石徹白川
岐阜県および福井県を流れる九頭竜川水系の河川
石徹白川(いとしろがわ)は、岐阜県および福井県を流れる九頭竜川水系の河川で日本海へ流れる。1958年、もともと福井県だった石徹白村の大部分が岐阜県白鳥町(現・郡上市)に分水嶺を越えて越県合併したため、岐阜県では珍しい九頭竜川水系の川となった。
石徹白川 | |
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水系 | 一級水系 九頭竜川 |
種別 | 一級河川 |
延長 | -- km |
平均流量 | -- m3/s |
流域面積 | -- km2 |
水源 | 銚子ヶ峰(岐阜県) |
水源の標高 | 1,810 m |
河口・合流先 | 九頭竜川(福井県) |
流域 | 岐阜県・福井県 |
概要
編集岐阜県郡上市白鳥町石徹白の高山市との境界に位置する両白山地銚子ヶ峰(1,810m)に源を発し南流。県境付近で南西に転じ、福井県大野市朝日付近で九頭竜川に合流する。左岸にある白山中居神社から上部の流域は白山国立公園に指定されている[1]。ニッコウイワナやアマゴなどが生息する。昭和初期にヤマメの生息域に長良川のアマゴが放流され、その後定着して釣り客が訪れる[2]。
河川施設
編集支流
編集左岸
編集- 智奈洞谷
- 下谷
- 前川(峠川、水後川、扇川)
- 宮川(朝日添川、保川)
- 初河谷(八反滝[3])
- 倉谷
- 母御石谷
- 笠羽谷(本流の源流部)
右岸
編集- 長倉谷、前坂谷
- 三面谷
- 俵谷
- 小白山谷
- 推高谷
- 願教寺谷
漁業権
編集- 石徹白漁業協同組合(岐阜県側)
- 前川と峠川の流域では、2000年8月からキャッチ・アンド・リリース区間が設定された[4]。
- 奥越漁業協同組合(福井県側)
流域の観光地・レジャー施設
編集脚注
編集- ^ “白山国立公園の概要・区域図”. 環境省. 2011年4月19日閲覧。
- ^ “石徹白・本支流のご案内”. 石徹白漁業協同組合. 2011年4月19日閲覧。
- ^ a b “八反滝”. 郡上市観光連盟. 2011年4月19日閲覧。
- ^ “石徹白キャッチアンドリリース区間ガイド”. 石徹白漁業協同組合. 2011年4月19日閲覧。
- ^ a b “奥美濃・郡上 きっと誰かに伝えたくなる風景80選”. 郡上市地域活性化協議会. 2011年4月19日閲覧。