砂田橋駅

愛知県名古屋市東区にある名古屋市交通局・名古屋ガイドウェイバスの駅

砂田橋駅(すなだばしえき)は、愛知県名古屋市東区にある、名古屋市営地下鉄および名古屋ガイドウェイバス停留場である。

砂田橋駅
すなだばし
Sunada-bashi
地図
所在地 名古屋市東区
所属事業者 名古屋市交通局駅詳細
名古屋ガイドウェイバス駅詳細
テンプレートを表示

概要

編集

名古屋市営地下鉄名城線ガイドウェイバス志段味線ゆとりーとライン)が乗り入れている。

砂田橋という駅名は、現在の砂田橋交差点付近にあった橋の名前に由来する。橋のかかっていた大幸川は、名古屋市道大幸線の拡幅整備とともに、道路下の暗渠(現在の大幸線南側歩道地下)となったため、砂田橋という名の橋は現存しない。駅は、旧大幸川河道に北側で隣接する。その後、昭和50年代に、住居表示の実施により、旧東区大幸町の東半分を中心とした地域に、砂田橋という町名を新設したことから、現在でも町名としては残っている。

駅近隣には、学校などの教育施設が数多く存在するため、当駅付近の学校に通学する生徒が、当駅を利用することが多く17時ごろはホームが学生で埋め尽くされている。

名城線本山・八事方面とゆとりーとライン小幡緑地方面を行き来する場合、当駅で乗り換えとなる。また、大曽根・栄方面とゆとりーとライン小幡緑地方面を行き来する場合でも区間によっては当駅での乗り換えが最も安くなる。

名古屋市営地下鉄

編集
名古屋市営地下鉄 砂田橋駅
 
3番出入口(2021年10月)
すなだばし
Sunada-bashi
(0.9 km) 茶屋ヶ坂 M15
所在地 名古屋市東区大幸四丁目16
北緯35度11分20秒 東経136度57分14.6秒 / 北緯35.18889度 東経136.954056度 / 35.18889; 136.954056 (名古屋市営地下鉄 砂田橋駅)座標: 北緯35度11分20秒 東経136度57分14.6秒 / 北緯35.18889度 東経136.954056度 / 35.18889; 136.954056 (名古屋市営地下鉄 砂田橋駅)
駅番号 M14
所属事業者 名古屋市交通局
名古屋市営地下鉄
所属路線 名城線
キロ程 1.7 km(大曽根起点)
駅構造 地下駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
7,636人/日(降車客含まず)
-2019年-
乗降人員
-統計年度-
14,924[1]人/日
-2019年-
開業年月日 2000年平成12年)1月19日
テンプレートを表示

配線図

茶屋ヶ坂駅

2 1


   
   
   
   
   

ナゴヤドーム前矢田駅

歴史

編集

名城線大曽根からの東方への延伸区間は、当初、大曽根駅から新瑞橋駅までの区間の一部として、名古屋大学駅まで一気に開通させる予定であった。しかし、ナゴヤドーム1997年平成9年)に開業することが決まると、それに合わせて大曽根駅 - 砂田橋駅間を先行開通させることになった。

開業当時は、1番線で折り返し運転を行い、2番線は折り返し回送電車となる終着列車の降車専用ホームとしてのみ使われていた[2]。また、当時、現在の2番出口はなく、ゆとりーとライン開業後しばらくは、地下鉄からゆとりーとラインへの乗り換えは、1番出口から地上を経由する必要があった。その後、2番出口の完成により、地下鉄駅コンコースからゆとりーとライン小幡緑地行きホームに直結するエレベーターも整備され、利便性が増した。

年表

編集

駅構造

編集

相対式2面2線のホームを持つ地下駅。駅番号はM14。アクセントカラーはライムグリーン

当駅は、名城線南部駅務区名古屋大学管区駅より名城線運転区に移管された。 [4]

2003年(平成15年)の名古屋大学延伸、2004年(平成16年)の名城線環状化後もナゴヤドーム前矢田側に両渡り線がそのまま残っている。

のりば

編集
ホーム 路線 方向 行先
1   名城線 左回り 大曽根方面
2 右回り 本山八事方面

1・3番出口はそれぞれ愛知教育大学附属名古屋中学校名古屋中学校・高等学校の敷地を一部削る形で設置されている。

 

