ』などを経て、2001年10月よりニューヨーク支局に川端健嗣の後任として特派員として異動。特派員時代には『めざましテレビ』・「Look at NewYork」水曜日「OH!MYニューヨーク」、『めざにゅ〜』・「朝イチめざニューヨーク」のコーナーでニューヨークからの中継を担当し、2004年8月に帰国。

帰国後は『めざましテレビ』月曜 - 水曜ニュース担当(2007年まで競馬GIレース直前の水曜日は木曜日・金曜日担当の伊藤利尋がピンチヒッター)などを担当。

2005年4月3日より『スーパー競馬』の司会に再登板(通算3度目)。2006年12月10日には朝日杯フューチュリティステークスにて念願のGI初実況となった。その後2008年以降は司会に専念していたが、2013年のオークスで久々にGIレースの実況を担当している。

2008年4月から2011年3月まで、同僚の伊藤利尋に替わり『めざましどようび』の総合司会を杉崎美香と共に務めた。

2009年6月28日付でアナウンス室副部長に昇格したことを明らかにした。

2016年からは『みんなのKEIBA』ではそれまでのスタジオMCからレース実況を担当する。2018年[2]から2021年まで日本ダービーの実況を担当、4回実況したうち、3回福永祐一が勝利している[3](2022年から倉田大誠が担当)。

フジテレビで同年1月から50歳以上の早期退職者を募集、福原もそれに応募しており、これに伴い同年3月31日をもって退職。現在は競馬番組を通じて交流のあるJRA騎手の武豊の個人事務所「テイク」と業務提携し、幅広い分野で競馬全般の仕事に励んでいる[4][5]

エピソード

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  • 高校2年の冬、第3回全国高等学校クイズ選手権日本テレビ系列)で関東ブロック予選(参加人数41448人[6])を見事突破し、全国大会に進出。準々決勝の「史上初・120人早押しクイズ」で敗れる。
  • 大学在学中からテレビ業界と関わっており、テレビ神奈川で放送されていた『おしゃべりトマト』で木曜日のMC担当だった(同僚の青嶋達也も大学時代に番組に出演)。1995年の同番組最終回はフジテレビ入社後であったが、休暇を取って出演。
  • 同期の小島、西山同様、鹿内信隆鹿内春雄鹿内宏明のいわゆる「鹿内家支配」時代に入社した最後のアナウンサーでもある。
  • 大の競馬好きで知られ、志望理由も「競馬中継を担当したいから」。ニューヨーク転勤後も、インターネットで日本の競馬結果を毎回チェックしたり、休日にはアメリカ各地の競馬場を回ったりするほどで、2001年の「うまなりクン」での有馬記念前夜祭スペシャルのためにわざわざ帰国した事もある。
  • 2005年7月に行なわれたセレクトセールは「めざましテレビ」ニュース担当として東京と北海道を毎日往復し取材を行った。
  • 初めて買った馬券ミスターシービーが優勝した1983年日本ダービー。友達が競馬予想したのに興味を示した。
  • 「スーパー競馬」のホームページ内で思い出のサラブレッド、レースについては多すぎて決められないと書いていたが、思い出の馬券については1986年の第31回有馬記念のものとみられる、「ダイナガリバーギャロップダイナ 2-5 81倍」と書いている。
  • DREAM競馬」(京都・阪神開催 - 関西テレビ制作分)を1991年から2006年まで15年間司会をつとめた宮川一朗太とはニューヨーク転勤前からの友人である。この2人は、コラボレーション放送となった2005年の第66回菊花賞でも共演している。
  • 大学在学中は役者もこなしていた。1990年放映のTBSドラマ『予備校ブギ』の第5話冒頭で、主役の緒形直人が演じる上条茂樹の同窓生役として登場。居酒屋での同窓会という場面で、緒形直人の左隣でセリフもしっかりとある役で緒形と絡むのを観ることができる。オープニングタイトルでは本名でクレジットが紹介されている。
  • 吉川麻衣子が歌うDEBUT(ウイニングポスト3PS版のイメージソング)では曲中の実況中継を行っている[7]
  • アメリカ同時多発テロ事件発生直前の2001年8月23日にニューヨークに赴任したが、テロ発生時は、同年からイチローが移籍しMLBアメリカンリーグ西地区で地区優勝争いをしていたシアトル・マリナーズの取材のためシアトル滞在中で、政府により航空機の運行が全て停止される中、4日がかりでニューヨークに戻り取材を行った[8]

