神戸市立名谷図書館
神戸市立名谷図書館(こうべしりつみょうだにとしょかん、Kobe Myōdani Municipal Library)は、神戸市が須磨区中落合に設置している公立図書館である。2021年(令和3年)3月24日開館[2]。
神戸市立名谷図書館 Kobe Myōdani Municipal Library | |
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神戸市立名谷図書館が入居する大丸須磨店 | |
施設情報 | |
専門分野 | 総合 |
事業主体 | 神戸市 |
管理運営 | シダックス大新東ヒューマンサービス(指定管理者)[1] |
延床面積 | 約1,298 m2 |
開館 | 2021年(令和3年)3月24日 |
所在地 |
〒654-0154 兵庫県神戸市須磨区中落合2-2-4 大丸須磨店4階 |
位置 | 北緯34度40分40.07秒 東経135度5分39.93秒 / 北緯34.6777972度 東経135.0944250度座標: 北緯34度40分40.07秒 東経135度5分39.93秒 / 北緯34.6777972度 東経135.0944250度 |
ISIL | 未定 |
統計情報 | |
蔵書数 | 約50,000冊(2021年時点) |
公式サイト | 神戸市:名谷図書館 |
備考 | 数値は神戸市報道発表による |
地図 | |
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館 |
神戸市立図書館としては中央館・地域拠点館を合わせて12番目[3]、須磨区への地域拠点館設置は1981年(昭和56年)開館の神戸市立須磨図書館に次いで2館目。
概要
編集神戸市では2019年(令和元年)12月に発表した人口減少対策「リノベーション・神戸」第2弾計画の一環として「図書館の充実」を掲げており、その一環として神戸市営地下鉄西神・山手線の名谷駅前に市内で12館目、須磨区内で2館目となる名谷図書館を新規に開館する方針を発表した[4]。神戸市において1つの行政区で複数の地域拠点館を設置するのは北区に続き2例目だが、北図書館配下の分館から同格の地域拠点館に昇格した北神図書館とは異なり、最初から既存の須磨図書館配下ではなく同格の地域拠点館として設置される。
立地は名谷駅前の商業施設・須磨パティオ(OMこうべ所有)で中核テナントの大丸須磨店が店舗のリニューアルを行うのと並行して整備され、4階の全フロアに図書館が入居する[3][5]。開館時点での蔵書数は一般書・児童書の合計で約5万冊を予定しており、書架や座席に六甲山の木材を多用した内装が特徴[5]。住民アンケートでは須磨図書館や市内の他の図書館と休館日をずらして欲しいと言う要望が多かったため、第1月曜日と火曜日に設定されている[5]。
神戸市立図書館の地域拠点館ごとにテーマを決めて児童書を配架している「おきしお文庫」の設置に関しては、開館の時点では発表されていない。
アクセス
編集- 654-0154 兵庫県神戸市須磨区中落合2-2-4 大丸須磨店4階
- 神戸市営地下鉄西神・山手線名谷駅下車すぐ
館名に「名谷」を冠しているが、所在地の須磨区中落合は本来の名谷地域(垂水区名谷町一帯)からはやや離れている。
周辺
編集出典
編集- ^ “神戸市立名谷図書館がいよいよ3月24日に開館します!〜 名谷図書館の概要、プレオープンイベント等のお知らせ〜”. 神戸市 (2021年2月16日). 2021年3月25日閲覧。
- ^ “全国初、百貨店内に図書館 座席予約システムや丸太のベンチも 神戸”. 神戸新聞NEXT (神戸新聞社). (2021年3月24日) 2021年3月25日閲覧。
- ^ a b “神戸市須磨区の大丸須磨店4階に神戸市立名谷図書館が2021年3月24日に開館:「多世代共生の街に相応しい図書館」を目指して整備中”. カレントアウェアネス・ポータル. 国立国会図書館. 2020年12月14日閲覧。
- ^ “大丸須磨店内に市立図書館開設へ 須磨区内2カ所目 神戸”. 神戸新聞NEXT (神戸新聞社). (2019年12月18日) 2020年12月14日閲覧。
- ^ a b c 伊田雄馬. “住民要望受け、月曜は開館 名谷図書館の概要発表”. 兵庫おでかけプラス (神戸新聞社) 2020年12月14日閲覧。