名古屋ガイドウェイバス

編集
名古屋ガイドウェイバス 砂田橋駅
 
駅舎(2005年6月)
すなだばし
Sunada-bashi
(1.1 km) 守山 Y04
所在地 名古屋市東区大幸南一丁目1
駅番号 Y03
所属事業者 名古屋ガイドウェイバス
所属路線 ガイドウェイバス志段味線ゆとりーとライン
キロ程 1.6 km(大曽根起点)
駅構造 高架駅(停留場)
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
1,710人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 2001年平成13年)3月23日[5]
備考 駅員無配置駅
テンプレートを表示

歴史

編集

停留場構造

編集

相対式2面2線ホームを持つ高架駅。駅員は配置されていない。駅番号はY03

北出口、南出口ともホームから地上までのエレベーターが設置され、バリアフリー化が図られている(北出口のエレベーターは地下鉄駅コンコースにもつながっており、地下1階から地上3階の1番ホームまで一度に上昇できる 開業後に設置)。また、上り2番ホームに設置されているエスカレーターは大曽根駅を除く中間駅においては唯一下り専用となっている。

駅舎2階にトイレが設置されている。

のりば

編集
のりば 路線 方向 行先
1 志段味線 下り 小幡緑地・中志段味・高蔵寺方面
2 上り 大曽根方面

利用状況

編集
年度別乗車人員(名古屋市統計年鑑より)
年度 地下鉄乗車人員(人/日) 名古屋ガイドウェイバス乗車人員(人/日)
2000年(平成12年) 4,514
2001年(平成13年) 4,873 307
2002年(平成14年) 5,531 350
2003年(平成15年) 6,192 596
2004年(平成16年) 5,172 915
2005年(平成17年) 6,056 1,220
2006年(平成18年) 6,418 1,255
2007年(平成19年) 6,547 1,231
2008年(平成20年) 6,641 1,310
2009年(平成21年) 6,617 1,240
2010年(平成22年) 7,183 1,385
2011年(平成23年) 6,737 1,376
2012年(平成24年) 7,056 1,416
2013年(平成25年) 7,247 1,479
2014年(平成26年) 7,321 1,554
2015年(平成27年) 7,454 1,612
2016年(平成28年) 7,511 1,647
2017年(平成29年) 7,657 1,732
2018年(平成30年) 7,704 1,719
2019年(令和元年) 7,636 1,710

※ 乗車人員(人 / 日)は、年度別乗車人員を、その年度の暦日で除したもの(小数点以下四捨五入)。

駅周辺

編集

バス路線

編集
名古屋市営バス砂田橋」バス停

※ 地下鉄名古屋大学開通前は、多数の系統が数多く運転されていたため、駅北方に広い面積のバスの転回場があった。現在は少なくなったためにその面積が半減したものの転回場そのものは残っている。

隣の駅

編集
名古屋市営地下鉄
  名城線
ナゴヤドーム前矢田駅 (M13) - 砂田橋駅 (M14) - 茶屋ヶ坂駅 (M15)
名古屋ガイドウェイバス
ガイドウェイバス志段味線
ナゴヤドーム前矢田駅 (Y02) - 砂田橋駅 (Y03) - 守山駅 (Y04)

脚注

編集


  1. ^ 交通広告メディアガイド2021年版” (PDF). 名古屋市交通局 (2021年3月). 2021年6月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月5日閲覧。
  2. ^ このような形態は、Osaka Metro千日前線野田阪神駅とほぼ同様である。
  3. ^ 総合リハビリセンター駅2番線及び瑞穂運動場東駅2番線の可動式ホーム柵稼働のお知らせ”. 名古屋市交通局 (2021年1月25日). 2021年1月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月26日閲覧。
  4. ^ https://www.city.nagoya.jp/somu/cmsfiles/contents/0000095/95739/30hongou1262.pdf (名古屋市公報第1262号:p39)
  5. ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 30号 モノレール・新交通システム・鋼索鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年10月16日、26頁。 

関連項目

編集

外部リンク

編集