福井交通(ふくいこうつう)は、福井県福井市に本社を置く京福グループバスタクシー事業者である。

福井交通株式会社
FUKUI KOTSU Co., Ltd.
福井交通本社が併設されている京福バス本社
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
910-0859
福井県福井市日之出五丁目3番30号[1]
北緯36度4分4.4秒 東経136度13分53.2秒 / 北緯36.067889度 東経136.231444度 / 36.067889; 136.231444座標: 北緯36度4分4.4秒 東経136度13分53.2秒 / 北緯36.067889度 東経136.231444度 / 36.067889; 136.231444
設立 1940年昭和15年)12月6日[2]
業種 陸運業
法人番号 2210001003631
事業内容 貸切バス事業・旅行業 ほか
代表者 代表取締役社長 矢崎孝明[1]
資本金 4000万円
(2019年3月期)[3]
純利益 1,904万2,000円
(2024年3月期)[4]
総資産 3億5,572万8,000円
(2024年3月期)[4]
従業員数 42人(2020年7月時点)[1]
主要株主 京福バス 100%
(2023年3月31日時点)[3]
外部リンク http://www.fukui-kotsu.jp/
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概要

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京福電気鉄道(京福)の連結子会社[3]、福井県内において貸切バス事業ならびにタクシー事業を行っている。

1940年昭和15年)12月6日に会社設立[1]1961年(昭和36年)8月に京福は福井交通を子会社化した[5]1991年平成3年)に、京福の子会社で貸切バス事業を運営していた大野交通自動車の事業を譲受し現在に至っている[6][7][8]

2017年(平成29年)10月1日に、同じ京福グループに属していた京福タクシーを合併[3][9]。また、2020年令和2年)6月1日に、福井市志比口にあった本社を京福バス本社所在地に移転、同時に福井交通本社に併設されていた京福バス貸切営業所も移転した[10][11]

一般路線等

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各路線の詳細は、公式サイトの乗合路線一覧を参照。

観光特急バス

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  • 朝倉・永平寺ダイレクトバス
福井駅東口(2番のりば発) - あさくら水の駅 - 一乗谷朝倉氏遺跡博物館前一乗谷駅口) - 復原町並 - 永平寺
全区間一般道経由。京福バス運行の永平寺ライナー(福井駅東口 - 中部縦貫自動車道経由 - 永平寺)の全区間利用、一般路線バス62系統(一乗谷東郷線)のうち福井駅(西口) - 福井駅東口 - あさくら水の駅 - 一乗谷朝倉氏遺跡博物館前 - 復原町並、同59系統(大野線:土曜・休日運行のあさくら水の駅経由便のみ)のうち福井駅(西口) - あさくら水の駅 - 一乗谷朝倉氏遺跡博物館前の同一停留所(福井駅東口は福井駅(西口)を含む)間と片道運賃は同額、かつ共通のフリー乗車券あり。

2021年時点[12]。いずれも福井市内の路線で、タクシータイプの車両が使用される。

定時運行
  • 京福バス廃止代替乗合タクシー路線 - 一部路線は京福バスとの乗継割引制度あり(乗継指定停留所は太字)。
  • 地域コミュニティバス - 連合自治会で組織する運行協議会が運営主体。
    • 東郷おつくねバス
      • せせらぎ号
      • まきやま号
デマンドタクシー

福井市と丹生郡越前町を運行。

  • ふくふく号 福井温泉病院 - 福井総合病院 - 布施田会館前 - 砂子坂 - 佐野 - 八丁 - 白方第1 - 柳原 - 和布 - 鷹巣公民館前
    • ダイヤ設定あり、休日・年末年始運休。
  • 鶉山バス 福井温泉病院 - 福井総合病院 - 浄土寺 - 佐野 - 砂子坂 - 砂子田会館前
    • ダイヤ設定あり、休日・年末年始運休。
  • ほやほや号 - ダイヤ設定あり、毎日運行可能。
    • 織田ルート 清水プラント3 - 大森 - 泰澄の杜 - 織田
    • 茱崎ルート 駅前大通り - 若杉第2 - 清水プラント3 - 大森 - 大味 - 水仙ランド - 本赤坂
      ※水仙ランド - 本赤坂間は祝日・年末年始の運行なし。
    • 清水循環線 清水プラント3 - 清水東小学校前 - 田尻 - 片山南 - 清水山上 - 清水プラント3
    • 西田中ルート 清水プラント3 - 真栗 - ヤマキシ朝日店 - 朝日郵便局前 - 西田中バスターミナル - 天王
  • 福井市デマンドタクシー ※利用者登録制

過去の路線

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車両数

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セレガ(ハイデッカー)

2020年時点での保有台数は以下のとおり[1]

  • 乗合バス:4台
  • 貸切バス:16台
  • タクシー:91台

また、2018年時点での貸切バスの内訳は17台となっていた日野:10台、三菱ふそう:7台)[14]

大型車
中型車
小型車

主な営業エリア

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脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e 京福概況 2020, p. 32.
  2. ^ 京福 1993, p. 166.
  3. ^ a b c d 2018年度 有価証券報告書”. 京福電気鉄道 (2019年6月21日). 2020年5月5日閲覧。
  4. ^ a b 福井交通株式会社 第103期決算公告[出典無効]
  5. ^ 京福 1993, p. 31.
  6. ^ 京福 1993, p. 135.
  7. ^ BJ 2015, p. 49.
  8. ^ バスマガジン 2018, p. 55.
  9. ^ 当社は京福タクシー(株)と合併しました。”. 福井交通 (2017年10月1日). 2019年8月29日閲覧。
  10. ^ 京福概況 2020, p. 10.
  11. ^ けいふくレポート 2020 SUMMER” (PDF). 京福電気鉄道 (2020年6月23日). 2021年2月9日閲覧。
  12. ^ 乗合タクシー線 - 福井交通乗合路線一覧
  13. ^ 新保・大和田巡回バス あおぞらくん”. えちぜん鉄道. 2016年12月18日閲覧。
  14. ^ バスマガジン 2018, p. 47.

参考文献

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  • バスマガジン Vol.91』講談社講談社ビーシー、2018年9月27日。ISBN 978-4-06-513416-0 
  • 『BJハンドブックシリーズ S88 京都バス京福バス』BJエディーターズ、2015年6月1日。ISBN 978-4-434-20265-0 
  • 『京福電気鉄道 50年の歩み』京福電気鉄道、1993年2月24日。 
  • 会社概況2020年版』(PDF)京福電気鉄道、2020年7月https://www.keifuku.co.jp/lib/pdf/company/pdf_profile_01.pdf2021年2月9日閲覧 

関連項目

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外部リンク

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