石巻港

日本の宮城県石巻市にある日本の重要港湾

石巻港(いしのまきこう)は、宮城県石巻市にある港湾仙台湾石巻湾)に面する。

  • 港湾法上の港湾区域としては旧石巻港は2012年(平成24年)10月に仙台塩釜港に統合されており「仙台塩釜港石巻港区」となっている[1]
  • 石巻漁港は旧北上川河口の東側にある特定第3種漁港である。

歴史

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かつての石巻港は、旧北上川河口に広がり(内港と呼ばれる)、江戸時代には伊達藩のみならず、北上川上流の南部藩の米の積み出し基地として栄えており、石巻港から江戸へ運ばれた米は本石米(ほんごくまい)と呼ばれ、本石米は江戸で消費された米の実に3分の1を占めた。1960年より石巻市の西部、釜地区にある石巻工業港(日和港:外港)の建設が開始され、1967年より共用が開始されている。1998年からは雲雀野地区の共用も開始された[2]

1984年(昭和59年)撮影の石巻港と石巻市中心部周辺の空中写真。画像左下部の大規模な掘込式港湾が石巻港(石巻工業港)である。旧北上川河口を挟んで東側にある港湾は石巻漁港である。1984年撮影の21枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

2011年には、震度6強の強い地震に襲われ、岸壁の損壊や土砂の流出のほか、岸壁や埠頭の多くが沈降した。また、港湾周辺の物流施設なども軒並み流失したため、一時港湾機能を喪失した。

施設

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仙台塩釜港石巻港区

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内港地区、釜地区、雲雀野地区、大曲地区からなる[3]

石巻漁港

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旧北上川河口の左右の海岸に魚市場が設けられていたが、1963年(昭和38年)の第3次漁港整備計画で河口東側に新たに整備された[4]

脚注

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  1. ^ 仙台塩釜港(石巻港区)”. 国土交通省 東北地方整備局 塩釜港湾・空港整備事務所. 2022年10月28日閲覧。
  2. ^ 石巻港の歴史
  3. ^ 仙台塩釜港港湾区域の変更(石巻港・松島港との一体化)”. 国土交通省 東北地方整備局 塩釜港湾・空港整備事務所. 2022年10月28日閲覧。
  4. ^ 石巻漁港の概要”. 石巻市. 2022年10月28日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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