現在の出演番組

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過去の出演番組

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フジテレビ入社前

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フジテレビアナウンサー時代

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地上波での報道・情報番組

期間 番組名 役職 担当日
1994年10月3日 1995年9月29日 FNNニュース2:00 シフト勤務キャスター (交替制)
1998年3月30日 1999年3月31日 FNNスーパーニュース スポーツキャスター 平日
1999年4月1日
および
2004年10月4日
2001年3月28日
および
2008年3月26日
めざましテレビ 情報キャスター 月~水曜日
2001年10月1日 2004年8月27日 ニューヨークレポーター 平日
2003年10月1日 めざにゅ~
2003年10月4日 2004年8月28日 めざましどようび 土曜日
2004年10月4日 2005年3月30日 F2-X 司会 月~水曜日
2008年4月5日 2011年3月26日 めざましどようび メーンキャスター 土曜日
2008年7月5日 2010年9月25日 めざましどようびメガ
2011年4月2日 2016年3月26日 FNNスピーク キャスター
2011年10月5日 2012年3月28日 FNNレインボー発・あすの天気 隔週水曜日
2012年4月5日
および
2013年7月4日
2012年6月28日
および
2013年9月26日
木曜日
2012年10月1日 2012年12月24日 月曜日
2016年4月4日 2022年3月30日 めざましテレビ ナレーター 月・火・金曜日
2019年4月4日 2020年9月25日 直撃LIVE グッディ! ニュースコーナーキャスター 木・金曜日
Live News it! 情報キャスター
2020年9月28日 2021年3月23日 FNN Live News days キャスター 月・火曜日

バラエティ・特別番組・その他

フリー転身後

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競馬GI実況歴

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日本
海外

脚注

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  1. ^ a b c d 『テレビ・タレント人名事典(第6版)』 日外アソシエーツ、2004年6月、984頁。ISBN 978-4-8169-1852-0
  2. ^ 自身にとっては入社27年目にして初めての日本ダービー実況だった。これは前年まで実況を担当していた青嶋達也が、UEFAチャンピオンズリーグ 2017-18 決勝ウクライナキーウで開催)の実況を担当するため。
  3. ^ 内訳は2018年のワグネリアン、2020年のコントレイル、2021年のシャフリヤール
  4. ^ フジ早期退職に応募したアナウンサー男女7人実名 福原直英アナの名前も,東京スポーツ,2022年3月2日
  5. ^ フジテレビ・福原直英アナ独立~武豊事務所と業務提携へ,サンケイスポーツ,2022年3月3日
  6. ^ 『全国高等学校クイズ選手権③』日本テレビ、1985年3月、p.54
  7. ^ DEBUT デビュー 吉川麻衣子より
  8. ^ FCIモーニングEYE アメリカ合衆国時間2012年10月4日放送分 Fujisankei Communications International, Inc.
  9. ^ 前身の『みんなのケイバ』では、情報アナウンサー、レース実況を含めて出演がなかった。2014年4月 - 7月までの4カ月間のみ単独司会。毎年8月末には夏季休暇を取っていた。
  10. ^ 競馬BEAT【「オークス」3歳乙女の頂上決戦は史上空前の大混戦】ヤフーテレビ、2016年5月19日閲覧
  11. ^ 競馬BEAT【『日本ダービー(GI)』競馬の祭典!川島10万円馬券プレゼント】ヤフーテレビ、2018年5月24日閲覧
  12. ^ 競馬BEAT【ジャパンカップGIサブちゃんの夢再び!キタサンブラック&武豊】ヤフーテレビ、2016年11月25日閲覧
  13. ^ Mr.サンデーHERO’S 合体SPヤフーテレビ、2016年10月2日閲覧

関連項目

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外部リンク

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